マネー本のご紹介 その1 佐藤治彦氏
いろいろとシリーズものになってしまいますが、今回は前回の「年金繰下げ請求」に関する記事でも少し触れたマネー本について記事にします。
個別に1冊というのもいいのですが、敢えて著者そのものに焦点を当ててみようという試みです(途中から個別に1冊という紹介になるかも…)。
1回目は経済評論家の佐藤治彦氏に焦点を当てます(佐藤様ご自身がマネー本というカテゴリーでの執筆をされているわけではないというご認識でしたら誠に申し訳ありません)。
経済評論家の佐藤治彦氏は、ここ数年で何冊も世に著書を送り出しておられます。
その中でも2022年に出版された『素人はボロ儲けを狙うのはおやめなさい
安心・安全・確実な投資の教科書』(扶桑社)は、投資の素人である私(sukako)は大きな影響を受けました↓。
安心・安全・確実な投資の教科書|書籍詳細|扶桑社 (fusosha.co.jp)
「投資の王道は安く買って高く売る」。シンプルですが、これが現実にはとても難しい。
「数年に一度暴走する市場において、その安く買うが実行できるよう元手を蓄えておく」。
→私(sukako)はこの部分に感銘を受け、書かれていた内容を1つそのまま実行しました。先日記事にした「デパート友の会」への入会です(要は書かれていた内容をマネしたというわけです)。
前述の著書以外にも佐藤氏の著書を拝読したところ、「デパート友の会」への入会に関する話が他の著書でも出てきます。
佐藤氏の考え方として、「得する制度なら使わない手はない」「お金に恋するようなことはしないで」「年を重ねたら心の広い人になりたい」といった点が印象に残りました。
「年を重ねたら心の広い人になりたい」は、実例がないと分かりませんよね。
例えば、満員電車で(残業などで疲れもあったであろう)寝ていたサラリーマンに対して、席を譲らないのが非常識だと本人を前に口にした年配の人。
ビールの割引券を1枚出して、おつまみを1つのみ注文して飲食が終わったらお店を出る人。
→佐藤氏はこういう人にはなりたくないということを述べておられました。
お金に余裕があれば、表面化する不満も減るのかなと。
一方で、佐藤氏が利用する整体について、身長180cm超の佐藤氏に対する施術の料金と、もっと小柄な人に対する施術の料金が同じでは、整体師が気の毒であるとも述べておられます。こういう点で、施術の料金に差を設けた方が良いのではという感じです。
お金がないのも困りものですが、「お金」「お金」と求めるばかりでも良くない。人間的な面を引き締める意味でも、佐藤氏の著書にはこれからも学んでいくべきと思います。