M-1グランプリ2019準決勝・敗者復活戦の四千頭身のネタについて。
昨日、日本一の漫才師を決める大会
M-1グランプリ2019決勝戦が行われましたね。
去年までは、のほほんと気楽に
敗者復活戦と決勝戦を
家のテレビで観てたのですが、
今年は本格的なお笑いオタクになって
初のM-1で
しかも準決勝戦はライブビューイングされて
ゴリゴリに緊張しながら
準決勝戦を地元の映画館で
敗者復活戦と決勝戦を家で観てました。
ライブビューイングで準決勝戦を観ていたので決勝進出者に異論はありませんでした。
多分見てなかったら発狂してましたね。
なので、来年も再来年も
毎年ライブビューイングしてほしい。
そんな中、私が気になった
(思うことがあった)のが
準決勝での四千頭身さんのネタと
敗者復活戦での四千頭身さんのネタです。
準決勝戦で四千頭身さんは
VARのネタをされていました。
(VARとはスポーツの試合などで使用される
ビデオ判定のことです。)
ボケがウケたかウケてなかったかで
都築さんと後藤さんが揉めて
石橋さんがネタをVAR判定する
というネタなのですが、
VAR判定をする前
つまり最初にボケたときに
それがウケないことでネタが成立するのだと
私は思っています。
なので、一回すべってもう一回やってウケる
この構成が決勝進出できなかった理由の
ひとつかなと思いました。
四千頭身より順位が高かった組
特に決勝進出組は
ネタの1から10までウケてました。
ウケたお客さんの笑いの量の差で
順位が決まっていたのかなと思います。
審査基準にもお客さんの笑いとか
ありますから。
5040組から選ばれた26組だけあって
めちゃくちゃすべってる組はいませんでした。
なので、一回すべるネタの構成は
いくら二回目でウケて笑いの量が多くても
1から10までウケた組に比べたら
不利だったのかもしれませんね。
だから準決勝の順位も下の方だったのかと。
なんか悔しいですね。
テレビのネタ番組やライブや営業で
この一年間彼らを特に注目して観てきたから
もっとバカウケするネタあるのに
本当はこんなもんじゃないのに
って思ってしまいます。
でもまあ準決勝にこのネタを選んだのは
彼ら自身ですから。
私がどうのこうの言ったところで
ただの戯言です。
そんな準決勝戦のネタを踏まえて
敗者復活戦のネタ「教師」です。
まさかあのネタをするとは思いませんでした。
大御所先輩の名前をたくさん出し、
下手すると叩かれ炎上するかもしれないネタ
今は金属バットや納言などの
尖ってそうな芸人や
やさぐれ系漫才などがありますが、
敗者復活戦で「教師」をやる彼らを観て
ある意味一番尖ってるのは彼らでは…?
と思ってしまいました笑
決勝進出をかけた場面で
一回すべるネタをやり、
敗者復活をかけた場面で
大御所先輩の名を出すネタをやり、
結構チャレンジャーですよね。
結果がでればどデカくでそうですし
でなければとことんでなそうですし
第7世代の筆頭として活躍をし、
今勢いのある彼らだからこそ
あの場面であのネタを選んで
挑む事ができたのかなと思います。
これは完全に個人の意見ですので。
皆さんにどう思われるかはわかりませんが、
この2ネタだったからダメだったんだ
こんなネタ書くなんて生意気だ
なんてことを言いたいわけじゃないのは
承知して頂きたいです。
数々の先輩に認められ、
同世代の若いファンも多く、
ラジオリスナーにも恵まれ、
尖りのない丸いようにみえる彼らだけど
実は、第7世代の若さゆえの鋭さがあって
今後の活躍が楽しみだなってことです。
ここまで書いといてなんですが、
トム・ブラウン布川さん風に言うと
「ずっと何言ってんすかねぇ〜!」
って感じですよね笑
私でも思います。何言ってんだ自分。
でも、四千頭身のネタが好きだから
良い結果を"実力で"だしてほしいから
3人の喜ぶ顔が見たいから
今は少し厳しい目で
見てしまうのかもしれませんね。
人生のかかった大会だからこそなおさら。
変に熱くなって語っちゃうんですよね。
キモイな。
普通のネタ番組とかバラエティーだったら
何しててもおもろいんですよ。
すべってもすべったことがおもろいんです。
まだ結成3年目にして、
ネタも面白い
トークも面白い
リアクションも面白い
何やっても面白いって強みですよ。
あ〜彼らの未来が楽しみだ