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カラス口購入の記録
「カラス口」といっても何のことか分からない人も多いと思いますが、写真の製図用具がそれです。
先端をインクにつけて二枚の金属板の間に含まれたインクで一定の太さの線を引きます。線の太さは先端部に付いたネジで調整できます。
これを私は漫画のコマの枠線引きに使っていました。昔は割と愛用者が多かったと思いますが、今のデジタル主流の世の中では漫画描きでもこれの存在を知る人は少ないのではないでしょうか。
久々に漫画を描こうと思い立ち昔の道具を発掘したのですが、カラス口は発見できませんでした。
一時はピグマペンで代用しようかと思いましたが、カラス口で引いた枠線の黒への憧れから、新たに購入しようと探し回りました。
今は漫画用品は文房具屋でも扱うほどポピュラーな存在になっており、インクも漫画用というのが存在することに驚きましたが、カラス口は地元の文房具屋では置いておらず、ネットでもなぜだか鍋のカラス口が出てきてしまう始末、製図用品のカラス口を見つけても4,000円くらいと、こんなにしたかな?と疑問に思いました。
やはり現物を見て探そうと思い、横浜の画材屋へ、一見して分からなかったのでお店の人に聞いて案内してもらって、ありました、漫画用品とは離れたところに三角定規と同じ製図用品の一角にありました。
在庫は2個、消耗するものではないのでそうそう数は出ないものをちゃんと品揃えしてくれるのは、本当にありがたいです。
価格は税込みで2,090円、妥当だと思います。
私の計画は、全ての分野で遅れていますが、こういった道具ひとつ揃えるのも時間と労力がかかるので、無理もないかなと思います。少しずつの歩みですが、漫画の方も成果が出ましたら報告しますので、よろしくお願いいたします。