HC85とキハ85を乗り比べる為、高山に行った。
キハ85系っていう気動車(ディーゼルエンジンで走る列車のこと)があります。子供の頃に特急南紀で紀伊勝浦に家族旅行で行ったことがあるんですが、その時に乗った、と思う。
キハ85系もデビューから30年経ち古くなったので、今年の7月に新型としてHC85系という気動車がデビューしました。これはエンジンで発電した電気でモーターを回して走るいわゆるハイブリッドカーです。
新しい電車には乗りたいよね、ということで特急ひだに乗って高山に行きました。行きはHC85系、帰りはキハ85系というわけで乗り比べです。
・車内騒音・振動
エンジンが2基から1基に減っているし、防音に力を入れているだけあり、HCの方が静かです。振動もかなり減っています。
ただ、キハのエンジン音もあれはあれで良いものだと思いました。気動車の音が好きな人にはHCは物足りないかもしれないですね。
・内装
HCもキハも普通のシートに乗りましたが、キハの方が座面が柔らかく、若干座り心地が良いような・・・?気がしました。
ただ、HCはシート背面にフックがあるので土産の袋とかを引っ掛けられて便利だなと。キハはフックは窓際にあるのでちょっと引っ掛けるのが面倒です。あと、これは知らなかったんですが、HCだけではなくキハもフリーWi-Fiが使えます。
日曜日でもひだ1号(名古屋7:43分発)は空き席があるので、指定席なら当日予約でも座れると思います。土曜日はもう少し混んでいるかも。
面白いと思ったのは、駅に停車中はアイドリングストップすることと、車内表示機にハイブリッドカーでよくあるハイブリッドシステムの状況表示がされることです。まるでハイブリッドカーだな、と。いやその通りなんだけども。
車窓について、特急ひだはどちら側でも景色が良いです。美濃路が眺めたいなら右(A)、飛騨路が眺めたいなら左(D)でしょうか。
高山ですが、午後からの雨で靴が浸水してしまい、歩く気が失せてしまい、あまり見て回れませんでした。高山城跡とか飛騨鍾乳洞とか行きたいところは色々あったんですけどね。
高山駅から濃飛バスに乗ると新穂高ロープウェイとか白川郷とか奥飛騨温泉郷とかにも行けます。宿泊旅行ならこのあたりに行くのも良いでしょうね。
高山駅には高山祭の屋台が展示されています。
主に設備から作業者を守るエリアセンサーはここでは祭り屋台を守っていました。
駅から東に数分歩いて宮川を渡ると古い町並みがありまして、そこをぶらつくだけでも時間が潰せます。土産屋、みたらし・五平餅・飛騨牛握りなどの飲食店、酒屋、お香や民芸品の店もあります。
宮川にかかる橋、中橋。
中橋の近くには高山陣屋があります。陣屋ってのは代官などが勤めている役所みたいな所ですね。
中はかなり広いです。御白州や隣接した米蔵の中も見学できます。
大広間から見れる庭園が綺麗です。
南東に歩くと日枝神社があります。紅葉が綺麗で良い時期に来ました。ただ参拝した頃にはすでに靴下が雨でベタベタに・・・。
食べ物は高山ラーメン、みたらし(撮影忘れ)、五平餅を頂きました。
このあたりのみたらしは甘くないんですね。1本90円くらいでお手頃。
あちこちで五平餅の良い匂いがして、ついつい食べてしまいました。五平餅が一番美味しかった気がします。飛騨牛コロッケも食べたかったですが、自重しました。
適当にお茶してファミマで靴下を買って帰りました。
雨天の旅行は防水の靴を履かないとダメだということを学びました。
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