上級者への道2

ハンドメイド作家上級者への道②

今回は第二章 SNSを活用する!編です

前回の記事で、トップ画像はまあまあよくなったと思うので、次なる対策はズバリSNS!

とは言っても、もともと人脈もないし昭和の人間なのでバリバリ使いこなすのは無理w

そんな訳で私がお伝えするのは次の3つ。

①販路を広げるための最低限のSNS
②シンプルなフォロワー獲得方法
③映え無くてもいいインスタの使い方

ややこしそうで実はやることはシンプルなのです。

はじめに

そもそもですが、今の時代になぜSNSなのか。

あくまで個人的な意見ですが、買い手売り手双方のコスト(費用や時間)が限りなく低いからだと考えています。

一昔前はブログやホームページで自分の作品や商品をPRして、なんとか買ってもらう流れに持って行くのが主流でした。

それが今は、なんとなく見てるものをすぐに、しかもお金をかけずに、簡単に買えちゃう仕組みがある時代になりました。

要は24時間いつでもどこでもジャパネット状態です。

この”早い、安い、巧妙い(うまい)”の3拍子がそろっているのがSNS、その代表がインスタグラムです。

今回はこのインスタ一本で勝負します!w

①販路を広げるための最低限のSNS

ハンドメイドアプリを利用していると、人気作家になるためには自分の作品をSNSなどでアピールすることが重要ってさんざん書かれています。

でも具体的にどうするかはあまり解説されてないのが現状。

色々考えたのですが、やはり数多くやるよりどれか1つだけ継続的にやるのが最も効率的かと。

そこでどれか1つとなった場合、僕が選んだのがインスタグラムです。

理由は3つあって、写真加工機能がある・他サービスとの連携ができる・発展途上であること。

1つ目については、前の記事で書いたのでご存知だと思いますが、トップ画像の撮影から加工、投稿までをスマホで完結できるのはインスタだけです。

他のは写真を移したり加工したりとパソコンや他の機能が必要でした。

写真加工に悪いイメージを持っていた時もありましたが、世の中加工であふれています。気にせず使えるものは使いましょう。

詳しくは前の記事を参考に…

2つ目の他との連携というのは、製品のタグ付けができることです。

あまり使われていない印象ですが、実は他のどのSNSでもできない(というかやる意味が無い)ことなんです。

そもそも商品や作品を購入する際、説明文から見る人はいません。絶対に写真から入ります。

ということは、インスタ以外のものはどうしても遠回りになってしまう。つまりたどり着くまでに購買意欲が下がってしまいます。

インスタの場合、写真を気に入った人が画像をポチっとすると自分が利用している販売サイトに飛ぶことができます。(ミンネやBASEなど)

設定はめちゃ面倒くさいので覚悟する必要がありますが、一度やってしまえば未来永劫利用できるのでその一回を乗り切りましょう。

3つめの発展途上っていうのは、今後また新しい機能が増えていく可能性があることです。 

他のSNSは比較的完成形になっており、少しのアップデートしかありません。

例えばインスタは、動画を投稿できる機能が追加されると、新しいトレンドとして話題になったりします。

あとはそれを利用すればいいだけ、流行に乗りやすいこともオススメの理由という訳です。

②シンプルなフォロワー獲得方法

では実際にインスタを利用する際にどうするか。

まずはフォロワーを増やす!

ってどの記事も書いています。

でもハンドメイド作家としてはむやみやたらにフォロワーを増やすのはオススメしません。

なぜなら作家同士はライバルであり、お店でいう競合店だからです。

特に、すでにフォロワーがたくさんいる、作品が売れている人の場合利用される側になってしまうことがほとんど。

自分が相手の作品の広告塔になってしまい本末転倒です。

ではどのようなフォロワーを、どうやって増やせばいいか。

それは自分とジャンルが重ならず、なおかつ本当にいいと思う作品を作っている人にいいねをするだけ。

あんまりしっくりこないという人は立場を入れ替えて考えて下さい。

自分が誰かからのいいねを貰った時、まず最初に何をしますか?どんな人がいいねをしてくれたかを見ませんか?

一般の人かそうではないか、仮に作家さんならどんな作品を作っているか。といった情報を多分無意識に確認しています。

で、その時自分と同じジャンルの作家さんならフォローバックしてくれるかな?とフォローするか迷いますし、自分が好きじゃない作品ならいいねも迷います。

このちょっとした迷いがフォロワーになるかどうかの境目だと僕は考えています。

フォロワーをただ増やすだけならフォローを100件でもしたら2桁ぐらいはすぐにいくでしょう。

不特定多数が閲覧する広告塔として利用するならそれで十分ですが、本当に気に入ってくれる人を探すには遠回りな気がします。

自分がいいと思う作品を作っている人は、自分の作品を気に入ってくれる可能性が高い、つまり共感してもらえる人が最もフォロワーになりやすい人です。

そういうフォロワーさんを増やせば、例え1回の購入であっても、シェアしてもらえたりリピートに繋がります。

見かけのフォロワー数に惑わされず本当のフォロワーさんを大切にしましょう。

ちなみに妻のアカウントでは一切のフォローをしておりません。…それはそれでどうなのって感じもありますがw

③映え無くてもいいインスタの使い方

ここまで結構長くなってしまいましたがここからが本番w

実際にインスタを運用する上で最も大事なことはオンとオフです。

これは、インスタ映えする綺麗な写真だけでなく、”オフ”つまりオフショット的なものも必要だということ。

むしろ比率はオン:オフ=4:6ぐらいのイメージ。

インスタに限らず今の世の中映えすぎですw

今までは映えたものが少数派でしたが、今は多数派となり逆転現象が起こっています。

加工は控えめ、実際の作品の飾り方や作り方を知りたいというニーズが増えてます。

そこで現状に対応するため、オフの部分に力を入れるのが今のオススメです。

具体的には、作成途中の写真や、適当に飾った写真など。(綺麗すぎるのはよくない!)

極端に言えば梱包し終わった後の、外側のダンボールでもいいと思います。

ただし、その投稿には製品のタグ付け、ハッシュタグで中に入っている作品にリンクできるようにする必要があります。

ハッシュタグで#中身は◯◯(◯には作品名)をオンの写真にもオフの写真にも貼り付けておけばOK。そうすれば…

発送している→売れている→どんな作品を?→へぇ綺麗な作品♪

そんな流れをイメージしてもらえると分かりやすいかも。

袋とじと同じ原理で、中身がわからないものは知りたくなる心理を利用するパターンです。他にも色んな方法があります。(詳しくはまた改めて…)

オフ写真でハードルを下げ、オンの写真で一気に気持ちを盛り上げる。このオフからオンに持っていくやり方、それが現在のインスタの使い方です。

まとめ

今の世の中の流れって本当に早いです。多分ここまでの内容も数カ月後には過去のやり方だ!とどっかの記事にでているでしょう。

ただ、知って欲しいのは、私たちハンドメイド作家はSNSを使う目的が一般の人と違います。

作品をたくさんの人に知ってもらいたい、そしてあわよくば買って欲しい!という点であることを理解して、本当にやるべきことを絞ってやればそんなに難しいことではなさそうです。

ちなみに次の第三章では、SNSとはまた違った形で販路を拡大していく方法を模索していきます。

そう…人脈という名の絶大なるパワーを……。

乞うご期待!

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すけまる|ハンドメイド業界の異端児
最後まで読んで頂きありがとうございます(*´∀`*)