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【使ってみた】ソロツーリストの折り畳みボストンバッグ

どうも、三度の飯よりスーツケース、スーツケースの伝道師さとです。スーツケース、トラベルグッズのバイヤーの私が様々なアイテムをレビューしていきます!

おみやげが増えた時の強い味方!
ソロ・ツーリスト スーベニアバッグをレビュー

ソロ・ツーリストというブランドはご存知ですか?
フリー旅行が盛んだった1985年に誕生した老舗バックパックブランドで、貴重品入れや様々なトラベルグッズも展開しています。
そんなソロツーリストのロングセラーアイテム、スーベニアバッグを今回はご紹介します。スーベニアバッグはその名の通り、おみやげが増えてスーツケースに入らない!なんてときに重宝する折りたたみバッグですよ。

全部で4サイズのラインナップ(14L、27L、37L、46L)があり、いちばん大きい46Lでも機内に持ち込み可能な大きさです。カラーは2023年1月現在は5色展開になっています。流行色を取り入れて…って感じでもないですが、荷物が目立ちやすい蛍光色もラインナップされているのが特徴です。

ブラック、チタングレー(グレー)、ライム、ローズピンク(ワイン)、ネイビー

4つの大きな特徴

①安心の鍵付きファスナー

なんとファスナーが「YKK製鍵付きロックスライダー」になっています!これはおそらく他ではない一番の特徴ではないでしょうか。飛行機や鉄道で頭上の荷室に収納したり、席を離れるときなど、鍵がかかっている安心感は大きいですね。(とはいえ、あくまで共通仕様の簡易的な鍵です)

YKK製鍵付きロックスライダー

②便利な背面ポケット

「キャリーバーに通せる背面ポケット付き」なので楽に持ち運べます。キャリーバーに通せること自体は、この種のバッグでは多いのですが、スーベニアバッグはその部分にファスナーポケットが付いていて、地図やバッテリーなど「準貴重品」の収納に便利です。
4輪のスーツケースを使用するときは、自分の体の側面にスーツケースを置いて、押し出す形で使うのが正しいんですね。で、この位置にポケットがあるのでファスナーが自分のほうを向いているんです。つまり、サッと取り出しやすいんですよ。

キャリーバーに通せる背面ポケット付き

③生地へのこだわり

また、本体の生地は撥水加工とテフロン加工のW加工。かなり水に強いです。テフロン加工のおかげで汚れもつきにくい。またメイン生地は100Dでとても薄いのですが、軽くて丈夫なリップストップナイロン生地が使われています。底部は420Dナイロンにして耐久性を上げている点も好感が持てます。

撥水加工生地

④肩に優しいクッションハンドル

ハンドルはクッション材入りなので肩が痛くなりにくいし、手で持つときも手に食い込まないので持ちやすいです。他メーカーさんだとこれが無かったり、あってもペラペラなので、こういうところがしっかりしているのは嬉しいですね。ソロツーリストはバッグパーツも多く販売しているブランドなので、この点は手抜かり無いですね。

肩に優しいクッションハンドル

どれくらい入るのか!?

まぁ、細かい仕様はわかりましたと。でもスーベニアバッグですから、大事なのはどれくらい入るかですよね。
ということで、トイレットペーパーで容量を検証してみました!全国のトイレットペーパー収集家の方、必見です。
まずは46Lサイズから。サイズは幅53×奥行23×高さ38cm。

46Lサイズ

約11cm×11cmのトイレットペーパーが30ロール入りました!これなら、1か月分のトイレットペーパーを持ち歩くことが出来ますね!いやぁ安心です。ちなみにこのサイズは、外国の方が爆買いしたおみやげを入れるのによく使われています。

次に37L。日本の方に一番よく利用されるサイズですね。サイズは幅46×奥行22×高さ37cm。

37Lサイズ

24ロール入りました。これでも収納量は充分あります!よくあるお土産の30~40個入りなんていう大サイズでも大概は入ります。普通に旅行の荷物を収納するために使っても2~3泊分は入れられます。

そして、27L。サイズは幅44×奥行19×高さ33cm。一般的な機内持ち込みサイズのスーツケースの幅が40cmなのでセットアップすると少しはみ出すくらいのサイズ感です。

27Lサイズ

こちらは20ロール。まぁまぁしっかり入ります。このサイズを利用される方も多いので、そこまで大きなお土産は買わないって方ならこれでも充分な気がします。私は心配性なので37Lを使ってしまいますが。

最後に14L。サイズは幅36×奥行14×高さ28cm。

14Lサイズ

11ロール入りました。このサイズになると、お土産を入れる以外の使い方をされる方も多そうです。機内持ち込みサイズのスーツケースに2~3泊の荷物が入るとして、もう1泊分持っていきたいけどそのために大きなサイズのスーツケースを買いたくはないな…なんてときのサブバッグにもなりますね。

たたんでみた!

最後にたたみ方です。折りたたみバッグってここが結構大変で。広げたはいいけど戻せない!なんてこともしばしば。スーベニアバッグも決してたたむの楽ちんというわけではないのですが、順番を覚えておくと結構スムーズにたためますよ。

①  正面を向けておく。ファスナーは開けておきます。

②内側の収納袋と持ち手付きのグリップを外へ出して、正面側の持ち手をバッグの中央におきます。

③本体を収納袋の幅に合わせております。

④持ち手付きのグリップを本体中央において、下側を少し折ります。

⑤さらに下から半分折ります。

⑥下側から収納袋めがけて突入!ズドン!!完成です。

どうでしょう?意外と簡単でしたかね?
私は本当に不器用なので、他メーカーにある、収納袋が分離しているタイプのほうがやりやすく感じたりするのですが、スーベニアバッグのように一体型だと袋を失くす心配はなくて安心ですね。

総評

多くのメーカーが折りたたみバッグを出していますが、細かい仕様であったり、サイズ感であったり、機能的なことではこのジャンルのトップメーカーだと思います。価格も2023年1月現在で3,300円~4,510円(税込)。原価高騰が激しい現状の中でも、このスペックを考えるとかなり頑張っているほうかと。

欠点をあげるとすれば、ファッション性ですかね。カジュアルなファッション性、高級感のあるファッション性、どちらの視点もないです。元々そういう視点でモノづくりはされていないのでしょうけれど。個人的にはアースカラーなんかもあれば、キャンプに行ったときの片付け用バッグにもなっていいなぁと思うんですけどね。

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https://www.valueproducts.jp/products/detail.php?product_id=179


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