【ミニ四駆】MAシャーシシャフトストッパーサス作成講座【基本無料】
MAシャーシ用のシャフトストッパーサスペンション作成方法を説明します。
記事は全て無料で読むことが出来ますが、「役に立ったから払ってもいいよ」という方のみ購入してください。今後の活動の足しにします。
材料
・AO-1037 アルミシャフトストッパー
・AO-1034 スライドダンパースプリングセット
・AO-1002 メタル軸受けセット ×2
・AO-1018 ベアリングローラー用スペーサー
・FRPマルチ補強プレート(ショート)
・キャップスクリューセット ×2
・アルミスペーサーセット
・ビス(20mm・15mm) ×各2
・段付き真鍮スペーサー×4
シャーシの加工
1)下の写真のようにシャーシをシャフトストッパーが入るようにカットします。
シャフトストッパーが左右にブレないように少し内側を残すのがコツです。
2)ベアリングの受け部分をベアリングが稼働するようにカットします。
穴が左右に大きくなりすぎるとベアリングが前後にぶれるので、上下にのみ動くようにカットして下さい。
3)ギアまわりのシャフトの受け部分を少し削ります。
こうすることで若干下に下がった時にロスがなくなります。
4)ギアカバー部分のうち、稼働すると接触する部分を下の写真のようにカットします。
ついでにモーター上部もカットして冷却効果を高めましょう。
サスペンションの作成
1)FRP補強プレート(ショート)をカットします。
左がフロント用。右がリア用になります。
穴の位置で調整してありますので注意してください。
2)真鍮スペーサーを半分の長さにします。
この真鍮スペーサーはFRPとキャップスクリュービスの接触部分の抵抗を減らすために使用します。
切るのが難しい場合はこの工程は飛ばして構いませんが、これを組み込むだけでサスの動きが断然スムーズになります。
無理して怪我しないようにしてください。
3)カットしたFRPの幅が細くなっている方の穴を、3mmのピンバイスで拡げて、真鍮スペーサーを瞬間接着剤で固定します。
可能ならば2.8mmのピンバイスで穴を開け、ハンマーで叩き込んだほうが、より確実に固定できます。
4)キャップスクリュービス(30mm)を下の写真のようにネジ部分1.5mm程度残してカットします。
これを使用する理由はビスの締め込み位置を揃えるためです。
高さが揃っていないとシャフトストッパーの中でシャフトが斜めになり、抵抗ロスが発生します。
切り過ぎないように注意してください。
5)メタル軸受けとバネを組み合わせてサスペンションを作ります。
真鍮スペーサーの太くなっている部分を上にしてください。
組み合わせたらシャフトストッパーを取り付けます。
組み合わせたらキャップスクリュービスと真鍮パイプにグリスを塗り、馴染ませておきましょう。
キャップスクリュービス差し込んだ際、ネジ部分が長すぎて、シャフトストッパーの穴から先端が見えるようであれば削るなどして長さを調整してください。
4つ作れば完成です。
組み込み
1)アルミスペーサー、スプリングワッシャー、ビスを使いシャーシに組み込みます。
アルミスペーサーはフロントには12mm。リアには6.7mmで基本的には大丈夫だと思いますが、プレートなどを入れている場合高さが変わりますので、その分は試しながら探ってみてください。
↑ダメな例
スペーサーが足りないか、キャップスクリュービスの締め込みが足りない状態です。この時はキャップスクリュービスの締め込みが足りませんでした。
2)ベアリングとベアリングローラー用スペーサーか、アルミスペーサーの1.5mm等を入れてタイヤを付けます。
※AO-1018 ベアリングローラー用スペーサーのほうが抵抗が少なくなるのでオススメです。
タイヤを付けた状態で、タイヤを回してみて普通に回転すればOKです。
うまく回転しない時はFRPを左右に少し動かすなどして、シャフトストッパーの位置を調整してみましょう。
完成です!!
お疲れ様でした。
ここまで読んで下さりありがとうございました。
わかりにくい部分などありましたらコメントください。
可能な限り更新していきます。
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