本気の自動車選び【横須賀原動機研究所記録シリーズ№008】
トヨタのヤリス・ハイブリッドについて
会社の規模も生産台数もまさに世界一のメーカーではありますが、なんとなく昔から私は相性が悪い気がします。
両親が初めて新車で買ったEP71スターレットは、私が免許を取って初めて乗った車でしたが、パワーステアリングなし、パワーウインドーなし、MTは4速までしかなし、営業者のようなビニールのシート、色は白に黒バンパーで愛着が全く湧かず、次に両親はアルテッツァを買ったのですが値引き無しの定価販売でおまけにスターレットの処分料まで取られて車自体は良いものではありましたが、なんだかなーという感じ。
その後親戚からナディアを譲り受けて少し乗りましたが、ふわふわで安楽な乗り心地に眠くなってかえって危険を感じたり、イマイチな思い出がたくさん。
しかし、今回ヤリス・ハイブリッドは良かった。
昔のトヨタは元ネタとなる車の存在が透けて見えたものですが、最近のトヨタのデザインはオリジナル感が強く、ハイブリッドのパワーユニットも出力制御の洗練された感じと燃費性能は世界のトップを走っていると感じさせます。
スターレットと同じBセグメントなのに隔世の感、私は浦島太郎になってしまったようです。
装備は多少削りますが、軽ハイトワゴンとほぼ同額でハイブリッドが買えるようです。
私の趣味的には車高は低く重心が低いほうが運転していて楽しいので、この車を勧めたいところですが、後席が少しタイトなことと今回はやっぱりハイトワゴンの気分のようなので、私の心の中に留めておくことにします。
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