本気の自動車選び【横須賀原動機研究所記録シリーズ№005】

日産のルークスについて
技術の日産、今でも時々目にするフレーズで確かに技術はあるのでしょうが、昨今の事跡によりブランド力はゼロだと思います。
最近の日産は失うものがあまりにも多すぎました、それでも得たいもの、夢、希望、があれば良いのですが、よく見えない。
そう思ったので長らく持っていた日産の株を損切りして全て手放しました。
そのため三菱のekスペース同様あまり期待していなかったのですが、思いの外良かったです。
試乗もさせてもらい、エンジンがちゃんと動いていることが感じられ車体もシートもしっかりしていて、軽自動車というよりも小さな自動車という感じで、車好きには好感が持てるのではないでしょうか。
スズキのスペーシアと同様に発進時や加速時にモーターアシストをするマイルドハイブリッドであり、トランスミッションはスズキも資本参加しているジヤトコ製ですが、モーターは日産が交流モーターに対してスズキは直流モーター、トランスミッションのギアレシオも異なり、両社の設計思想の違いが見えて興味深いです。
スズキはあくまで軽快な軽自動車を目指したのに対し日産・三菱はあくまで自動車を目指したのだと思います。

車体そのものには非常に好感が持てたのですが、日産自慢のプロパイロットなどのオプションを付けていくとどんどん高額になってしまいます。
私は車としての目的、移動のための機能以外には価値を見出さない考えなので、ちょっと要らないものだらけになって、商談が非常に面倒くさいものとなりそうです。

その前に家人から日産には良いイメージがない(三菱も)ということで、あえなく今回の候補からは外れてしまいました。


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