風呂屋のほっこり経済
ただの雑記どす。
昨日常連の爺ちゃんが「あとで金払うから今から出てくる中学生6人にジュース飲ましてあげて!」って言ってたからジュース飲ましてやってたら、そのお返しに中学生が「俺らもおじさんにビール奢ってあげようぜー」つって一人100円置いて帰るというハートウォーミングな出来事があったんですよ。
風呂入りながら人生とは的な話をしてたらしくてめっちゃ風呂屋っぽくて素敵やん?フンフンッて思ってたんですが、よく考えたらこれってすごいことやなと思ったんす。
金額的なことでいうなら2000円くらいしか動いてないんですが、どう考えても2000円っていう金額を遥かに超える幸せが生まれているなと。
中学生達はたまたま同じ銭湯に入ってた人にジュースを飲ませてもらえて、しかもそれをその場で自発的にお返しをするという素敵体験ができた。(いつもちゃんとしてる子たちなんやろうけど)
常連爺ちゃんは地元の子達と交流が出来てきっといつもより楽しいお風呂やったと思う。しかも風呂から上がってきたら中学生からのお返しが待っているサプライズ付き(笑)
そしてその光景を見ていた周りのお客さんと店の僕たちもめっちゃほっこりできてすごい幸せな気持ちになれた。
こんな幸せしか生まれない商売ができたら最高やし、商売とはこうあるべきなのかもしれないすよねー。
お風呂屋さんはそこに到達できる商売なはずなので僕は良い仕事をしていますよな〜〜〜!
店の経営とかお金のこととかに集中しちゃうとこういう大事なことが見えなくなっちゃうことがあるから迷走しそうになったらこの出来事を思い出しましょうねぇ。
ちなみに常連爺ちゃんはお金持ってきてなかったからツケてくれって昭和感満載で良かった(笑)
基本的にツケはやらないんやけど今回は特例でツケておきました(笑)
中学生6人組はまた来てくれるかなー。待ってるぞーい。
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