たまご街道

思い立ってシュークリームが食べたくなって相模原市南区麻溝台へ。
『たまご街道』と名のついた道は、養鶏場が集中している。
http://tamagokaido.soycms.net/

国道16号線からも行けるが、ちょいと混雑してそうだし、目的地までちょいと離れてる。
座間街道から行くにしても、こちらも混雑してそうだ。
そんな訳で別のルートをチョイスしてスイスイと走らせて到着。
玉子の直売や洋菓子販売、カフェの経営などを通じて美味しい玉子を提供することなどを通じて周囲との共存を模索し続け、今日に到ってるのはただただ尊敬する。

今回は『コトブキ園・農場の家』の『Wシュークリーム』を、『昔の味たまご』のプリンを食してみる。
まずはWシュークリームを。
ホイップクリームとカスタードクリームの量と味ともに素晴らしい。
カスタードクリームの玉子が濃厚過ぎて卒倒しそうになる。
甘すぎずに良い感じ。
そしてはしごで『昔の味たまご』のプリンを食す。
こちらも玉子が濃厚過ぎて卒倒しそうになる。
『玉子で勝負です』って言わんばかりの濃さと程よい甘さ。
たいがいは濃厚っていっても玉子よりも牛乳であったり、糖分であったりするが、『何言っちゃってるのさ、玉子に決まってんじゃん』っていう主張の強さに食べてて目も頬も緩む。
『こんなに美味しいプリンなんだから玉子だって美味しいに決まってる』って決めつける自分もなんだが、玉子を買い求める。
『たまご街道』には何度か来てはいて、前回来た時は『コトブキ園・農場の家』のを買い求めた。
こちらも素晴らしい味の玉子で、たまごかけごはんにしたら最高だった。
ごはんの熱気でたまごの香りが増幅されて食欲をそそる。
これで旨いだし醤油だとかぶっかけたら美味いよなってところ。
そんな時にだし醤油がない。
でも『うに醤油』があったので、ぶっかけてかき混ぜてかっ込んだら美味いのなんのって。
そんな興奮を再び味わうことが出来ると思うと頬が緩む。
『よかったらどうぞ』ってゆで玉子を1個いただいた。
こういうのは早速食べるに限る。
撤収前の車中で殻をむき、何もかけずにパクついた。
『たまらん...』
今回は買い求めなかったが隣接してた店に『チキンバーガー』なる物が売られてた。
一口試食させてもらったのだが、こちらも期待大。
玉子1パック買い求める。

『他の直売所の玉子も食してみたいな...』と素朴に思う。
これは浮気でも、移り気でも何でもなくて、直売所2軒とも美味しかったんだから他も美味いんじゃないかっていう期待感から。
でも、美味しいを美味しいままで消費するには時間もかかるというもの。
食する、料理するその都度美味さに感動したいのが人情というもの。
だからたくさんは買わない。
欲しくなったら、食べたくなったら必要な分だけ買い求めて通うのだ。
そんな場所が相模原にはあるのだ。




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