《5分でできる》Creema(クリーマ)で売れる対策とコツ ⑤文章と写真は一心同体【ハンドメイド作家向けnote】
こんにちは。すけまるです。
今回も、ハンドメイドサイトCreemaの売上を上げるための対策をご紹介しています。
これまでの内容を見ていただいて実践してもらえているなら、タイトルと写真はひとまずOK。
となると次は…そう説明文ですね。
多分今回も長いので2回に分けます。
それではいきましょー
今回のテーマ:文章の書き方
ちょっとずつ閲覧数は増えてきたけど、「購入につながらない…」という方へ、もしかすると文章に問題があるのかもしれません。
実は、前回の内容でも触れたように、説明文には「情報の伝達」と「作家の人柄を見せる」という大事な2つの役割があります。
まずは作品の情報を伝える部分について解説します。
文章はできるだけ多く書いたほうがいい?
この質問の答えはYESです。
なぜなら、写真とタイトルだけでは素材・サイズ・価格などの作品の情報、納期・対応・発送などの作家情報を伝えきれないから。
丁寧に書けば書くほど、文章は長くなるので仕方のないこと。
ただし、勘違いしてはいけないのが、伝えるのはあくまで情報であって、文章ではないことです。
例えば次のような文章の場合、
「インパクトのあるダリアと、ラメの入った松、白い梅、ラメの入った小笹などのアーティフィシャルフラワーを、赤のラフィアリースに飾りました。和洋どちらでもお使いいただけるしめ縄を作ってみました。」
修正するならこうなります。
「新年にぴったりの赤のしめ縄に、特徴的な和柄のダリアと縁起のいい松竹梅を飾りました。洋花がメインなので和室・洋室どちらでもOK。梅は白色でワンポイント、笹と松はラメ入りで豪華に仕上げました。」
どうでしょうか?文字数はほとんど変わっていません。
内容も、同じことを短くしただけで、大した変化がないと思われそうですが、この質問をした時にこの修正の意味が分かると思います。
「その作品にはどんな特徴があったか教えてみてよー?」
修正前のだと、
「ダリアと梅と松と笹が入った和洋どちらでもいける赤色のしめ縄や」
っておかんが言いそうですね。
修正後だと、
「縁起のいい松竹梅が入った、和室でも洋室でもいける豪華なしめ縄や」
とおとんが言いそうです。
要するに、元のままだと情報が横並びになり、特徴がぼやけた感じになってしまいます。
特に情報が多い作品だと、それが特徴なのかただの文章なのかわからなくなり、結果的に印象に残りづらいです。
修正後だとそれが、「縁起のいい」とか、「和室でも洋室でも」「豪華」と具体的にイメージしやすい言葉(=形容詞)に置き換えています。
ちなみにアーティフィシャルを消したのは、使っているパーツなどが多い場合は、後の文章で素材を箇条書きにする方が読みやすいから。
逆に特徴がない、パーツが少ない場合は残したほうがいいかもしれません。
まとめると、文章の量はある程度あってもいいが、《本当に伝えたい情報の浮き出し》をしなければ、ただの長い文章で終わってしまうことを意識するべし!です。
それを踏まえて次の章でさらなるブラッシュアップをしましょう!
強制的に浮き上がらせる
先程の方法は実は欠点があり、それはこちらの意図した情報が相手によって伝わらない場合があることです。
「縁起のいい松竹梅」というキーワードですが、これって「松竹梅がなんで縁起がいいの?」と思う人には全く刺さらないです。
和洋折衷とかも意味わからんわーってなると困るので、そんな時に役立つのが《コレ》です。
この【かっこ】を付けることによって、ビジュアル的にその言葉が目立ちます。
長い文章で「いろんな場所に」、《連発》しても意味がないで、ここぞという【キーワード】につけましょう。
先程の文章で実践すると
「新年にぴったりの赤のしめ縄に、特徴的な《和柄のダリア》をメインに、梅は白色でワンポイント、笹と松はラメ入りで豪華な雰囲気に仕上げました。洋花を使っているので和室・洋室どちらでも使えます。」
となり、今度は和柄のダリアが印象に残るようになりました。
ついでにお花パーツ関係の情報をまとめることで、より形がイメージしやすくなります。
これと写真が相まって、「この作品素敵だなあ」という感動を与えるのです!
このように言葉だけでなく、記号や言葉の配置なども組み合わせれば、より伝わりやすい文章になります。
写真のクオリティと合わせる
これが今回の本当に大事なところなんですが、どれだけ文章を磨いても、写真がそれに劣っている場合は効果を発揮しません。
同様に、どんなに写真が綺麗でも、文章がお粗末なら購入に繋がりません。
だから、写真と文章はどちらも大事。
特に文章は誇張しがちになるので、やや盛りぐらいをベースにと覚えておいて下さい。
そして、絶対にやってはいけないのが、”嘘とごまかし”です。
「発泡スチロールなのに、天然素材と書く」「写真のパーツと違うものを使う」といったことは、例え一度購入になっても、その後のレビューで評価が下がり、以降しばらく購入してもらえなくなります。
”ごまかし”は微妙なラインではありますが、不確定な要素、例えばネットの情報や自分の主観的感想など。
「ネットではシルバーはアレルギーが出ないって書いてるから載せとこう」「プラ素材だから水にあたっても大丈夫かな?屋外でもOK…と。」これらは確証がなければ、書かないほうが無難。
もし載せるとしても、「ネットで調べた情報によると…」「屋外だと劣化が早い可能性が…」というような文言を付け加えましょう。
サムネイル詐欺や、タイトル詐欺といった行為は、閲覧数で広告収入を得ることができる業種であれば問題ないですが、ハンドメイド作家の場合は作品を購入し、評価してもらうまでが1セットなので意味無し。
変な文章になっていないか?意味は通じているか?をしっかり見極めて下さい。
自分では分かりづらい場合は、友達や家族に客観的にみてもらうことも大事ですね。
結論
まずは一通り書いた後、目の前にお客様がいるようにその説明文を読んでみて下さい。
そこでの会話に違和感を感じる部分が修正すべきポイントです。
ネットで販売して顔を合わせないとしても、そこには人がいて、ちゃんと心もあることを忘れてはいけません。
次回は、説明文のもう一つの役割である作家の人柄を伝える方法を解説します。
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