2.5周年を迎えたスタオケと横浜のコラボがガチだった
金色のコルダといったら音楽、金色のコルダといったらネオロマンス、金色のコルダといったら……横浜!!!※
※シリーズ共通の舞台となる「星奏学院高校」が横浜市の元町近辺にある架空の私立高校という設定になっている。
というわけで、そのシリーズ最新作であるスマートフォンアプリ「金色のコルダ スターライトオーケストラ」(通称:スタオケ)も2.5周年を機に横浜市内のゆかりの地とコラボレーションしているのだが、これが結構気合が入っていて楽しい。
これまでも「金色のコルダ」シリーズは横浜の町とコラボした実績があり、「スタオケ」でも1周年の折にスタンプラリーなどの企画を開催している。
が、今回はキャンペーン期間中にアプリ内で開催するイベントストーリーにコラボ対象をガンガン登場させるストロングスタイル。アプリユーザーが当該観光地に行きたくなる仕掛けになっていてめちゃくちゃおもしろい。
キャンペーンストーリー
期間中にログインすると自動的に再生されるミニストーリーが4本用意された。うち1本は総括的な内容なので除外するが、残り3本はメインキャラクターたちがコラボスイーツを実際に口にするという内容。はちゃめちゃにダイレクトマーケティングである。
甘やか煉瓦
8月24日(木)17:00~8月31日(木)14:59のアプリログイン時に自動再生されたミニイベントストーリー。キャンペーン期間中に横濱元町霧笛楼で購入できる「横濱煉瓦」のスタオケコラボパッケージ&コラボショッパーについて紹介している。
爽やか檸檬
8月31日(木)15:00~9月7日(木)14:59のアプリログイン時に自動再生されたミニイベントストーリー。「えの木てい 本店」で購入するとノベルティがもらえる「横濱檸檬」について紹介している。
華やかローズ
9月7日(木)15:00~9月14日(木)13:59のアプリログイン時に自動再生されたミニイベントストーリー。「えの木てい 元町店」で購入するとノベルティがもらえる「元町ローズソフト」について紹介している。
もちろん期間内に現地に行くことができないユーザーもいるわけだが、今回は横濱煉瓦と横濱檸檬については通販でも商品を購入できる(ノベルティももらえる)のがいい。1周年コラボキャンペーンのときはまだコロナ禍が明けていないにも関わらず現地のスタンプラリーに参加しないとと入手できないノベルティばかりだったから、個人的には大きな改善点だと感じる。
期間限定イベント「変奏曲Duet Precious Time」
「変奏曲Duet Precious Time」は2023年8月25日(金)17:00~9月2日(土)14:59に開催された期間限定イベント。
「変奏曲Duet」を冠するタイトルのイベントは、主人公(朝日奈)とメインキャラクターたちの楽しいデートを主眼に置いたイベント形式。イベントを周回して一定数ポイントを貯めることで、各キャラクター(22人)とのイベントストーリーを読むアイテムを入手していく。デートは2種類あり、「デートイベントNo.1」を見た後でなければ「デートイベントNo.2」を見られない。22人×2回の全デートイベントを体験したければ、全44個のアイテムを入手する必要があるわけだ。
イベント期間内にアイテムさえ入手しておけば、終了後でもデートイベントを解放できるのもうれしい。
イベントストーリー
今回の「変奏曲Duet」の舞台となるのは、横浜市のみなとみらい地区にある遊園施設「よこはまコスモワールド」で、イベント中の会話は、各種アトラクションについての紹介も兼ねているようだ。
アトラクションを楽しんでいるキャラクター&コンミスの話を読んでいると、実際にその場に行きたくなってしまう。しかも行った先でコラボノベルティが入手できたり、アプリ内BGMや一ノ瀬銀河の園内アナウンスが流れているとなると、「推しとのデートスポットだし、行ってみるか」という気持ちになりやすい。非常に誘導がうまい。
カードストーリー
特効カードもよこはまコスモワールドにちなんだもの。特に流星のカードストーリーに登場する「くまカステラ」もコラボ対象商品。
そういえば2022年9月に開催された「すみすみ」とのコラボキャンペーンも初報では「?????」だったが、キャンペーン用に書き下ろされたカードストーリーはメインキャラクターたちの意外な一面を描きつつすみすみたちへの愛を感じさせるものだった……。
スタオケのストーリー内コラボ、いいなぁ。
実のところ、「金色のコルダ」シリーズのみならず「遙かなる時空の中で」シリーズも実在の観光地(史跡)との親和性はかなり高く、ファンの“聖地巡礼行動”を喚起するには適した作品である。が、遙かシリーズは毎回取り扱う時代が異なるため、舞台となる地域も変わる。その点、“星奏学院という架空の高校が存在する”という一点をキーにリアルタイムの横浜とコラボレーションできるのがコルダシリーズの強みなのかもしれない。
スタオケのストーリーで巡った国内各所ともご縁があるといいなあ。北海道や九州はさすがに行くのが難しそうだが……!
(ここまで書いてて思ったけど遙かシリーズの現地コラボもいつかあるといいな)
行った&買った
オタク、めっちゃ横浜満喫してる。
あと、フォロー&RTキャンペーンでリアル焼売をもらえるのはさすがに笑った(応募はすでに締め切っているのでご了承いただきたい)。
これからもコルダ(スタオケ)と横浜の関係が円満であるように。