思い出の見返し
2022/12/04(日) #208 : suke
今日は朝から夜までバイト。
5連勤の4日目。
バイトの日はたいして書くことがないから昨日のできごとを。
前回の日記で書いた小学校の頃の友達とのご飯を解散し俺は家に帰宅した。
時刻は12時前。
家でInstagramのDMやLINEの返信をしていた。
すると、次の日誕生日の人がいた。
それはムーンだった。
ムーンとはよく羽とホワイトの4人で遊んでいる女の子。
そういえば、俺以外の3人全員誕生日が12月って会話したなぁ。
時間が経ちいつの間にか12時が過ぎ日付が変わった。
ちょうどLINEが続いてたのもあり、12時一桁台で誕生日を祝った。
するとムーンはとても驚いた様子を見せた。
「待って1番最初なんだけど笑
自分も気づかなかった笑」
ムーンはちょうど誕生日ってことで家族でご飯を食べに行っていたらしく、誕生日を迎えたことに気づかなかったみたい。
「後で電話しても良い?」ムーンから。
1時間ほど経った後、電話した。
電話ではさっきまで家族で食べたご飯の話や、最近の些細な話から色々と話した。
数分後、急に雰囲気が変わる。
今までの人生的に分かってしまう流れ。
そう、俺は告白された。
ムーンは先程お酒を飲んでいて少し酔っ払っていたことや俺に一番最初に誕生日を祝われた嬉しさで思わず言ってしまったとのこと。
だが、俺の性格上男女のグループでは、みんなとの関係を優先するため一切、恋愛の考えはない。
「ごめん!!!やっぱなし、今の本当に忘れて!なんでもない。」
震えた声で言う。
そんなことお互いに流せる訳もなく話は続く。
聞いたところによると、割と最初の方からずっと俺のことを好いてくれていたらしい。
でも、4人の関係を崩したくなくずっと言い出せなかった、絶対に言わないべきだと思っていたと言っていた。
「ごめんね、もうみんなで会えなくなっちゃうね。」
と俺は何度も泣きながら謝られた。
俺が特に何かできることはなかったと思うが、とても申し訳ない気持ちでいっぱいになった。
「ごめんね、またいつかね。バイバイ。」
その一言を最後に電話は終わった。
電話が切れた後さすがに悲しい気持ちになり、家を出て一人でしばらくの間、公園のベンチでぼーっとしていた。
何本も煙草に火を付け、今までの出来事の思い出の写真などを見返した。
ただ時間が解決するのを待つ。
By suke.