【インタビュー】透色ドロップ 見並里穂

透色ドロップ 見並里穂に改めていろいろ質問してみました!普段なかなか聞けないメンバーの思いや、グループへの気持ちが確認出来る内容になっています。


──オーディションに応募したきっかけは何ですか?

もともと坂道グループや48グループが好きでアイドルになりたい気持ちがあったんですけど、熊本から東京に行くことが難しくて。オーディションも最終まで行ったけど東京行けなかったりとかいろんなことがあって社会人になったんですけど、どうしても諦らめきれなくて何かのきっかけになったらいいなと思ってTikTokをしてました。その時に透色ドロップの初期メンバーオーディションがことを教えていただいて、正直、22歳の12月だったので難しいかなと思っていたんですけど、何もしないで諦めるよりは自分が納得いく形で諦めがつくかなと思って応募しました。

──デビューしてから今まででいちばん嬉しかったことを教えてください。 

最初のデビューがコロナ禍でオンラインでのデビューになってしまったんですが、7月のはじめに対バンライブでお客さんを目の前にしてライブができたことです。


──デビューしてから今まででいちばん悔しかったことを教えてください。

「孤独とタイヨウ」の振り入れがそれまでの中でいちばん難しくて、今なら少しはできるようになってきたんですけど、当時は自分の力不足をレッスン中に感じて、先生からも注意されたことが悔しかった。その悔しさがあったからその後のレッスンや振り入れでもっとこうしようとか、うまくできるようになろうって向上できるようになったのでよかったかなと思います。


──ステージを見る側から立つ側になって感じたことはありますか?

私が見てたアイドルさんはずっとキラキラしていて、そんな存在になれるのかなという不安はあります。自分自身はそんなにキラキラできてないんじゃないかなと思ってるんですけど。(見てる時より)自分が踊っている時の方が時間が早く経つので、それはどういうことかと考えたら「自分がアイドルしている時がすごく楽しい時間なんだな」って思っています。


──アイドルになって何がいちばん変わりましたか? 

アラームを設定する数が増えたこと。社会人の時は毎朝同じ時間だったのが、この仕事を初めて朝早かったり夕方からだったり、自分の携帯見るとアラームの数が多くててどの時間でも対応できます(笑)。


──アイドル、見並里穂としてこれだけは譲れないもの教えてください。

ファンの前にいるときは全力で笑顔でいようと。自分の気持ちが落ち込んでいる時でも、私がいろんなアイドルさんに元気づけられたように、ファンの方を元気付けたいというのがモットーなので大事にしています。


──自分はどんな性格だと思いますか? 

涙もろいなって思って(笑)。社会人の時も学生の時とか「自分涙もろいな」って思ったことなかったんですけど、お母さんに似たのか、最近公開されたMVを見て母が泣いて、私も泣きました。成海千尋と橘花みなみの生誕の時にも「もうこれからちーちゃんの生誕祭を見ることができないんだ」って考えたらすごい悲しくなっちゃって、ファンの気持ちになって泣いちゃいました。


──個人として、グループとして、今乗り越えたいことはありますか? 

これからメンバーが卒業して体制が変わるんですけど、私は前回の体制が変わる時も経験していてファンの方が離れていく様子を感じていたので、新しい体制になってもしっかりとファンの方をつけられるようにしたいし、前回を超えたいなと思っています。


──透色ドロップの強みはどんなところだと思いますか? 

アイドル好きな見並里穂としては楽曲がすごく強いなと思っています。これまで坂道グループ以外のアイドルをあまり見てこなかったんですが、オーディションのきっかけの「やさしさのバトン」のデモを聴いて、すごく心を動かされる楽曲だなと思って応募しました。新曲入れた16曲が全部いい曲で、ファンの方にも楽曲が強いって言ってもらえるのでそこがいちばん強みなんじゃないかなと思います。


──いちばん思い出がある曲とその理由を教えてください。 

やっぱり「やさしさのバトン」です。オーディションを受けるきっかけになった曲でもあるし、いちばん最初にファンの方に公開した曲の1曲なのと、その分練習したしフリも揃えるように言われていて(透色ドロップの原点なのかなと思っています。


──グループの中ではどんなポジションですか? 

最年長なんですけど、最年長っぽくないところが私の役割なのかなと、それが逆にいいのかなって。ふざけてこその私かなと思っています。


──いつも応援してくれるファンはどんな存在ですか? 

一言で言うと「支え」です。辛い時とか沢山あるんですけど、毎日配信でみなさんが元気づける言葉をくださるので「見てくれている人はいるんだな、やってることは間違いじゃないんだな」って思っています。心の支えだし、だからこそファンの方に沢山の笑顔を届けたいし、嫌なことがあった時に「里穂みたら元気になったよ」って言ってもらいたいので。その分を返せるように頑張っていきたいです。


──3月5日の単独公演はどんな気持ちで望みたいですか?

前回の12月は初のホールで期待値があがってたので、3月5日はみなさんの期待値に応えられるかっていうのが不安なんですけど、だからこそ見てくれた人に「透き通る衝動越えたよ」って言ってもらえるような、感動と笑顔を届けられる単独にできたらいいなと思っています。


──3月2日にリリースされた新曲の印象を教えてください。

「戻ることないこの瞬間」

最初聴いたとき「ずるいな」と思いました。ちーちゃんが卒業するっていうタイミングでのこの曲は、私たちもそうだしファンの方を泣かせにきてるなって思いました。その日だけはもしかしたら泣いちゃうかもしれないんですけど、イントロからめちゃくちゃ好きで、メンバーはこの春で学生がいなくなってしまうんですけど、学生の時のもがいていた気持ちを忘れちゃいけないよ、って言われているような曲だなと思いました。


「りちりち」

すごい好きで、今までにないジャンルの曲だなと思っています。今日も朝から聴いてきたんですけど、正直朝眠くてどうしようって思ってたんですけど聴くだけでめちゃくちゃテンションがあがって今日ここまで頑張れているので、聴いてもらった人を元気にテンションをあげさせる曲です。早くライブでみなさんと一緒に「りちりち」になりたいなと思います。


──透色ドロップがもっと上を目指すためには何が必要だと思いますか? 

メンバーが思っている目標が「違っているのかな?」と思う時もあるし、「ここは一緒だな」って思う時もあるので、忙しくても上を目指すためにはメンバーが同じ気持ちにならないといけないと思うのであわせていきたいです。それと同時に、ファンの方にもこの事を伝えて、ファンの方と一緒にひとつになれたらもっともっと上を目指せるんじゃないかなって思います。


──透色ドロップをまだ知らない人に魅力を伝えてください。

私は今までアイドルは坂道グループぐらいしか見てなくて。でも、楽曲を聴いてから私はこのグループに入りたいと思ったので、まずは曲を聴いてみてください。それからパフォーマンスの映像や動画を見てもらって。メンバー全員可愛いところも見て欲しいなとおもいます。


──3月で卒業する成海千尋にメッセージを。 

ちーちゃんが加入してから約1年、当初6人体制の時にはどこかで私も引っ張っていかなきゃと思っていたんですけど、ちーちゃんは意見をすごい出してくれたり、MCしてくれたり、ひとりで背負っていたものをすごく軽くしてくれる存在だったんですよ。めちゃくちゃ面白いしその存在がいなくなるのは寂しいし悲しいんですけど、ちーちゃんにはこれから幸せな人生を見つけていって欲しいなと思います。


──あなたにとって透色ドロップとは。

私にとって透色ドロップとは、夢を叶えさせてくれる場所でもあり、今楽しく生きていられる意味だと思います。

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