【インタビュー】透色ドロップ 橘花みなみ
透色ドロップ 橘花みなみに改めていろいろ質問してみました!普段なかなか聞けないメンバーの思いや、グループへの気持ちが確認出来る内容になっています。
──オーディションに応募したきっかけは何ですか?
前に所属していたグループの時にお世話になった方に紹介していただいてオーディションを受けました。
──デビューしてから今まででいちばん嬉しかったことを教えてください。
2021年10月のTIF有観客のライブです。アイドルになる前にお客さんとしてTIFに行ったことがあって、その時は有観客での大きなフェスが楽しかったし、アイドルになったら絶対出たいと思っていたので嬉しかったです。
──デビューしてから今まででいちばん悔しかったことを教えてください。
デビューライブが有観客から無観客になったことです。
──ステージを見る側から立つ側になって感じたことはありますか?
自分がライブで推しに会いに行くほうだったんですけど、ライブはプロとして切り替えられるところがすごいことなんだなって思いました。
──アイドルになって何がいちばん変わりましたか?
人生が変わりました。土日祝日は友達はお休みだけど私は1日中ライブで、友達と連絡取れなくて疎遠になったりもしたけど、アイドルじゃないとステージに立つことはできなかったので素敵なことだと思っています。
──アイドル、橘花みなみとしてこれだけは譲れないもの教えてください。
アイドルとしてアイドルにかける思いは負けないんじゃないかと思います。
デビューライブのタイトルにもなった「アイドルをやらないと死ねない」はずっと思っていたことで、自分ひとりで思っていたことが繋がって今こうして他のメンバーにも会えたので、(アイドルに対して)すごくあきらめが悪いような気がします。
──自分はどんな性格だと思いますか?
最近気づいたことはすごく繊細かなって思います。人の目とか言葉とか、プラスよりマイナスの言葉気にしちゃったりして、配信でも何か思われたら嫌だなって考えちゃって楽しい配信ができてなかったりするところです。
──個人として、グループとして、今乗り越えたいことはありますか?
7人最後の3月5日の単独公演に向けて、モチベーションが足りないなと感じていて。前回12月の単独公演から3ヶ月で準備期間も少なくて心配なんですけど、12月よりもいいところを確実に見せて、いつもいてくれるファンの人にも、初めてのみに来てくれた人にも透色ドロップっていいなと思ってもらえて、次につながるように頑張らないといけないなと思います。
──透色ドロップの強みはどんなところだと思いますか?
シンプルに楽曲がどれもよくて、楽曲全体の一貫性が高いんですけど、それぞれの曲の歌詞にも振り付けにも意味があるところです。そして7人の個性がぶつからずに融合しているところが強みだなと思います。
──いちばん思い出がある曲とその理由を教えてください。
「≒(ニアリーイコール)」がいちばん好きな曲です。ファンの方には「孤独とタイヨウ 」と言っていたんですけど(笑)。自分のソロはなんでこの部分なんだろうと聞いてみたら「この部分みなみっぽくない?」ってスタッフさんが言ってくれたのが嬉しかったことと、5月30日にグループに戻った時に出た新曲だったこと、7人みんなで今の透色を表現しているような落ちサビの振り付けがすごく好きです。
──グループの中ではどんなポジションですか?
どんなポジションでもないかな…。自由自在(笑)。
──いつも応援してくれるファンはどんな存在ですか?
ファンの人は心が広すぎて。どんなつまらない配信をしても「それもみなみちゃんだよ」って言って肯定してくれる菩薩みたいな人です。
──3月5日の単独公演はどんな気持ちで望みたいですか?
7人が最後に立てる単独公演なので、成功させたいって気持ちもあるんですけど、今は寂しい気持ちが大きくて、正直、3月5日が来てほしくない気持ちが大きいです。だけど7人のステージをしっかり噛み締めて「7人の透色、よかったでしょ?」って見せたいなって思っています。
──透色ドロップがもっと上を目指すためには何が必要だと思いますか?
対バンなどのイベントで透色を見た時の視覚って大事だと思うんですけど、アピールできるパフォーマンス力がまだ足りてないのでもっと頑張りたいと思います。
──3月2日にリリースされた新曲の印象を教えてください。
「戻ることないこの瞬間」
「卒業ソングっぽいのくるだろうな」と思ってタイトルをみたら「これ絶対そうじゃん!」と思ったら本当にその通りでした。今日も明日も明後日も今しかないし、戻りたいと思ってもどんな魔法も持ってないから戻れない訳で、歌詞にもある通り、普段なんにもない日々に思いがちだけど、その一瞬が大事なんだよってことが込められた曲だと思います。振りの落ちサビ前に7人が自分の好きな曲を踊るところがあって、振り付けの先生はちーちゃんが卒業することは何も知らなくて作ってくださったんですけど、その部分がエモーショナルを感じられるのですごく好きです。
「りちりち」
「りちりち」は一回聴いた時に「桃郷事変」っぽいかなと思ったんですけど、「桃郷事変」よりもハイになってる感じの特徴です。歌い出しはファンの方に口ずさんでほしいし、振りもキャッチーに踊れるので頭をバカにして踊ってほしいなと思います。
──透色ドロップをまだ知らない人に魅力を伝えてください。
まずは衣装がかわいい。衣装は今6着あるんですけどどの衣装もかわいくて、そしてみんな顔がかわいいので、可愛い子が可愛い衣装を着て最強の戦闘服になっています。曲もあたりまえによくて、歌詞もファンの方にあてはまるものがどれかあるんじゃないかなと思っていて、振り付けもおとなしい曲はしなやかな感じの動き、激しい曲はみんな強い振りになるように意識したり、振りを揃えることも前回の単独公演で意識したので、パッとみたらわかりやすいと思います。ライブでは表情を作ってそれぞれ個性が出てるので、あなたの心にあてはまるメンバーがいると思っています。
──3月で卒業する成海千尋にメッセージを。
ちーちゃんに初めて会ったのは4月18日のステージデビューの日なんですけど、初対面で緊張しているにもかかわらず、うわーって抱きついてきたんですよ。最初5人にどう接したらいいかわからなくてうまくなじめなかったんですけど、その中でいちばん最初に仲良くなったのがちーちゃんです。一緒にメイドカフェ行ったり大阪行ったり熱海に旅行行ったり夜遅くまでカフェに行ったり、当時5人の中で唯一いろんな悩みを話せた人なのでいなくなっちゃうのは不安なんですけど、1年頑張ってくれたちーちゃんのためにも残り少ない時間いい思い出をいっぱい作れたらなと思っています
──あなたにとって透色ドロップとは。
ひとことで言うと、シンプルによくある言葉だけどライバルであり、仲間っていう感じです。