ようこそ、アンドレ・グリーン
公式サイトに掲載されていた加入発表記事と本人のコメントを紹介。
【加入発表記事】
シェフィールド・ウェンズデイは元アストン・ヴィラのウィンガー、アンドレ・グリーンの完全移籍契約を完了させた。
ヴィラのアカデミーで育ったグリーンは9歳で入団し、15/16シーズンには弱冠17歳でプレミアリーグデビュー。
チャンピオンシップでの3年間を過ごし、特に昇格を決めた18/19シーズンはヴィラで5試合に出場したのちにポーツマスへローン移籍し12試合5ゴール。
1月にはすぐにヴィラへ戻り、復帰後2試合目のシェフィールド・ユナイテッド戦では90分+4分にドローに持ち込むゴールを決めた。
昇格プレーオフ準決勝やダービーを2-1で破った決勝にも出場。
昨季はプレストン・ノース・エンドとチャールトンへローン移籍。
世代別の代表経験もあるグリーンはヒルズボロで16番を背負う。
【本人コメント】
6ヶ月ほどフットボールから離れていたけど、適切な機会を待っていた。
シェフィールド・ウェンズデイは俺に取って完璧なクラブ。
フットボールしか知らなかったから難しい時間だったけど、正しい場所と感じられないクラブに行くつもりはなかった。
まだ22歳だけどヴィラには15年近く所属していたし、正しいステップを踏みたかった。
ヴィラは大きなクラブだし、シェフィールド・ウェンズデイもそう。
2つのクラブには共通点が多くある。
皆んなが知っているクラブだし、シェフィールド・ウェンズデイは古豪と言われるけどヴィラもそうだ。
今順位表を見ると逆さまになっているように見える。
シェフィールド・ウェンズデイには相応しくない。
何があったかは知っているけど、トラブルから抜け出して来季はプレーオフ圏内に挑戦しなければならない。
スタートが楽しみだ。
試合に出れず、ロックダウンもあったりと難しい時期を過ごした。
でも、これまでの経験を活かして前向きになるように努力した。
それが生来の性格だからね。
このクラブでプレーするにはプレッシャーが待ち受けていると理解しているけど準備は万端だ。
自分に対して起こったことの全てが成功に向かってハングリーにしてくれた。
前もハングリーだったけど、より強く集中して望むようになった。
だから、フットボールから離れていた期間を『禍転じて福となす』という意味だと感じている。
落ち着いて、自身の評価を高めるために適したクラブだ。
特別なことを成し遂げるのにちょうどいい年齢だし、ウェンズデイで目標を達成したい。
これは俺が望んでいた正しいクラブでの新たなスタート。
家族に『ここだ。ウェンズデイが新たなホームだ。』と言えることが俺にとって一番大切なこと。
それがこの移籍の持つ意味だね。
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