スイスイ・ポッターと尿管の石 その2
前回までのあらすじ
早朝のネット巡回(セクシーパトロールではない)を終え、トイレに駆け込むとなんと血尿が!そんなちょっとヤバイ状況を「これはネタ的においしいゾ」と勘違いする筆者。
しかし残尿感も残り不安を抱えるも「まぁストレス社会だし、組織の軋轢に俺も心を病んでるのかな?」などと笑って一蹴。
職場では同じ30代の職員さんと「30になるとヤバイっすねー(ゲラゲラゲラ)」と盛り上がるも、その数時間後には笑いも無く、ただワーカー室の畳の上でのた打ち回る彼の姿が。激痛の中で職場(ホグワーツ)から病院へ運ばれるも、普通に受付をして待つ事となった変態職員の変態話。
とにかくストレッチャーに乗っているので周りの様子はよく分からないし、意識も朦朧としてるので良く覚えてないが、尿管結石なら尿検査するからおしっこよこせみたいな感じになったが、何も飲みたい気分じゃないし、おしっこが出るはずもないし、痛みでそれどころじゃない。
とにかく泌尿器科の前、ストレッチャー上でのた打ち回る。痛みの波はもうそれこそリバイアサンのダイダルウェーブの如く。さんごの指輪を装備してないと死にますぜ。
どのくらいの時間が過ぎたのか分からないが、状況は一変その瞬間は、入居者の転倒の如く何の前触れも無く訪れる!
おそらく1時間くらいしてから、診察室のような場所に運ばれ、
突如2.3人のナースに囲まれた後に、
ズボンを下ろされ、
恥ずかしいスイスイのもっこりパンツを見られ、
お尻をめくられ、
穴に座薬を放り込まれ悶絶するsuisui(31歳、本日アナル調教済み)。
なお、座薬を放り込まれている際に遠くの方から
「YES! WE CAN! YES! WE CAN!」
って幻聴が聞こえた。(ように思えた。)
そして、またパンツを戻され、ズボンを戻され、泌尿器科の前にバックアゲイン。
それから、たぶん10分か20分すると痛みが和らぎ眠気が襲い、入眠。そのまままどろみ状態で痛みは和らぐがリバイアサンのダイダr(ryが来ると覚醒する感じ。だけどだいぶ痛みは和らいでる。
そんなこんなで母親が到着して、主任さんが事の顛末を話してる場面は何となく覚えてる。が、また入眠。
その後は職場の部長さんが来て、母親と何かやり取りして「おーい、大丈夫かぁ?」みたいな感じで声を掛けてくれた。
さすがにこの時ばかりは 田中君と間違われなくて良かった事は俺は忘れないです。部長。
そして、部長と主任は職場(ホグワー)に戻る。ストレッチャーもここで回収され、泌尿器科の待合ソファーに臥床する。
それからたぶんまた何時間か待ってまどろむ意識の中で痛みはかなり引いた。俺が記憶している中で16時くらいだった、やっとこさ診察開始。
開口一番「尿管結石だね」ってウォイ!んなぁこたぁ分かってんだYO!と心の中で思ったがツッこむ元気もあんまりなかった。 「とにかく水飲んで。薬出しとくから。痛くなったらまた座薬入れて」てな具合で診察終了。「90分の点滴やって帰ってー」みたいな事を言われ、点滴部屋みたいなとこに行って1時間半の点滴を行う。
で、この点滴部屋なんだけど「17時で終了だっけ?云々」とドクターとナースがボソボソ喋ってたが「まぁいいかw」みたいな会話が繰り広げられており、部屋に行って紙を渡したら「90分ですかー。」みたいな感じでちょっとしょっぱそうな対応をされた。が、俺はベットに臥床して針を刺され、また眠気が襲い入眠する。
俺は今までに病院にお世話になるような大きな病気をしたことがないので点滴は初めてで看護師をしている友人やらが「点滴やるとマジで回復するから!ハイポーションかアモールの水だから!」と言われたが特に激しく回復した様子はなかった。
そして入眠したり覚醒したりを繰り返しているとたぶんこの点滴部屋のナースでしょう、
ちょこちょこと来て点滴のスピードを速めたような気がしたのはたぶん気のせいだろうと俺は思うことにした。
スイスイ・ポッターと尿管の石 その3へ続く