定期演奏会の集客を左右するポスター①
吹奏楽部のみなさんにとって、定期演奏会は
一年間の集大成。
そして、特に3年生にとっては
部活動最後の大舞台となる人が多いと思います!
多くの学校や団体が、
それぞれの状況に合わせて定期演奏会を開催しますが、
一番多いのは卒業シーズンの3月。
今は1月なので、これから街中やSNSでいろんな
演奏会のポスターを目にすると思います。
そのとき
「もうちょっとこうしたら、もっと興味を持つのにな〜」
と感じることがよくあるので、
今日はそのことを書いてみたいと思います。
【 告知は早いほうが得!】
まず、大事なこと。それは
「早めの告知が大事」ということです。
例えば、大人の人は1ヶ月前くらいだと、
仕事の予定がもう埋まっています。
大学生だって、バイトのシフトがすでに
決まっているかもしれません。だから
「1ヶ月前にポスターを貼ったのに、
来てくれるのは部員の家族だけだった...」
なんてこともよくあります。
一方で、人気のプロ楽団はどうしているかというと、
次のシーズンのプログラムを 1年以上前に
発表することもあります。理由は演奏する人やホールを
早く押さえないといけないからですが、
これが結果的に集客にもつながっています。
【 熱心なファンと、 「特に推しがいない人」 】
熱心なファンがいる団体は、告知を遅くしても
問題ないことがあります。
ファン同士で情報を共有したり、自分から情報を
集めたりしているからです(すごい)
でも、私のように
「特に推しがいないけど、良さそうなら行ってみよう」
というタイプの人には、告知が遅いとチャンスを
逃してしまいます。
ポスターやSNSで告知を早く出しておけば、
「ちょうど予定が空いてるし行ってみようかな」
と思ってもらえる可能性が高くなります。
【告知が遅れる理由がある場合】
もちろん、早く告知したいと思っても
難しい事情がある場合もあります。
関係者の方に聞いたことがありますが、
「学校の都合で1ヶ月を切るまでは告知できない」
ということがあるんだそうです。
また、一部の人気バンドは
「観客が多すぎる問題」を避けるために、
わざとギリギリに告知したり、身内だけでこっそり
演奏会をすることもあるそうです。
【まとめ】
早めに告知するメリットが大きいとはいえ、
団体によって事情はさまざまです。でも、
「自分たちはどのタイミングで告知するべきか」
を一度考えてみるのは大事だと思います。
もし問題がないなら、SNSで仲良くしている人に
DMで先に軽く知らせるだけでも効果がありますよ!
ポスターやSNSの使い方を工夫して、たくさんの人に
演奏会を楽しんでもらえるといいですね。
耳