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「鬼滅の刃」を「書くは楽し‼」vol.3 「無惨」で美文字レッスン


「書くは楽し‼ 『楽書』のすゝめ」(Suiun Writing School)

こんにちは。有川翠雲です。

<「鬼舞辻無惨」を書く>


「鬼滅の刃」を「書くは楽し‼」vol.3 は「クールな悪役 無惨」を書いてみました。

こんにちは。有川翠雲です。

「鬼滅の刃」を書く。今回はクールな悪役「鬼舞辻無惨」です。

勧善懲悪ストーリーにおいて、クールで強い悪役は絶対的な存在ですね。

そんな「無惨」のイメージを篆書と草書で書いてみました。

「無惨」は象形文字に近い篆書が似合うと思います。

「鬼舞辻」は草書で書いています。

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今回は「筆+PILOTインクの山栗」で書いています。

筆に少し「金色」が残っていたようで、複雑な色合いになっています。

図らずしも、この色も「無惨」のイメージかもしれません。

「無」の篆書は「人が両手に飾りを持って舞うさま(字源NETより)」を表しているとのことです。

この「呪術的なイメージ」が「無惨」のキャラクターにピッタリです。

「無惨」の意味を調べると次のように出てきます。
「無残・無惨・無慙・無慚」
1.(無慙・無慚)仏語。戒律を破って心に少しも恥じるところがないこと。
2.残酷なこと。乱暴なこと。また、そのさま。
3. いたましいこと。あわれなこと。また、そのさま。


これも見事に、「無惨」のキャラクターを表していますね。

「鬼滅の刃」に出てくる人物の「ネーミングと漢字の使い方」はそのキャラクターを的確に表しているものが多いと感心するのは私だけでしょうか?

それとともに漢字の奥深さにも感心させられますね。


<「無惨」で美文字レッスン>


「美文字」=「いい感字(印象のいい字)」でお話ししますね。 

今回の「いい感字」のポイントは「余白」です。

「余白」とは単なる「字を書いていないあまった白い部分」ではありません。

「余白」は字を引き立たせる舞台です。

次の文書、あなたはどちらが読みやすいですか?

A:字で埋め尽くされた文書
B:適度に改行し、句点(。)の後には文書を続けていない文書

誰もが、Bを選ばれると思います。

実は「美文字」=「いい感字」とは、単体の字のことではなく、読みやすい文書のことなんです。

お名前を書かれる時も「余白」=「字と字のスキマ」を大切に書いてみてください。

その「余白」があなたのお名前を「いい感字」に変身させますよ。
最後までお読みいただきありがとうございました。


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