いつしか長距離を長距離と感じなくなっていた 感覚の麻痺に気づくツール第18ステージ
ツール・ド・フランス2019第18ステージ。
今日のスタート地はポン・デュ・ガール。古代ローマ時代、紀元前19年頃に造られた水道橋です。世界遺産にも登録されていて、ツールの歴史では初めてスタート地点になったのだそう。昨日のステージのようにレースで通過することはあっても、スタート地になるというのは今までなかったのですね。
とはいっても、実際のスタートラインからポン・デュ・ガールは少し距離があって、水道橋をバックにレーススタートという趣きではなかったのですけどね…。
さて、今日はレーススタート後にポン・デュ・ガールを後にしたので、オフレースルート(迂回路)を使ってフィニッシュ地点のギャップへと向かいました。
その距離、280km。レース距離が200kmなので、それ以上の運転距離となりました。
ボクたちは日々ロードブックを見ながら、その指示通りに移動をするのですが、今日はこんな感じ。
黄色がレースルート、オレンジがオフレースルート。完全に見切れていますね。
3週間もあればこんな日もあります。そうしているうちに、運転距離に対する感覚が麻痺していきます。
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