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帯電対策の次に大切な静電気対策2:バチっとして痛いだけじゃない
静電気でビタミンCもカルシウムも失われる?!
静電気の恐ろしさがだんだんわかってきた私は、怪しいおじさんHに静電気について詳しい説明を求めました。
H「静電気でバチっと火花を散らすとき、痛いけど、痛いだけじゃなくて、そのストレスのせいで、血中のビタミンCやカルシウムも流れてしまうんだよ。
女性のストッキングは10mも歩けば何千ボルトと静電気が溜まって、それってすごく負担で下半身を冷やすよね。
火花が散って目で見えるほどの静電気が起きるって、本当に危険で、ガソリンスタンドの火災の原因になったりするんだよ。
みんな、たかが静電気だと思っているけど、静電気を除去した人々が、70代の人工関節にしたことで社交ダンスを引退した方がもう一度踊れるようになったり、ずっと痛かった手指や背中の痛みが途端に取れたり、半身痺れていた人が痺れが取れたり(皆さん帯電デトックスをした上で)、本当にすごいんだよ」
私「Hmmmm…」
H「静電気をコロナ放電してくれる繊維の商品は世の中にたくさんあるけれど、静電気の怖さを知っていて作っているメーカーさんはほとんどないし、そういった強い打ち出し方もしていないから、全く広まらないんだよね。海外の方が需要があって、静電気防止の商品が多く日本から出荷されていたりするんだよ」
私「勧めてもらった、あの化繊のレッグウォーマーが痒くならない理由は、ウォーマーに入っている繊維が静電気を放電してるからで、今までは化繊で痒くなっていたと思ったけど、化繊による静電気で痒くなっていたってことですね」
H「そうそう!」
私「よくある手首につける静電気防止のゴムみたいなやつじゃダメなんですか?」
H「夏の屋外ならいいかもしれないけど、冬は重ね着もして空気も乾燥して掛け布団の枚数も増えて、静電気の発生量に対して放電がたりないよね」
私「なるほど、確かに心細い面積ですね」
放電繊維の商品は、放電とはうたっていないものが多く、様々なメーカーで作られていて、しかも安価なものが多くあります。
肌着、靴下、手袋、レッグウォーマー、ネックウォーマー、腹巻き…。
これらを身につけると、今までつけてきたどんな高級なシルクやオーガニックコットンの重ね付けよりも、暖かいのです。これにはびっくりしました。
私「放電繊維のものを身につけると、なんでこんなに暖かいんでしょう?」
H「静電気を放電してるからね!(ドヤ)」
私「えっと…放電するとなんで暖かくなるんですか?」
H「え、だから、放電してるからだよ!」
前回からここまでをまとめると、
・静電気は電場と同じような血流を滞らせて体を冷やしたり痛み、痺れ、乾き、イライラ、内臓機能の低下など諸症状を引き起こす
・放電繊維によって放電すると静電気から解放されて、血流がよくなる=暖かくなる
・化繊を身につけたから痒いのではなく、化繊と皮膚の摩擦で起きる静電気で痒くなる。放電できれば化繊も痒くない。
静電気に怯えている人はもちろん、今までさほど静電気を嫌だなと思っていなかった方も、
血流を滞らせて、冷え、痛み、痒み、痺れ、乾き、イライラ、内臓機能の低下、精神疾患、皮膚疾患も呼び込むのなら、静電気なんて絶対に避けたいですよね。
そもそも静電気とは
物が擦れて、摩擦で発生します。
人と人や物同士で、帯びている静電気の量が違いますから、その電位差があるものが近づいた時に、電位の移動が起きてバチッと音を立て、時には火花を散らします。
密閉空間で空気が乾燥しがちな新しい住宅や、オフィス、摩擦が起きる化繊の洋服、一番モノとモノが擦れ合う寝具の環境は最悪です。
リネンや綿、シルクは静電気が起きにくいと言われているのは事実ですが、
以下のリストで、項目が同じまたは隣り合わせの素材なら、静電気が発生する量は小さくなり、離れていくほど、異素材同士で擦れ合い、静電気の発生量が多くなります。
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静電気から逃れるには、極限まで身につけるものを、同一素材(綿なら綿のみ)にすると、自分から発生する静電気を感じることは少なくなるでしょう。
自分の身につけているものでの静電気抑制の条件は、下着も、肌着も、靴下も、靴も、上着も、お布団も、全て同一素材(例:全て綿100%で統一!)ということです。
100年前はこれに近しい状況でしたが、現代ではかなり難しいですよね。
私も、もちろん異素材で洋服を合わせます。
そこで役に立つのが、放電繊維〈ディスチャージファイバー〉です。次回、ディスチャージファイバーについて詳しく解説します♪