Darwin 種の起源を読む (41) p.352-359 ゴルディアスの結び目
2019-08-30 22:59:54
SUJIです。こんにちは。
日本は8月最後の日ですね。
カリフォルニアはようやく金曜日が終わるところです。
今日もいいお天気でした。
ダーウィンの種の起源は
この章がとても面白いですね。
地質学的アプローチ。
本日の部分では、
植物の種が海を渡って他の大陸に行くとしたら、
まず、塩水に耐性があるか、
どのくらい、海水に浮いていられるか。
乾いたものならどうかなど、
実際に実験した結果も記録されてます。
鳥の胃に入っていた種はどうだろう、という話まで
言及されています。
結局、一番あり得そうなのは、人間の靴の泥に
偶然くっついて運ばれたものではないか、とか。
ダーウィンたちが浜辺で、
あーだ、こーだ、言って、
実験している姿を想像して、
ドクターと何度も吹き出してしまいました。
あまりにもクレイジー。
あまりにも熱心。
そしてあまりある発想力。
ビーグル号の航海から帰ってきて、
何年もしてから、種の起源が書かれたのは、
こういう検証を重ねていたからなのでしょうね。
いろいろな大陸の植生や生態分布を旅行して回るなど、
誰も行っていないときのことですから、
何を言っても信じてもらえない、かもしれないし。
果てしない考察力。。。。。
今日の英語表現は
the Gordian knot
ゴーディアスの結び目
です。
これは故事の一つで、シェイクスピアの戯曲にも出てくることがわかりました。
英語を読むときには知っていた方がいいですね。
どのくらい昔の話かというとアレクサンダー大王までさかのぼるみたいです。
ほどけない結び目を驚くような方法で解く。
ということで、難問を意表を突くやり方で解く
ことの比喩。
小説のタイトルになりそうだな、と考えていたら、
小松左京の小説のタイトルでそういうのがあるそうです。
うーん。
彼はすごいな。。。。
笑
種の起源の中では
エドワード・フォーブスが
大西洋の島々は最近まで
ヨーロッパやアフリカとくっついていた。
あるいはヨーロッパはアメリカとくっついていた。
という学説を掲げている件に関しての
説明の中に、出てくる表現が
これ
でした。
面白いですね。
Have a wonderful moment in your life!
感謝を込めて
SUJI ATHERTON
いいなと思ったら応援しよう!
