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《5分でできる》Creema(クリーマ)で売れる対策とコツ ④作家のイメージ戦略【ハンドメイド作家向けnote】

こんにちは。すけまるです。

引き続き何回かに渡って、ハンドメイドサイトCreemaの売上を上げるための対策をご紹介しています。

今回のテーマは少し抽象的な話が多いですが、何かを感じ取ってもらえたらと思います。

それではいきましょー

今回のテーマ:自身のブランド化

「あなたの作品のテーマは?」

と聞かれて即答できる方はある程度いると思います。ですが…

「あなたの作品のテーマはどこを見れば分かりますか?」

と聞かれた時に即答できる人はごくわずかだと思います。

ちなみにこの時に、「プロフィール欄や作品の写真を見てもらえれば分かります。」と答えた方に、「伝わっているかどうか確認したことはありますか?」と返すと、「………。」となってしまうのではないでしょうか?

今回は結論から言います。

あなたの思いが伝わっているなら、それは実績として目に見える形(フォローやレビュー)で現れ、それが伝わっていないなら「なぜか売れない…」という抽象的な結果になります。

もしあなたがネット上で買い物をする時、自分の欲しい物をなんとなくでは選びませんよね。

引っ越しした時の挨拶まわりなら、そばかタオルの2択、洗剤も入るから3択?まあなんでもいいですが、それとは全く違うので、その辺りを少し掘り下げていきましょう。

基本のスリーステップ

作品を購入してもらうためには次の3つのステップをクリアする必要があります。

①購入条件 ②比較競争 ③感情のゆさぶり

解説に入る前に先に余談から入ります。

実は、ECサイト(オンライン販売)に限らず、人々の購買心理は年々変わってきており、昨今のブームはシェアとなります。(実はこれもすでに古い)

簡単に言えば、シェアするために購入したり、写真写りを優先してモノを選ぶ時代になりました。

とはいえ、このハンドメイド業界においては少しばかり勝手が違うと感じています。

上の3つのステップの①で考えて見て下さい。

そもそもハンドメイドの作品を欲しい人の心理だったり、状況ってどんなイメージですか?

「記念日に誰かにプレゼントする」
「他にはない自分だけのオーダーメイド」
「トライアングル型のポーチ」など

そもそもの購入条件が、自分または他人への“愛”となります。(なんか胡散臭いw)

何が言いたいかというと、「誰かと同じものでいい・一番人気だからコレ」といった理由で購入を決めにくいということ。(100%ではない)

例えば楽天さんやAmazonさんで何か購入する時に、販売している会社の経歴や経営者の名前って見ますか??

むしろハンドメイドサイトを利用する時点で、ネットのショッピングモールは避けてると言えます。

これ、裏を返せばハンドメイドは販売している人の情報、めっちゃ見られてるってこと

そしてそれこそ、作品を愛で選ぶ=感覚を大事にしていることの証明となります。

じゃあその感覚にどうやって訴えかければいいのか?その答えが自身のブランド化です。

タイトル・写真・説明文の統一化

仮にタイトルや写真に惹かれてクリックした人が、「思っていたのと違うものだった。」「なんとなくやめとこう」となる理由は、統一性が保たれていないから

要するにタイトル→写真→作品の情報をたて続けに見た時に、違和感(ん?)、疑問(え?)、不信感(はぁ?)という感覚をもってしまうと、そこで購入の流れが止まります。

基本的には作家さんが全ての作業をしているはずですが、まれにタイトルはすごい惹きつける内容なのに写真が違う。写真はいいのに説明文が雑。みたいなのがあります。

これは自身をブランド化=ターゲットの明確化ができていない結果だと考えました。

そしてそれを解説するのはかなり難しいので、今回の対策としては以下の例を改善するという流れで感覚的に感じ取ってもらうことにしました。

それでは一緒に見ていきましょう。

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悪い例:

タイトル→《世界に一つだけ》オリジナルのビーズネックレス 青

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※画像は写真ACさんから

説明文:
世界に一つだけの手作りビーズネックレスを販売しているすけまるです!
色やパーツなどを好きに選んでもらえたら、こちらで作成しお届けいたします。
ご注文いただいてから3日以内の発送です。送料無料、お早めに!
ウェディング 贈り物 誕生日 プレゼント 冠婚葬祭 母の日 敬老の日 クリスマス お正月 こどもの日

価格:2,000円
素材:ビーズ、天然石
発送:定形外

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さてこの場合の問題点を指摘していきましょう!(千鳥ノブさんの感じで

▼その1 タイトルと画像の不一致

「画像に何個もネックレスがあったら1点物の感じがせん!」

▼その2 説明文の不足

「仕上がりとかは見れんのか?どうやって注文すればいいんじゃ…」

▼その3 オーダーなのに3日で発送

「適当につくっとんか!せめて1週間ぐらいかけぇ。」

▼その4 価格と発送方法が安価

「もっととれぇ。もっととってえぇからせめて保証があるメール便とかにせぇよ」

▼その5 姑息な手段

「年中売ろうとすな。下心が見え見えじゃあ。」

とまあこんな感じです。

見て分かる通り、統一性もなければ購入を希望する人の想像がまるでついていません。

これは極端な例(適当に自分で考えただけ)ですが、もし心当たりがあるならすぐに修正しましょう。

では早速修正して行きましょう。

それではどうぞ。

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改善例:

タイトル→《世界に一つだけ》オリジナルのビーズネックレス ホワイト/スカイブルー フラワーアレンジ

画像2

※画像は写真ACさんから

説明文:
《世界に一つだけの手作りビーズネックレス》
宝石に変わる一生モノのアクセサリーを作りたい!
そんな想いからこの作品が生まれました。

単にパーツを組み合わせるだけでなく、お好みのデザインや形、サイズに合わせて完全フルオーダーでつくるため、納品まで少しお時間がかかります。

お急ぎの場合は、完成品もございますのでこちらのギャラリーからどうぞ。http:// ◯◯◯

《ご注文方法》 
まずはメッセージから以下の内容について、お決まりの範囲で構いませんのでお伝え下さい。
その後、改めて納期や金額、完成イメージなどをご連絡致しますので、専用ページからご購入下さいませ。

※このページから購入された場合は、お写真のものをベースにしたご注文となります。

《こんな場面にいかがですか?》
・お子様の入学祝い
・ご友人の新婦さんへのプレゼント
・奥様のなんでもない記念日に

価格:3600円
素材:ビーズ、天然石、その他ご希望のパーツ・オーナメント
発送:ネコポス(外箱は別注)

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以上です。

なんとなく統一されているのが伝わるでしょうか?

これは前にタイトルの付け方の時にも説明したのですが、悪い例の時には見えなかった、お客様と作家さんの雰囲気が感じ取れるようになりませんか

これが自身のブランド化の本質です!(無理やり)

そこで先程の3ステップを思い出して下さい。

①購入条件 ②比較競争 ③感情のゆさぶり

改めて解説すると、検索にヒットしている時点でステップ①、他と比較した時に特別感を感じられるのでステップ②、文章の内容が丁寧で信頼できそうなのでステップ③をそれぞれクリアできました。

この説明文(文章)に関しての詳しい解説はこちらを参考に

みなさんも今回の改善を参考に、想像力を膨らませて、まるで自分のお店を持っているかのようにタイトルや写真、説明文を書いてみて下さい。

それだけで、ひょっこりファンができるきっかけになることもありますよ♪

レッツトライ!

最後まで読んで頂きありがとうございます(*´∀`*)