マーケティング関連の執筆/登壇/掲載まとめ(随時更新)
ありがたいことに色んなメディアで執筆・登壇したり、事例として掲載いただく機会が増えてきました。自分の備忘録も兼ねてまとめていこうと思います。
①広告出稿におけるブログクチコミデータの活用(2010/03/25)
当時ネット広告において主流になっていたアドネットワーク出稿のPDCAの一環として、ブログのクチコミ分析サービス活用をするという記事をMarkeZineさんにて執筆させていただきました。
国内でDSPが流行りだす前の話で、記事の中で紹介したサービス自体も提供終了になっていますが、ソーシャルリスニングで以下のアプローチをとること自体は今も有効かと思います。
・語られている形容詞を広告クリエイティブでの訴求に活かす
・ポジネガをもとにターゲティングの精度を上げる
・トレンドを把握して出稿計画に活かす
②Facebook広告のケーススタディ - 縦型動画広告でブランドの認知を高める(2017/12/4)
Facebook/Instagram広告で、ブランド認知度向上を目的に出稿した縦型動画広告を成功事例として取り上げていただきました。
動画広告視聴による態度変容も期待し、視聴者リストに対してダイレクトレスポンスの広告も併せて出稿。定常的に出稿しているターゲティングと比較して、
・1.57倍 CTRの改善率(動画を視聴した場合)
・1.9倍 CVRの改善率(動画を視聴した場合)
という結果も得られました。
自分はブランディングとダイレクトレスポンスの両面を担当しているのでこういった設計に着手しやすかったのですが、逆に言うと仮に縦割り組織の場合だとしても両領域を連携しないのは機会損失だなと実感しました。
③MarkeZine Day 2018 Autumn - ブランド検索数120%以上増加!ウエディングパークの「マス×デジタル」動画施策とは(2018/9/20)
MarkeZine Day 2018 Autumn(https://event.shoeisha.jp/mzday/20180920 )の公募スピーカーセッションでお話した内容の記事化です。
前述②ではFacebook/Instagramにフォーカスした内容でしたが、交通広告(デジタルサイネージ)への出稿やTV露出等も組み合わせた「マス×デジタル」の動画施策とその効果をお話ししました。
クリエイティブ設計にも力を入れ、施策後にはブランド名キーワードの検索数が120%以上増加という結果も得られましたが、正直アプローチ自体は目新しいとは言えない部分があると思います。ただ、それまでは広告代理店側でクライアントを支援する立場だったのが、自社を主語にしてこういった事例を語れたのが個人的にはとても大きかったです。
④enjoy!インハウス - 広告代理店出身2人+新卒ディレクター1人で挑む!チーム成果最大化の仕組み作り(2019/8/27)
自社主催のイベント(https://www.wantedly.com/projects/347886 )で、ゲストにJapanTaxiさんと三井住友カードさんにもお越しいただき3社LTを開催しました。
自分からはいわゆる施策の成功事例ではなく、再現性があるチーム成果最大化の仕組みをテーマにお話ししました。具体的には、TreasureDataやBigQuery、DataPortalを活用して状況把握の粒度やスピードを改善した環境づくりと、チームのフェーズや成果最大化の方程式(成果=能力×熱意×考え方)に沿った施策を取り入れた組織づくりの2つで、一部の内容はWantedlyの中でも発信しています。
なお、メディアバイイングやその運用を全てインハウス化しているわけではなく、戦略決定やクリエイティブ制作部分をライトインハウス化しているという文脈です。
⑤運用型広告最適化事例紹介 - プロ×プロのタッグで、事業の最適解を導いてくれる(2019/11/22)
ダイレクトレスポンス領域でお取引しているオーリーズさん/アタラさんに、どういった経緯や想いでパートナーシップを築いているかをインタビューいただいた記事です。
ビジネス全体でいうとあくまで限られた領域の話ではありますが、「事業の最重要KPIに貢献してスケールさせる」という意義目標を前提に、事業成長に向けて1つのチームとして一枚岩で取り組んでいく好事例ではないかと思います。
⑥Unyoo.jp Meetup Vol.16 「リターゲティングに寄り添わない」(2019/11/22)
前述⑤でもお付き合いさせていただいているアタラさん主催のmeetup(https://unyoo.jp/2019/10/unyoo-jp-meetup-vol-16/ )で、「広告主がリターゲティングに頼る事情とリスク」をテーマにお話ししました。
広告主・広告代理店・メディアという三者三様の立場からリターゲティングについて考え、セッションとパネルディスカッションを繰り広げるという、個人的にも非常に面白い会でした。
⑦83・84・85年のトップマーケターが語る、時代のはざまを生き抜くコツ(2020/6/5)
同世代のマーケターが集い、団塊ジュニアとゆとりの間の「はざまキャリア論」、そしてリーマンショック・震災を経験してきた世代としてこれからの「ウィズコロナ・アフターコロナマーケティング論」をトークしました。
登壇にご一緒した方々は様々な舞台で活躍される、文字通りトップマーケターの方々で、自分自身も勉強させてもらいました。
当日話したこと、話したりなかったことは別のnoteにまとめています。
⑧MarkeZine Day 2020 Autumn(2020/9/2)
自分にとって2回目のMarkeZine Dayへの登壇。今度はデコムさんにモデレートいただきながら、LIFULLさんとのセッションでした。
テーマは「ニューノーマル時代の消費者インサイトに適応せよ」。コロナ禍で新しく始めた取り組みを中心にお話し、一緒に登壇したLIFULLさんとはマッチングビジネスという共通点もあって多くのことを学ばせていただきました。
一方で、ブライダル業界特有の特徴(基本的にみんな初心者で、情報の非対称性が高い。また、非日常行動なので、普段の価値観とは異なった志向性が現れることもあり、ニーズやインサイトが浮かび上がりにくい等)について、前提としてもっと丁寧にお話すればオーディエンスの皆さんの捉え方も変わったかもという反省も。
⑨Marketing Agenda 2020 東京(2020/12/3~4)
Reproさんにお声がけいただき、「成果を40%アップさせる対話型コミュニケーションとは?」というテーマのセッションにスペシャルゲストとして参加させていただきました。
Web接客施策により1to1コミュニケーションを実現した事例や成功の背景、これからの取り組みについてお話しましたが、一流マーケターの皆さんが集まる場で登壇できたことは個人的に非常にいい経験でした。(2020年においては初めてのリアルイベント登壇で、空気感や緊張感が違いました…)
⑩メッセージの出し分けで、CVRが「初回来訪者」140%、「リピート来訪者」130%に改善! 対話型コミュニケーションを進化させたウエディングパークの施策(2021/3/30)
Web接客チームとして、Repro Webの活用インタビューをしていただきました。
これまで抱えていた課題やアプローチ方法から、導入のコツまでお話ししています。特に導入してから定着に向けた「仕組みづくり」は過去の経験を活かして力を入れた部分であり、再現性もあるのではないかと思います。
⑪【連載】クッキーレス時代と向き合う 第5回:ウエディングパークに聞く、事業主としてのクッキーレス時代との向き合い方(2021/6/24)
アタラ社の高瀬さんと、クッキーレス時代との向き合い方について対談させていただきました。
主に広告領域での話ですが、脱Cookie的な手法へのチャレンジや事業主・マーケターとして必要なコトを語りました。特にデジタル領域においては、アドテクノロジーや広告媒体の機能進化に依存して発展してきた側面もあると思うので、今後はターゲットのインサイトを突くようなスキルが重要になると考えています。なので(自分もそうですが)デジタル領域出身のマーケターは、マーケティングの本質と向き合う時が来たのではないかなと。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?