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自分の恋愛観


はじめに

急な深夜テンションで自分の恋愛観について語りたくなったので、メモに書いていた文言を編集して形に残しておこうと思いこの文章を作成しました。
自分の学生時代を振り返ってみたので、長いですが読んでくれると嬉しいです。

幼少期

自分は昔から、可愛いものが好きだった。
幼稚園の頃は、外で遊ぶことは少なく、女の子とおままごとやぬいぐるみを触っていたような子どもだった。

好きな最初のポケモンはイーブイ
みんなが伝説のポケモンを好む中、1人だけイーブイを必死で集めた記憶がある。

サッカーを始める小3までの部屋はぬいぐるみで囲まれた部屋で過ごしていて、ポケモンや動物のぬいぐるみに囲まれて寝ていた。
特にお気に入りはアメリカ旅行で買った
ペンギンのぬいぐるみ
小2の時に買ってもらいずっと抱き抱えて過ごした。
周りに女子の家が多かったこともあり、家には女子が来ることが圧倒的に多く、そこまで違和感は感じないまま成長していった。

小3の時にサッカーを始めると、男の子ばかりの環境に身を置くようになった。
気づけば一人称は「俺」に強制され、なんだか息苦しいような感覚を覚えたのを今でも覚えている。
ずっと一人称が「僕」だった自分は、「弱々しい」「女っぽい」とコーチや同級生に言われ続けた。

中学 高校

中学校になり、サッカーは続け、周りのメンバーは変わらず同じような日々を送っていた。先輩は相変わらず怖いし、後輩には舐めてかかってくる人もいた。 自分はその時から男社会というものが嫌いになったのかもしれない。「俺」という一人称になんだか威圧感を感じて、気づけばこの頃から一人称は「僕」になっていた。 今でも男子相手だと「俺」が出てくる時があるけども、絶対にひらがな「おれ」にしているあたり、本当に今でも嫌いなんだなと感じる。

高校生に進学した際には、弓道部に所属した。比較的女子も多い部活。
毎日帰る人は同じ方面の女子だった。
春には、桜が舞う公園に行ったり。
夏は、花火の音と蝉の声が響く中
2人きりで帰ったり。
秋は、帰り道のコンビニで肉まんを食べた。
冬には、イルミネーションの話だってした。

僕は気づけば、その女子と一緒にいることが
当たり前になったし、誰にも奪われたくない
これが「好きになること」そう思った。

しかし、相手は「NO」だった。
気づけば距離を感じるようになり
僕はその時から恋愛が分からなくなった。

女の子から頻繁に連絡が来たとしても、友達としか見れず、恋愛というものに本当に苦労した。

大学

そんな僕も大学に進学し、軽音楽部に所属した。 女子とバンドを組むことも多いが恋愛には発展することは一切なかったが、しかしよく大学内では女子と一緒にいることが多かった。
周りの男子からは、陰口を言われることもあったが、それが自分だと言い聞かせた。

そんなある日、僕に転機が訪れる。
仲の良い女子がライブで大役を任される機会があり、自分も照明担当として手を貸しながら、一緒に成功に導いた。 その舞台が終わり、ステージ横のカーテン裏で泣いていたのを見て僕は真っ先に駆け寄り
「良かったよ」「頑張ったね」と声をかけた。

その後からは、高校の時と同じく彼女を離したくない感情に陥った。
僕が少し悩んでると、彼女から、告白をしてくれた。
僕は初めてその時両思いの感情を知った。

後々聞くと、辛い時に真っ先に声をかけてくれたから好きになったと伝えてくれた。
僕も力になれて嬉しい気持ちもあり、楽しく過ごせていた。

その後コロナ禍も重なり、会えない日々が続き、気づけば友達に戻っていた。
「離したくない」と思った感情から、
「話したくない」気持ちになるのは一瞬だった。
一度自分が特別扱いを受けたら、感覚が麻痺してしまう。 お互い付き合う前と同じ扱いだと不満を感じるようになり、疎遠になっていた。何が正解なんだろう。

月日は流れ、ある日、紹介したい人がいると言われ、2人きりで会うことが決まった。

待ち合わせ場所にあらわれた人は綺麗な黒いワンピースを着た人だった。
何回か会うこと、4回目にご飯を食べた後
夜景を見る機会があった。
その時に写真を撮ろうと言われ、2人で写真を撮った。 その時から僕は感じていた。
「付き合わないとダメなんだな」
外に出ると、彼女は僕の袖を掴んだ。
僕は手を握った。

たった数回で自分のことを好きになってくれたのだろうか不安になっていた。

その後何度か一緒に時間を過ごすことが増えたがあの時僕はあるサインをずっと見逃していた気がする。
僕は「性行為」というものから逃げていた。
なんだか怖く感じていたんだ。

その頃から僕の中で「男らしさって?」
そんな疑問を感じていた。
リードをすること? お会計は全て自分が出すこと?
僕は迷っていた。


そして付き合って4ヶ月頃彼女から電話で
「私のこと好き?」と聞かれて、もちろん好きだと伝えた。相手は女子会に参加しているような雰囲気だった。 愛情表現が苦手な僕は不安にさせてしまったのだろう。

その次の日
別れ話を切り出されて別れてしまった。

結局自分の好きを伝えるのは言葉ではなく行動なのか。 おそらくその最上位が「性行為」なのでは?と感じた。

僕は無言でも一緒にいて落ち着ける人が恋愛の形として正解だと思っている。
しかしなかなかこの考えは理解されない。

僕はそもそもスキンシップ自体が正直得意ではない。
手を繋ぐのも正直好きではないし、愛の言葉を伝え合うのも苦手だ。

でも手を繋ぐのはみんな当たり前だという。
僕の「普通」は「普通」ではないのだ。
僕は恋愛することをその時から諦めた。

あとがき

こんなに長い文章を見てくれた人はいるのだろうか笑
深夜にただ書き殴ったようなこの文章だが、これが本心だ。
僕は見た目は男性でも、考え方は女性的思考がとても強く、ファッションも比較的中性的な格好をすることが多い。

そんな僕が作り出す世界観を少しでも期待してみてくれると嬉しいなと思います。

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