運命の人の見つけ方 〜美女と野獣④〜
こんばんは、透です。
先日、「いい人になかなか出会えない」と言っている友達がいました。そんな場合もありますが、本当にそうなのでしょうか。実は出会っていても気づいていないだけなのではないでしょうか。
ベルにとっての野獣
さて、前回書いた「運命の人の見つけ方…よりも先に」の続きになりますが、自分のことを知ってもらうと同時に、相手のことを知る必要がありますね。
これまでの記事はこちら👉
ベルは自分というものを持っている素敵な女性ですが、町のみんなから「変わっている」と言われ、自分の中身を見てくれていないガストンから想いを寄せられていました。そんなベルにとって、野獣はどんな存在なのでしょうか。
最初は「野獣の姿をした粗暴なイメージ」が全てだったのでしょう。しかしオオカミに襲われているところを助けられ、看病し、自分と同じように母親を亡くしていることを知ったことから、野獣の本質を見るようになりました。
ここから、ベルと野獣が目を合わせることが多くなります。自分を喜ばせようと一生懸命な姿、本当は優しい野獣の瞳をみて、その想いが自分一人に向かっているのだと実感していきます。
そう!ベルにとっての野獣とは
本当の自分を見て、好意を寄せる存在
なのです。
ダンスシーンでお互い見つめ合っている時の表情は、何とも言えません!ダンスシーンについては、また後日書こうと思います。
野獣にとってのベル
野獣はこんな自分を愛してくれる人などいないと、毎日枯れていく薔薇の花をみながら自信も失っていました。その為、つい乱暴な言葉を使ったり吠えたりしてしまいます。
そんな野獣に手を差し伸べたのがベルです。「アラジン」とは逆ですが、ヒロインが手を差し伸べたのです。そんなベルにどんどん惹かれていく野獣の姿は本当に心にグッときますよね。
母親を亡くし、さらには野獣の姿になって「愛情」というものを感じなくなっていた心に、「こんな野獣の姿でも、彼女なら自分のことを愛してくれるのではないか」、そういう想いが芽生えるのです。
そう!野獣にとってのベルとは
本当の自分を見て、愛してくれるかもしれない存在
なのです。
運命の人
ダンスシーンの後、父親の現状をしったことで嘆き悲しむベルに、野獣はモーリスの元に向かうように伝えます。薔薇の花びらはラスト1枚、ここでベルが家から戻ってこなければ呪いは解けないとわかっていても、野獣はベルの幸せを願います。
そうです、野獣はベルのことを愛していたのです。
話は進み、野獣はガストンとの戦いで命を落としてしまいます。そんな野獣に「愛している」とささやき口づけをします。このシーンには毎回涙します。
そうです、ベルは野獣を愛していたのです。
呪いが解けて人間の姿になった野獣があらわれたことに驚きを隠せないベル。しかし、その青い瞳に野獣と同じ優しさを感じたことで、ベルは同一人物だと確信するのです。
表面上の姿ではなく、野獣の心を愛していたからこそ、気づけたのだと思います。
人間の姿もカッコイイですね!
さて、全然書ききれませんので、今回はここまでにしようと思います。
今回書いたように、「運命の人」とは「見つける」のではなく、自分を知り、相手を知り、色んな経験を共にすることで「運命の人になる」のだと思います。
美女と野獣⑤では、すこし違った観点で「相手がどんな人かを知る大事な要素」について書きたいと思います。
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