信頼、信用について考えたこと。
これは夏休みに思ったことです。
ここ数年でvalueやタイムバンクというアプリや、クラウドファンデングが一般的なものになりました。
これらによって、人や事業などに共感や信用を集めて、それを換金することが、わかりやすく出来る様になった思います。
僕は今年の夏休みに1ヶ月半ほど伊勢市にいたのですが、伊勢市は伊勢神宮のおかげで昔からから観光客が絶えないからか、裕福な家が多いように感じられました。
僕と他の学生2人が宿泊させてもらっていた家も代々それなりに裕福なように思ったのですが、この家の人たちはやはり必然的にそうなるような考え方を持っているような気がしました。
ある日僕は、ある空き家のゴミ捨てを手伝っていて、ゴミが大量にあるために車で捨てに行く必要がありました。
そのため、宿泊先の家主で社長であるおじいさんが大きな車を友達から借りてきました。車を借りる話をしていて、こんな話になりました。
社長さん「aさんが自分と信頼関係のある友達。bさんはaさんと信頼関係にあるが自分が知らない人だったとしよう。
bさんに何か頼み事があるとき、bさんに直接頼むのではなく、aさん経由で紹介してもらい、お願いをするべきだ。なんでかわかる?」
ひろすけ「直接頼んだほうが早いのでは???」
社長さん「bさんはaさんから紹介された人なら信頼ができる。それに加えて、色々良くしてくれるだろう。」
ひろすけ「そりゃそうか。他人に頼まれるより友達が紹介してきた人ならハードル低いですもんね。」
社長「本当に大事なのはその後!自分とbさんが知り合ってからだ。」
ひろすけ「どういうことですか?」
社長さん「2回目以降の頼み事でもaさんを蚊帳の外にしないこと。これが大事。bさんと何かしたり、また頼み事をするときは、aさんにも知らせておく。
このほんの少しのことで、aさんとの信頼関係が変わってくる。」
こんな話を聞いて、僕はなるほど、と思いました。他にも人との信頼関係を大切にしてることがわかるエピソードはいくつかありますが、これが1番面白かったです。
また、別の日の、今度は社長のおじいさんの息子さんである、おじさんと話している時です。
僕の他にも学生が2人一緒に住んでいたのですが、その日はaくんのお誕生日でした。
僕らは、お昼ご飯に伊勢の美味しいお寿司屋さんに行くことになり僕とおじさんとaくん、bくんの4人で予約をしました。
しかし、予約時間にbくんが間に合わないことになりました。
僕ならば、予約をキャンセルして、夜みんなで祝いなおそう、という風に思ってしまうのですが、おじさんはそういう風には考えませんでした。
ひろすけ「bくん来れないみたいなので、お昼はキャンセルしときましょうか?」
おじさん「直前に予約をキャンセルすると信用が減る。伊勢のように小さな街では、そんなことはできない。3人で行こう。」
このときに、「あっ。この人も信用とか信頼を判断軸にしてるんだ。」と思いました。
ちなみに、信用は担保や根拠があって信じること。信頼はそれがなくても信じること。という違いがあるらしいです。
使い分けむずい。
僕は最初、キンコン西野の本を読んだり、TwitterやらYouTubeやらでどうやら信用が大切らしい、というのを知り、信用を貯めるという価値観も最近できたものだと思っていました。(一時期やたらバズってた気がする。)
しかし、裕福な人たちはそんなことをとうの昔から知っていて、しっかりと判断の軸を信頼に置いていたようです。
(←これが書きたかった。)
このことに僕は衝撃を受けました。
このように成功している人たちにはきっと思考回路に共通点があるのかな、と思うようになりました。
話がそれました。
昔から僕は自分の損得を中心に物事を判断していましたが、今は本当に大切なことはそんなことじゃなくて信用、信頼してもらえるかどうかだと思います。
信頼のある人になれるよう心掛けます。
ひろすけ
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