通信教育
テニスをはじめたものの、コーチ役の職場の先輩は言葉を選んで教えてくれるのがありがたかった。
たくさんのことを言いたかったんだろうけど、100のことを言っても実践できるのは3つがいいところ。
その3つを的確に当てはめるのはコーチの腕次第。
そこまでは行かずとも、理解して実践して納得できる、言った通りに出来ると、『楽しいではないか...』と素朴に思えるようになり、『上手くなりたい』とか『試合に勝ちたい』とか欲目が芽生える。
続けるかもどうかわからぬのに、次もそのまた次もと自分自身に期待をしてしまって段々とのめり込むようになる。
そんな時に昔だったら、ハウツー本だったり、雑誌だったりするんだろうけど、今は便利な時代だ。
YouTubeがある。
それにタダってのはありがたい。
何から見たら良いものかとは思うが、『これだったら理解できる』というのを取捨選択することになる。
言ってることが長嶋茂雄的なのは却下になり、野村克也的に見える化や言語化することに長けてそうな人の動画を選択するようになる。
いろんな人たちからの共通点を見出して整理し、『今の自分に必要なこと』を抽出し、同好会の時に試すことになる。
最後はゲーム形式なので、使えるのか使えないのか、出来ているのかそうでないのかという確認の場となる。
テニスは相手がいてなんぼ、試合をしてこそなんぼなのだから。
『これは裏切りではない....ただ、上手くなりたいのだ』と言い聞かせて職場のコーチが知らぬところでせっせと見ている今日この頃なのだ。
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