上級者への道3

ハンドメイド作家上級者への道③

今回で第三章、最終回となるわけですが、今までの記事を呼んでいない方はこちらからどうぞ。

最後のテーマは「コミュニティ」

コミュニティとは…
コミュニティ(英語:community):英語で「共同体」を意味する語に由来。同じ地域に居住して利害を共にし、政治・経済・風俗などにおいて深く結びついている人々の集まり(社会)のこと(地域共同体)。
参考:Wikipedia

ではハンドメイド作家にとってコミュニティとは一体何になるのか?

それはフォロワーさんや購入者ではなく、作家さんやハンドメイドアプリの運営に関わる人達です。(前回までの内容は購入者向けの対策でした)

特に同じ目標を持つ作家さんとの繋がりを持つことは、コミュニティを広げる上で必要不可欠。

今回はそんなお話です。

コミュニティを広げる3つの方法

具体的な方法としては、①SNSで繋がる。②ミンネやクリーマが主催するイベントに参加する。③その他になります。

①と②は至ってシンプル、インスタでメッセージを送ったりフォローしたり、②はイベントに予約して参加するだけでOKです。

むしろこの2つを徹底すれば、販売数に関わらずハンドメイド作家として上級者になったも同然。

横の繋がりが広くなれば、参考にしたり、シェアしてもらえたりと多くのメリットがあります。

そして自動的に閲覧数が増え、そこまで長くかからず販売数に影響がでるでしょう。

ところが世の中には作品が売れなくて困っている人、コミュニティを作れない人が多いですよね。

それはなぜか、答えは簡単で行動に移せないからです。

頭でわかっていても、いざ実際にイベントに参加しようと思うとためらってしまったり、SNSも誰をフォローすればいいのか、何のグループに入ればいいのか…分からないことだらけです。

実は私(達)がその1人です。

結局その一歩が踏み出せないために上級者への道が途絶えていると言っても過言ではありません。

正直作品はある程度売れています。ただしイベントやシーズンの期間だけ。

自分の作品のファンが多いわけではなく、世間の流れにそって作品を販売しているだけです。

それを脱却するために、上級者への道①と②を実践していますが、この「コミュニティを広げる」が最も重要で、最も難しいと考えています。

要は行動力。

よくITベンチャーの社長さんが評価されているあれです。

これは簡単にはできるものじゃない。

で、考えました。最終回にふさわしい僕なりの解決方法を。

それはコミュニティを広げる方法の3つ目、その他→対外のコミュニティを利用しないことです。

一歩踏み出せないなら立ち止まって呼びかけてみよう

SNSや、イベントに参加せずコミュニティを形成をするにはどうすればいいか。

結論から言うと、対外のコミュニティに参加するのではなく、自分からコミュニティを作ってしまうことです。

もちろんいきなりハンドメイド作家のコミュニティを作ろう!ってなるとなかなか人は集まりません。

人は自分にメリットがないとコミュニティに参加しないので。

まずは自分の行動を細分化し、その中からコミュニティ形成ができるものはないか探します。

例えば、「ハンドメイド作品作り」「写真を撮影」「作品をアップ」など。

ハンドメイド作品作りはジャンルで分けると「布小物」「アクセサリー」、写真撮影ならそのまま「カメラ」や「撮影方法」といった風に細かく分けます。

そして細分化されたものの中で共感や共有されやすいもの、ここでは「アクセサリー」と「カメラ」とします。

アクセサリーについては、知り合いの中で興味が全く無いという人はいないでしょうし、一眼レフについても好きな人は1人ぐらい居るのでは無いでしょうか?

もちろんご家族や親戚の人でも構いません。

いきなり外のコミュニティに参加するより気軽に一歩踏み出せると思いませんか?

そこから少しずつ広げていき、それぞれの小さなコミュニティができ始めたら、徐々にハンドメイド作家としての活動を広める。

この方が性に合っている方は多いと思います。

間違っても「ハンドメイド作品を売りたい!」という想いで始めるのではなく、共感してもらえる同志を集めていくイメージ。

回り道になるかもしれませんが、これを続けられれば、自分の思い描く理想のコミュニティを作ることも可能です。

もしこれが難しい、回りくどいと感じるなら、やはりSNSやイベントに参加するなど、すでに存在する大きなコミュニティに参加するしかありません。

ただし、それは同時に自分自身への障壁となる可能性もあります。

大きなコミュニティに参加することの問題点

そもそも多くの人との繋がりを形成、つまりコミュニティを拡大することはデメリットもあります。

しがらみというやつで、これはコミュニティ内の団結力が強く、人数が多ければ多いほど発生します。

その理由はコミュニティの弱点にあって、みなが同じ方向を見ていればいいですがバラバラになりだすと成り立たないことです。

そうなるとコミュニティは出来るだけ同じ方向を向けるように不必要を排除します。

ママさんコミュニティに代表される集団心理ですね。

勘違いしないで欲しいのが、これは悪いことではなく、むしろ適応できない側の問題。

集団によるメリットだけ得る(例えば守ってもらうだけで戦いには参加しない)という考え方はむしろ卑怯です。

かといって、積極的に参加できるかと言えばそうではないです。

ママ会で言えば”高級レストランのランチに週1回お土産を持参しなければならない”みたいなもの。

でもコミュニティに参加するとはそういうこと。

それを踏まえ僕たちはコミュニティという絶対的な武器になかなか手を出せずにいます。

全く同じとは限りませんが、この共生状態(ギブ&テイク)が成り立たないことへの恐怖を、少なからず感じている人が多いからではないでしょうか?

すみません。わかりにくいですよね…。

でもそれこそがこの記事を書いた理由です。つまり自分たちでもハッキリ分からないのです。

漠然とコミュニティというものに恐怖や偏見を持ってしまうこと。

これに対し、自分で作るコミュニティの方が安心感があるというのが私達の結論。それが例え遠回りだったとしてもです。

まとめ

コミュニティを形成することは、ハンドメイド作家としての活動に限らず必要なもの。

ただそれを簡単に手に入れられるなら誰しも売れっ子作家さんです。

まずは自分から多少なりの投資を覚悟しなければ、コミュニティの恩恵を受けることは難しいのが現実。

さらに言えばその投資の結果が必ずしも良い結果とも限りません。

ならいっそのこと、自分に投資してもらえるような仲間を増やしていくことの方がよっぽど効果があります。

実は僕がnoteを始めたのも同じ理由です。

まずは自分から誰かのために役立つ情報や、共感できる内容を伝え、仲間を増やしてから次のステップへ移る。

結局これが自分にとっては最短なのです。

もしこの”ハンドメイド作家上級者への道 第一章~第三章”までの内容に共感して頂けたなら。

いいねしてもらえると嬉しいです(*^^*)

おしまい


いいなと思ったら応援しよう!

すけまる|ハンドメイド業界の異端児
最後まで読んで頂きありがとうございます(*´∀`*)