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[BpB] Reaper Bloodthorneビルドの紹介 (Patch 0.5.6)

(11/10 にさらに加筆修正しました)

0.5.6 で日本語化もされ、今熱いゲームである Backpack Battles ですが、前回紹介した記事の環境からまたガラッと変わりました。

前回まで使っていた Staff of Unhealing 軸は、アーリーゲームで Goobert + Wooden Shield でメタれる相手が環境に減り、ライフを維持した状態で終盤に持ち込むのが難しくなりました。(終盤の破壊力は健在なので完成すれば強いのですが…)

Diamond帯まで落ちたのでビルドを試行錯誤し、結果としてDiamond帯からMasterに返り咲けた構築が本記事で紹介する Bloodthorne 軸のビルドとなります。


概要

武器として  Bloodthorne を採用し、Vamprism と Spike を積んで火力を上げて殴り勝つ編成です。必須パーツは Bloodthorne 1本と、Regen を付与する 装備品(Healing Herbs が Common で入手性がよい)のみで、それ以外は店のラインナップなどに応じて変えていく形となります。

Reaper Bloodthorne型

特徴としては、序盤に Healing Herbs を確保し、Pan + Foods を主軸として進めるため、勝率がかなり高いです。

難点は、Bloodthorne の合成には Epic 武器2本が必要なことと、明確なカウンター(Ripsaw Bladeなど)が存在することです。

進め方について

序盤(Round 6ぐらいまで)

メイン武器は Pan で進めます。Hungry Bladeに乗り換えるまでは使うため、Foodを集めることで火力をラウンド毎に上げられる本武器は、序盤ずっと使える繋ぎ武器としてとても優秀です。また、併せて Healing Herbs も集めるため、Foodと合わせて毒付与しながら耐久することで安定して勝つことができます。

進行としては、以下の3点を意識して進めます。優先度は上のほうが高く、中盤以降を考えながら、このあたりでライフを落とさないような動きに努めます。毎ターンGoldを使い切る感じで、リロールしても大丈夫です。

  • Healing Herbs を買う

    • 特にHealing Herbs は、Round 6 終了までに3個ぐらいは確保したいです。

  • セールを活用して、今強い動きをする

    • Spear や Whetstone など、本構築では使いませんが Gold ロスがないなら積極的に使っていきます。

  • カバンを拡張しながら、Food を集めて Pan の火力を上げる

    • Food は、Hungry Blade 乗り換え後に売ってもよいです。Banana と Garlic は残してもよいかも。

以下は、Master帯での Round 5 終了時の一例で、こんな進行でここまで1敗で済んでいます。当たり前なことではありますが、Storage Coffinはフル活用してください。(以下の例ではFly Agaric の本数が同じにもかかわらず、Poisonのスタック数が倍違います)

Round 5 終了時の一例

中盤(10勝到達まで)

武器の乗り換えですが、Bloodthorneの合成元が店に並んだ時点で交換します。特に早いラウンドで出てくれると嬉しいです。(武器パワーで押し切れるので)

8R 開始時に取得する Unique は、基本的には Nocturnal Lock Lifter になると思います。ただ、必須パーツではないので、編成次第では Mr. Struggle にするというのも選択肢としてはありかもしれません。

Bloodthorne 合成後は、以下のようなシンプルな形がベースになると思います。Fanny Pack2積みで、可能な限りクールダウンは早くしましょう。

Bloodthorne 合成後の一例

この後の発展として、あると嬉しいアイテムを以下に列挙します。

  • Healing Herbs

    • 5個ぐらいまでは狙う。緑ジェムが床置きできてるならそれ以上は不要。

  • Gloves of Haste

    • Bloodthorne 高速化に必要。Bloodthorne 1本の場合はスタミナ切れはまず起きないため、ガンガン高速化したい。

    • Blood Amulet と合成すると、速度 35% アップに加えて、Vamprism 6 付与がある。Vamprism は Ripsaw に消されないため重要。

  • Blood Amulet

    • Gloves of Haste, Leather Armor, Goobert と合成先は豊富。単品だと 9 Gold で Vamprism 2 のため、ちょっと悩む。

  • Pineapple

    • 定期的に Spikes を供給してくれる。出来る限りクールダウンは短縮したい。

  • Armor 系

    • 初期ブロック獲得は、Stone Skin Potion の発動トリガとなるため、1個はあると便利。

    • Leather Armor は、Blood Amulet との合成もあるため Good。

    • Holy Armor は隣接する Holy Item に応じて Regen を生成する。14 Gold と高いが狙う価値はある。

  • Potion 類

    • Stone Skin Potionは、開幕でStrong Health Potion を起動してRegenを獲得するのに有用。

    • Heroic Potionは、Bloodthorne2本積みする際には何本あってもよい。

  • Box of Riches

    • ジェムはなんだかんだで有用。特に緑ジェムが、床置きすることで Regen を生成してくれるため、長期戦で唯一 Regen を出す方法です。Extra Round に行くなら必須級。

    • 本体が 6 Gold するため、早めのラウンドで無理して購入すると厳しくなる可能性もあるため注意。

  • Jynx torquilla

    • 現環境は長期戦になりやすいため、CD短縮は有用。相手が Ranger でLuck生成が早くないタイプなら、Critical 発動も抑制できる。

  • Goobert

    • Blood Goobert まで出来れば、Vamprism 数に応じてライフスティールが発生するため相性はいい。配置が面倒なのは難点。

  • 2本目のBloodthorne

    • 1本の Bloodthorne を Vamprig Gloves で加速されたほうが楽。Haste of Gloves が全然引けない時のサブプラン。

終盤(Extra Round)

本構築はメタられやすい上に、ラウンド進行によるスケーリング材料が大きくない構築のため、微妙な状況なら10勝で切り上げてもよいです。

Extra Roundに行くのであれば、勝算を抱えた上で行きましょう。現在、環境で流行っている Fatigue 編成をぶち抜く火力を出すための算段が欲しいです。

長期戦での火力スケーリングのキモは、緑ジェムです。床置きすることで、相手の Poison を消して、自分の Regen に変換するという効果がありますが、戦闘中に Regen を生成する唯一の方法となっています。

以下の戦闘例では、戦闘中に緑ジェムが合計で16生成しています。緑ジェムによる火力アップがなかったら負けていたケースですね。

ポーションについて

Bloodthorne で Regen を変換するため、バトル開始時に Regen があるほうが嬉しいです。そう考えると、自分のHPが50%以下にならないと発動しない Strong Health Potion で合成する価値はあるのか?という疑問は生まれると思いますが、適切な配置を行えば 1個の Strong Health Potion で、バトル開始時に 4 Regen、HP50%以下になったとき 2 Regen を出すことができます。

例えば、以下の配置例では、Leather Armor があるため、戦闘開始時に Block が付与され、それがトリガーとなり Stone Skin Potion が発動します。また、Pestilence Flask は相手がHP回復時に発動するため、早い段階で発動することが期待されます。

ポーション配置例

ポーション配置は結構ややこしいですが、本作の面白いところでもあると思います。

本ビルドに対するカウンター

概要欄でも述べましたが、本ビルドにはカウンターが多いです。実際に本ビルドを使っていて負けた編成を以下に列挙しておきます。

  • Ripsaw Blade

    • Spike だけでなく変換前の Regen まで消されるため、DPSがあまりスケーリングしません。Vamprismは消されないので、Vamprismスタック数で殴り合いに勝てたケースはあります。

  • ReaperのFatigue狙いビルド

    • 短期決戦は難しいので、緑ジェムで後半でも火力スケーリングできれば勝ち筋はあります。

    • Ripsawを積まれている場合はまず勝てません。

  • Lightsaber + Blind

    • 攻撃が当たらないので厳しいです。また、中長期戦でもBlindを積まれると、攻撃が当たらず火力のスケーリングができず殴り負けすることもあります。

  • Tim

    • バフに依存しているため、DPSがダウンスケールしていきます。特に、Bloodthorneミラーだと....

おわりに

現状、流行っている編成の一つです。Ranger / Reaper 問わず、Bloodthorne持ちは増えました。

木曜時点での0.5.6環境は、ReaperのFatigue編成が強さ・ビルド構築のしやすさ・メタの張りにくさで1つ頭抜けています。

本記事の編成は特にRipsawを持ったFatigue編成に対するカウンターを持たないため、Master帯で安定してレートを積むのはかなりきつかったです。

ただ、DPSを上げるための手段が複数あり、自分の考えたとおりにビルドが機能すると、Bloodthorneがとんでもない火力を叩き出してくれるので、その点で自分は気に入ってますね。

Ripsaw+Fatigueは組んでてあまり面白くないので、またバランス調整で環境が変わるのを待ちたいと思います。

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