いつしか純粋にお笑いを楽しめなくなっていた件について。

朝 起きるのがつらい季節になってきましたね。

嫌々布団を剥ぎ、
気合を入れて起きてる私ですが

唯一寒い朝でもスッと起きれる日があります。

それは、「M-1グランプリ決勝戦」の日です。

今年は12月18日みたいですね。

既に三回戦までは終了しているので、
これから、準々決勝、準決勝、
決勝進出者発表があると思うと、
自分のことかのように
ドキドキしてしまいますよね

なんでお前がドキドキしてんだ
という話ですが、

M-1グランプリを観るにあたって
私自身、昨年までと違う点がひとつあります。

それは

「知ってる芸人がめっちゃ増えた」

お笑いオタクになったきっかけが
2018年のM-1なので
決勝以前から注目してM-1を見だしたのは
2019年からなのですが、

過去3年間に比べて
M-1三回戦の段階で名前を知ってる芸人や
ネタを見た事がある芸人が
とても多いなと感じたんです。

多分それは2021年のM-1で
「もも」にハマり
そこから芋づる式にマンゲキメンバーを
たくさん知ったからでしょうし、

K-PROライブに再熱して
よしもと以外の東京若手芸人を
たくさん知ったからでしょう。

知ってる芸人が増えたことで
結果を見た時の感情の波も
かなり大荒れになりました。

「ここ受かったんだ!良かった!嬉しい!」

と、喜んだり

「えっ、ここ落ちたの…。面白いのに…。」

と、残念がったり

知ってる芸人の数だけ
喜びも悲しみも増えたような気がします。

以前にもnoteで

デカい大会って
なぜかオタク側も緊張しちゃうよね〜

みたいな話を書いたのですが

知ってる芸人が多ければ多いほど
その緊張も大きくなって
つらくなってきちゃうんですね。

応援してる人たちが上手くいって欲しいのは
もちろんですが、

名前(ネタ)を知ってる人たちにも
上手くいったら良いね〜と
応援してる人たちに向けたものほど
強くはないけど気持ちを寄せてしまうから

なのでしょうね。多分。

"お笑い" なんだから
視聴者側は好きなだけ
"笑" ってれば
きっとそれだけでいいんでしょうけど

たくさん笑わせてくれる人たちが好きで

もっと笑わせて欲しいから
応援をしてるのに

喜んで、悲しんで、
なぜか緊張して、
勝手につらくなって。

いつしか

純粋にお笑いを楽しめなくなっていました。

いや、きちんと言うと

2018年までのように
M-1( KOCやR-1などもそう )を
単純に楽しめなくなった

の方が正しいかもしれませんね。

たくさんの芸人さんを知れるのは
とても嬉しいことなのに
知れば知るほど
大会を単純に楽しめなくなってしまう。

「知りすぎてしまった…」

という感覚でしょうか(烏滸がましい)

私よりもライブに行く回数が遥かに多い方々や
いろんな芸人さんを知っている方々は
たくさんいらっしゃいますが、

そんな皆さまはデカい大会の時
どんな気持ちなのかな〜。

と考えたりしています。

既にこの段階を越えて
落ち着いているのかもしれないし

もしかしたら、私と同じかもしれないな

と考えて
つらく悲しい気持ちを
紛らわせようとしています。

推し芸人が準々決勝に進んだ皆さま
おめでとうございます!!
これからもハラハラドキドキが続きますが
皆さまの推しが良い結果を残せることを
祈っています。

既に推しの敗退が決まってしまった皆さま
共に泣き、共に抱き合い、共に慰め合い、
共に推しの輝かしい未来を信じ続けましょう

12月18日を皆さまと無事迎えられるよう
お互い寒さに負けず健康でいましょうね

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