AI作家はクリエイターの夢を見るか?
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最近のAIの筆頭の話題から、自分の意見を語りたい。
それは、AI絵師やAI小説家、AI作曲家が市民権を得るか、と言う話だ。
結論は、生産性の違いから隔離される、である。
同人界隈のFANZA、DLサイトが渋々対応した「AI作品は1サークル1つまで」「AIタグを必ずつける」が物語っている。
AI絵は、novelAIやHorala、Waifu Diffusion等々で作ったり見たりしている身からすると、破格のコスパである。
無料のものは学習データなどを自前で作る必要があり、有料は当然1枚当たりのコストを支払ってAI絵サイトに作ってもらう。
それは音楽、声あて、絵、動画、ニュース記事、書籍化、どれも同じである。
普通の可愛い絵を作るのに、10時間はかかるが、AI絵で呪文が得意な魔術師なら10秒でできる。それゆえに、作品として販売する時の時間的効率が点と地の差がある。
手作業で絵を描いている作家、クリエイターからすれば黒船どころか宇宙船1万隻襲来だ。それらに仕事を奪われたり、買ってくれる消費者が奪われる。
では宇宙船に乗っているAI魔術師はどうか? 生き残れるのか?
恐らく規制が入るか、自主規制でAIと言う隔離されたフィールでレッドオーシャンの戦いをするか、裏の見えないところで「普通の作家に見せかけた個人売買」で私腹を肥やすかになると予測している。
個人的にはAI絵は個人で楽しんだり、自作絵の補助塗り等に使うべきであり、商用で大量生産すべきではない、と思っている。
今月、HolaraAIの解説+絵の呪文一覧の本を出す予定だ。それは、イラスト集ではなく、もっと一般の方にAIの魅力と効率化を伝えたいからである。
利益本位で、不労所得として稼ごうと躍起になっている方は、いづれ同じ部族同士で数の殴り合いになって滅びるだろう。
AI絵の呪文を作って書籍化したり登録する技術が、AIへの質問によって誰でも解決して参入できるようになる。小学生でも70歳の方でもだ。
生き残るためには、AI呪文技術でも大量生産の薄利多売でもない、「個性と情熱」である。
AI作家はこの2つを探して進んでいるのだろうか? と思った。