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スモールオフィスの必需品【Canon Satera MF262dw】
仕事環境を整えるために必要なものは色々ありますが、印刷できる環境というのは私にとっては必須であります。
そこで、フリーになってから早い時期にレーザープリンターの導入を検討し、表題の写真の複合機を購入しました。
キャノンの白黒レーザープリンターにコピー機能、スキャナー機能の付いた複合機です。以前の仕事ではフル装備の複合機をヘビーユーザーとして使っていましたが、それをそのまま個人のスモールオフィスで再現するにはコストが掛かりすぎます。そのため本機の購入にあたっては今後本当に必要となる機能を絞り込んで真剣に考え、結果満足のいく機種にたどり着けたと思います。
価格は3万円しないくらい、予備の大容量トナーを買っても4万円ちょいくらいです。学生の頃白黒コピー機でも10万円では買えなかったことを思うと、本当に良い時代になったなと思います。
一番大事なプリンター機能はトナーを使うレーザー式であることとしました。インクジェット式はコストが安く抑えられカラーも家庭用に普及しており、実際に我が家でもFAX機能まで付いたカラー複合機があるのですが、仕事用の書類、資料を印刷するのに長らく使い慣れて見慣れたトナーの方が圧倒的に安心できます。仕事感がある、仕事モードにすんなり入れるというのは大事な要素だと思います。トナー式の良いところは使用期間が空いてもインクジェットの詰まりやヘッドクリーニングを気にせず使えるところです。これは使ってみてしみじみ便利と実感します。
スモールオフィスで使用するのでコンパクトさにこだわりました。コストを抑えるというのにも関係しますが、カラーは使用頻度の低さからカットしました。インクジェットと比べて高価なレーザーでも白黒だとかなりお手頃価格で購入できます。カラーを印刷したいときはコンビニのコピー機を使うか家のインクジェットを使うつもりですが、実際カラーが必要になることはほとんどありません。
以前の仕事ではCAD図面やエクセルの大きい表をA3紙に印刷していましたが、今はそこまで必要になることはほとんど無いと考え、A4サイズまでの対応と割り切りました。これもコンパクト、低コストに貢献しています。
検討の初期はコストを最優先させてプリンター機能のみにしようかと迷っていましたが、スキャナー機能、コピー機能は結構使います。特にスキャナーはフルカラーで取り込みPDF化も出来るのでペーパーレス化にも便利です。
職場の複合機は富士ゼロックスが一番人気でほかにリコー、キャノンと続き、とんでもない枚数を印刷していた私としてはキャノンはヘビーユースには弱いイメージがありましたが、今回の条件で探すとキャノンしか条件適合するモデルがありませんでした。これからの個人の仕事としては印刷枚数は圧倒的に少なくしたいと思っていたためソーター機能は省きました。しかし両面印刷は紙の枚数節約の観点から付けて良かったと思っています。なお本機は2in1、4in1印刷も出来ます。
今の複合機なら当たり前かもしれませんがWi-Fi機能があって無線で印刷できるのも便利です。Windows機、Chromebook、iPad、スマホから印刷できます。スキャナーデータはWindowsパソコンのドライブに保存できます。私はホームサーバーをパソコンのネットワークドライブに割り当てているので、そこに容量を気にせず保存できます。各機器の連携がとれるというのは、仕事している感じが強くして充実感がありますね。
使用する時期にはムラがありますが、この前の確定申告では一番の活躍と言って良いくらい活躍しました。様式の印刷、源泉徴収票のコピー、資料のPDF化、電子化が進んでいく世の中ですが、まだまだ紙が必要となる場面は多いです。この複合機は今後も大活躍してくれるものと思います。