[BpB] Reaper 回復ビルド(Blood Goobert + Staff of Unhealing)の紹介(Patch 0.5.5)
Backpack Battles の Reaper で Grandmaster 叩けたので、記録としてビルド紹介記事を書きます。(11/1 Version 0.5.5)
本ビルドは Diamond 帯で、Ranger の Steel Goobert / Falcon Blade / Arrow 編成をぶち抜いてきた相手編成を参考にし、自分なりにカスタマイズしたものです。Master 帯では、ミラーマッチはなかったので、今はあまり知られてないかと思います。
概要
Staff of Unhealing で、自分の回復に応じて相手にダメージを与える効果を使って大ダメージを叩き込む型です。完成時の開幕火力は他の追随を許さないレベルで、Master で 17勝した時の最終ラウンドでは、開幕5秒程度でDPS90を出して敵を沈めてました。
DPSが時間経過でスケーリングする要素はないので、最初耐えられてバフなどを剝がされていくとDPSは落ちていってジリ貧になります。ただ、現状このDPSに耐えられるのはBook of Lightの無敵ぐらいしかないため、大体勝てます。(Diamond 80 ぐらいから Grandmaster 昇格まで、Round9以降では負けなしでした)
本ビルドの弱点としては、Reaper共通の問題ではありますがアーリーラウンドが弱いこと。ある程度形になるまでは、特に Ranger 相手には負けやすいです。
ビルドの流れ
Unranked ではありますが、実際の流れを紹介します。
Round 1
セールなどがある場合には活用しますが、特にない場合は Wooden Sword / Broom の確保を目指します。Wooden Sword 2本でもよいですが、同武器2本はなかなか難しいです。Hero Sword の作成を目指すので、Whetstone は Reserved しておくとよいでしょう。
Fly Agaric は売ってしまってもOKです。
Round 2 - 4
Hero Sword の作成、カバンの拡張、Wooden Shield の確保を中心に、リロールを控えめにしながら進めます。特に現環境では、アグロ型のRangerが多いので、Wooden Shinldは2枚あっても全然良いです。(Commonはこのあたりで引いておかないと後々キツイですし)
また、Health Potionがあると、このあたりのラウンドの勝率が上がるので見かけたら買いたいです。
今回のケースでは、Spearがセールだったので、BroomとSpearを差し替えて使ってます。また、Goobert と Fanny Pack がラインナップにいたので、次ラウンドで買うため Reserved しています。ちなみに、この区間で1敗してます。
Round 5 - 7
Goobert が購入できたらカバンを横向きにして、武器と盾でアクティベートして耐久戦で勝率上げます。現環境は Melee 複数本積みの人が多いため、盾は重要です。Goobert を設置した時、必ずロックして Hero Sword と合成されないようにしてください。
この Rare が出やすい Round 区間で、いろいろなアイテムを集めます。特にほしいのは、Goobert / Gloves of Haste / Box of Riches の3種類。Box of Riches は宝石を売ることでお金も少し稼げるため、勝てる編成になっていれば早めに買っていきたいです。青ジェムを拾えるとマナが回るようにもなりますしね。
今回のケースでは、Gloves of Haste の2個目は買えませんでしたが、Goobert が半額で買えたこと、Mana Orb が買えて Magic Staff が作成できてるのでかなり順調です。理想を言えば右側はWooden Shield2枚なんですけどね…
Round 8
取得する Unique は Nocturnal Lock Lifter です。Vamprism 2 と回復効果 25% アップが主な目的です。
今回のケースでは、Unique 購入後に、前ラウンドで購入済みだった Goobert を設置し、バッグも買えたので配置を見直します。基本の形はできたので、以降のラウンドは、これをベースに強化していきます。バッグは必要分は大体そろっているため、Fanny Packを見かけたら買うぐらいになります。
Round 9 以降
このラウンド以降は、アイテムがかなりランダムに並ぶので、並んだアイテムを見ながら考えることになります。基本的には、最終系に近づけるように優先度の高いアイテムから購入していきます。特に購入したいアイテムは以下になります。
Mana Orb
Magic Staff への合成用とマナ生成用で合計3個必要。マナ生成は青ジェムでも代替可能なので、自分のビルドを見ながら優先度を考える。
Demonic Flasko
Staff of Unhealingへの合成用。Goobert が 2匹揃っているなら優先したい。
Blood Amulet
Goobert の合成用であり、Gloves of Hasteの合成用でもあり、単品でも吸血2を付与する。吸血付与はDPS向上につながるので優先度は高い。
Gloves of Haste
Falcon Blade への合成用は勿論だが、Falcon Blade の加速用にしてもよい。Blood Amuletとの合成も可能。
盾(Wooden Shield / Shield of Valor)
Blood Goobert の Activate 要員兼、赤ジェムのスロット用。ブロック生成は重要ではないため、Wooden Shieldのほうが安くて嬉しい。
盾2枚目まではかなり優先したい。
赤ジェム
防具に積む。回復量アップは、本ビルドではイコールでDPSアップにもつながるのでとても強い。
紫ジェム
Falcon Blade用。完成度の高い Bloodthrone ビルド相手だと、持久戦になるため、相手のバフを剥がして勝ち筋を拾うために採用する。
青ジェム
Falcon Blade用。Mana Orbの数が十分でなく、マナ生成が追い付いてないときに採用する。
以降は、説明を割愛しますが、各ラウンドの推移を画像で並べます。(途中いくつか抜けてますが…)
Round 18 (最終Round)
今回のケースでは、最終的に以下のような構築になりました。Perfect Ruby が2回店売りだったのが強かったですね。合計でRubyによる回復増強効果は 120 % になりました。
その代わり、今回は Blood Amulet が2個しか来なかったため、吸血付与はそこまで多くありません。
最終 Round は相手が無敵をたくさん使ってくる編成だったので、少し時間がかかってます。奇しくも、Staff of Unhealing 同士のマッチングでした。
Blood Goobert は、Life Steal が 10 + 6 (Vamprism Buff) で、16ダメージ。更に、16回復効果に対して Ruby と Nocturnal Lock Lifter の効果で合計 145% ヒール効果が上がり、39回復 となり、Staff of Unhealing の効果で回復分がそのまま追加ダメージとして入ってます。
Life Stealは、無敵時に無効化されるため、今回のケースでは、Blood Goobert のDPSは伸びませんでした。
最後に
本ビルドはかなり天井が高く、特に Round 7 までに 2 Life 残せていれば完走が狙えるポテンシャルはありました。メタも張りにくそうで、自分はカウンターはあまり思いつきません。(防具に紫ジェムを貼って回復効果を落としつつ、バフ剥がしで耐久やるぐらいしか….)
また、アップデートで環境は変わるので、本ビルドがいつまで使えるかはわかりませんが、今回グラマスまで上がったときの勝率はとても高く、10回中7回ぐらいは完走してたと思います。
BpBはメタが周るゲームで、現在のMaster帯に多いのは Falcon Blade や HLSの作成を目指す型が8割近い印象です。
上の編成を序盤でメタれるのは、Goober+盾編成です。こちらには Storage Coffin の毒もあるため持久戦は強いです。HLSとバッグあり投石がきついぐらいですね。環境が変わってくると、立ち回り(特に序盤)は、また変わってくるでしょう。
現環境は Ranger の天下にも思えますが、だからこそ 序盤は Goobert と Wooden Shield さえ揃えばメタることが可能で、終盤は伸びしろの大きさでエクストララウンドを勝ち抜ける本ビルドはいい感じに回っていたかと思います。
他に面白いビルドが見つかりましたら、また何か書くかもしれません。それでは。