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【車なし】どこかにビューーン旅行記 《角館駅》

「どこかにビューーン!」はJRE POINTで、おススメの4つの駅の「どこかに」新幹線で向かう新しい旅です。

https://dokokani-eki-net.com/

『そうだ、東北行こう』

上京したからには東北や上越地方に旅行してみたい!という気持ちが強く、JR東日本が「どこかにビューーン!」というサービスを始めたと知り、一泊二日の旅行を計画しました。
ちなみにJREポイントを6000ポイント溜めるのはなかなか至難の業ですが、キャンペーンなどを利用すると効率よく集められます。こちらも後々別の記事でまとめられればと思います。

特にこの記事は「東北にあまり行ったことがない」「冬にレンタカーで雪道を走るのは不安」「一泊二日で温泉も楽しみたい」「どこかにビューーンで秋田方面に当たったけどどこに行こう?」と迷っている方におすすめです。


旅行の前提

  • 出発駅:東京

  • 訪れた時期:2023年11月頃

  • 旅程:日曜~月曜(一泊二日)

    • 行き:06:00~09:59

    • 帰り:20:00~23:59

行先候補駅の選定基準

  • 行ったことのない場所へ行けること

  • なるだけ遠くへ移動できること

    • 上越/北陸新幹線の候補駅は1つとなること
      (できれば訪れたことのない上越方面で、長岡・燕三条・新潟のいずれか)

    • 東北新幹線は仙台以北となること
      (秋田新幹線は盛岡を超えているので無条件で可)

    • 山形新幹線は山形以北となること

  • 雪景色と温泉・美味しいものを楽しみたい!

行先候補駅と行先決定!

上記の基準に沿って候補先を何度か選びなおした結果、かなり良い候補先が選出されたので、以下で決定しました。
一泊二日でも日→月の旅程にしたおかげで、繁忙のタイミングから離れたのが良い時間になった要因かもしれません!平日のお休みが取れる方はぜひ。

  • (上越新幹線)新潟駅

  • (秋田新幹線)角館駅 ※決定
    9:08 東京発  12:18角館着 / 17:54 角館発  21:04 東京着

  • (山形新幹線)かみのやま温泉駅

  • (東北新幹線)七戸十和田駅

候補先を決定した翌日、メールで行先を決定したお知らせが届きました。
スクショを撮り損ねましたが、結構演出もわくわくする感じだったので、ぜひ同行者の人と開けて見てください!

秋田新幹線 角館駅は駅や街自体がとても栄えているわけではなさそうで、今回は雪のため車なしの旅程にしたい……!という事情もあり、ひとつ前の「田沢湖」駅で途中下車して、秋田の名湯「乳頭温泉」で一泊し、翌日は盛岡を散策することにしました。

旅程

9:08 東京駅で駅弁を買って新幹線に乗車

せっかく長く新幹線に乗車できるからには、欠かせないのが駅弁!
ちょっと余裕を持って東京駅に到着し、おやつとお酒と駅弁を買い込みました。
ずっと気になっていたえんがわずし、これだけだと飽きるかな……?と思ったんですが、全然。美味しすぎて一瞬で平らげました。

これぞ THE 大人のわんぱくセット
あまいおやつ・しょっぱいおやつ・駅弁・レモンサワーを
朝から食べられるの至福……

12:12 田沢湖駅で途中下車・田沢湖湖畔を散策

到着地である角館からひとつ前の田沢湖駅で途中下車しました。
目的地は田沢湖からバスでアクセス可能な、乳頭温泉。とりあえず新幹線を降りて、バスで田沢湖に向かい、湖畔を散策しました。
(どこかにビューーンの場合、前途は向こうになってしまいますが、行先の通過駅で下車することが可能です)

田沢湖はなんと日本で最も深い湖!
途中からみぞれも降ってきましたが、なんとか撮れました。
それにしても11月というのにめちゃくちゃ寒い……
お土産物屋さんの裏手に、秋田犬が飼われています。
顔周りの毛がふさふさで、かわいらしい見た目に反して身体が大きい!
犬だけでなく天然記念物の比内鶏もいました。

13:32 田沢湖湖畔からバスで乳頭温泉へ

田沢湖湖畔からバスで乳頭温泉に向かうと、途中から雪景色に。
雪が積もった山から流れる川は冬の日差しでキラキラしていて、
冷たい空気も相まって、冬の東北の雰囲気を存分に味わえました。

15:00 休暇村乳頭温泉郷にチェックイン

本日のお宿、休暇村乳頭温泉号にチェックインしました。乳頭温泉には7つの宿と湯がありますが、冬季休業の場所もあるので注意が必要です。
泊まっていない宿でも湯めぐり帖(\2,500)の購入や、日帰り入浴の料金で温泉を楽しむことが可能です。

チェックインしてみると、この日は雪による倒木の影響で、辺り一帯が停電しており、温泉が使えないとのこと。電話も一時的に使えず、辺りの温泉の状況も分からないとのことで、歩いていくつかの温泉を回りましたが、どこも同じ状態でした。

温泉は後回しにして、大人しく部屋でのんびりしつつ、次の日の予定を立てたり、夕食をいただくことにしました。(16時半頃には電気も復旧していたので宿で過ごす分には不便なところはありませんでした)

18:30 宿のご飯とお風呂を堪能

温泉とご飯がとにかく最ッ高~~~~~だったのですが、ご飯に夢中で写真が全くなかったので、公式サイトから引用の写真で勘弁してください。
とくにきりたんぽ鍋が美味しすぎて、3、4回おかわりしました。

秋田名物きりたんぽ鍋で最ッ高~~~にあったまりました。
(画像は公式サイトより)

温泉はとにかく露天風呂の景色が最高で、(写真は夏のものですが、実際は雪の景色)湯加減もちょうどよく、ずっと入っていられるな……と思いました。途中から雪が降ってきたのですが、笠(傘ではなく!)の貸し出しがあったので、被りながら入り続けました。日曜の宿泊だったからか、人が多すぎないのも良かったです。

ブナの森に囲まれる露天風呂
(画像は公式サイトより)

09:00 乳頭温泉の湯めぐり

前日停電の影響で入れなかった分、一件くらいは外湯に入りたい!ということで、大釜温泉を訪れました。木造校舎を移築したつくりで、とってもノスタルジックな雰囲気。
私が訪れた際は、ちょっとぬるめでしたが、他にお客さんもほとんどおらず、内湯も外湯もゆっくりできました。

大釜温泉(温泉郷HPより)

12:12 田沢湖→盛岡へ移動 じゃじゃ麺・カフェ

せっかく道中ならば、わんこそばを食べたい!ということで、昼からは盛岡に移動して、グルメと散策。
どこかにビューーンは途中下車だけでなく、途中からの乗車もできるので、帰りは盛岡から乗車することにしました。角館~盛岡間は放棄することになるので、田沢湖→盛岡への移動は別途切符を購入することになりますが、特急料金込みで2,300円・1時間程度なので、往復の交通費が浮いていると思えば全然アリ。

わんこそばは夜の開店と同時訪れることにして、お昼はじゃじゃ麺を盛岡駅でいただきました。

ジャージャー麺ではなく、じゃじゃ麺。盛岡の郷土料理で、
盛岡冷麺・わんこそばと並んで盛岡三大麺と呼ばれているんだとか。
食べ終わった後の器に、卵を割って肉みそを溶いてゆで汁をチータンと呼び、
スープのように食べるそう。一度で二度美味しい。
岩手銀行赤レンガ館。国の重要文化財にも指定されている。

17:00 わんこそば@東屋本店

盛岡と言えばわんこそば!ということで東屋本店さんに伺いました。わんこそばは事前予約が必須ではなく、予約は原則平日のみだそう。
私たちは帰りの電車の時間があったので、17時ちょうどの開店に間に合うよう、16:40くらいには店先に並びました。

私はシンプルな月見そばを、同行者はわんこそばにチャレンジして、
100杯を超えて「手形」をもらっていました。
たまたま隣の挑戦者の方も関東で近くにお住いの方でした(笑)

18:50 盛岡発(21:04東京着)

お土産などを購入し、盛岡駅から帰りの電車に乗りました。
(あまり遅すぎる帰着の新幹線でなかったので一安心です)

どこかにビューーンを活用するコツ

  • 旅行の目的を明確にしておく
    どんな場所に行きたいのか、街歩きを楽しみたいのか、グルメや温泉などを楽しみたいのか、行ったことない場所で未知の旅を楽しむのか……目的を明確にしておくことで満足度の高い旅になるかと思います。
    行先候補駅の選び方や、旅程の立て方に軸ができます。

  • 途中下車・途中乗車を活用する
    駅によっては車がないと十分に観光を楽しめなかったり、季節や天候によって左右されてしまう観光地が多い駅もあります。行先候補駅の通過駅で栄えた駅・自分の行きたい場所が含まれるよう候補先を選ぶのがおススメです!

  • (自分にとって)ハズレの駅を候補先に入れない
    当たり前と言えば当たり前ですが、行先候補は4駅までしか選べないので、どこかすごく行きたい駅1つを候補に入れるより、まんべんなくどこが当たってもいいような4駅の候補を選ぶのがおススメです。「ここ以外ならどこが当たってもいいな……」という駅が当選したときにテンションがダダ下がりになってしまうので。

  • 出発駅・帰着駅の時間に注意
    特に東京の出発時間が早い・東京の到着時間が遅い枠を選ぶ場合に、「自分の最寄駅から、始発でも東京の出発時間に間に合わない」「終電で最寄り駅まで帰れない(乗り換え時間に余裕がない)」などの事態が発生し得ます。出発駅から離れた場所に住んでいる人はお気をつけて……!

行先候補の選び方で参考になる記事など

最後に

どこかにビューーンはポイントを溜めれば往復新幹線代を(実質)無料で旅行が楽しめるし、自分では選ばないであろう場所との出会いも楽しめる良いサービスです。JR東日本に住んでいる方はぜひ!

JREポイントなんて持ってないよ!コツコツ溜めるまで待てない!という方は、ビューカードの新規作成やJREバンクの開設が手っ取り早く6,000ポイント溜められる場合が多いのでおすすめです。

ビューカード 新規のお客様向け キャンペーン一覧
https://www.jreast.co.jp/card/campaign/new.html/

口座開設キャンペーン - JRE BANK
https://www.rakuten-bank.co.jp/jrebank/campaign/account-opening/240509/

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