Darwin『ビーグル号航海記』を読む(14) page76-82 第七章 終了
2019-11-03 00:07:45
SUJIです。こんばんは。
カリフォルニアは11月2日、土曜日の夜です。
山火事がまだまだ消えません。
雨も降りません。
オランドではエアアンドビー関連で、ハロウィン・パーテイでの
殺人があったようです。
アメリカの最近の企業はどこか人間の性善説に
頼りすぎているところがあるので、
このような事件はいつか起きるとわかっていたような気もします。
さて今日のダーウインですが、
今日はもう、クロハサミアジサシ一色というか。
あまりにも危険な道を進み続けているダーウインが
今回の描写では、国境を越えるのさえ、ままならないような
状況下で、勇敢というにはあまりにも無謀すぎるプロセスも
描かれています。
クロハサミアジサシは
くちばしに特徴があります。
上のくちばしの方が下のくちばしよりも短い。
こういうのをダーウインが見たら、一日中、
どうしてだろうと考えて、楽しいはずだ。
とドクター(夫、アメリカ人)と含み笑いしちゃいました。
何でだろう、
とか
なに食べているんだろうとか
すごいですよね。
一日中、それだけ没頭できるって。
ダーウインが英国に生まれていなければ、これはうまくいかなかったし、
非常に裕福だったからできたことでもあります。
けれども、それをまっとうに生き抜いたというのは
一つの才能だと思います。
ビーグル号航海記の方が種の起源より
私的記録に近く、文章もくどくなくて、
読んでいて楽しいですね。
『種の起源』だとかわいそうなくらい、
繰り返し、ハトの話とか出てきて、
もちろんそれは当時の種の起源の周りの空気も表しているかもしれないですけれども
ダーウインは他の本も書いているので、
ちょっと安心します。
もう80ページも読んだなんて信じられないです。
毎回、地図見たり辞書見たりで毎日過ぎてます。
笑
幸せですね。
Have a wonderful moment in your life!
感謝を込めて
SUJI ATHERTON