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教わってもらうのは難しい

教える。
自分の知識や経験を、他者にもできるようになってもらうことが目的。

教わってもらう。
自分の言ったことを、理解してもらい、実践できるようになってもらう。


さて、自分がある人に伝授したとき、『教えた通りにできていない』事態となったとする。


原因その1、実践できるほどの技術や実力がない場合。
力が身につくまで見守る。もしくは身につけ方を伝える。
そして、当人の頑張りを信じて待つ。

原因その2、言ったことが理解できていない場合。
どこが理解できていないか、聞き取るなどして調べる。
そして、かみ砕いて説明する。
当人の理解力を信じる。


どちらの原因においても、相手に寄り添って信じることが必要になると考えている。

寄り添うことについては、尽力の仕方を具体的に考え出せる。

では、信じる方法とは?

無条件で『この人ならできる』と思い込むのか?
自分が確信できるまで徹底的に細かく厳しく指導した、という根拠を積み上げることで安心を得るのか?
いっそ、理解できていないことを前提としたフォローの方法を考えておくべきか?


教えるとは、ただ話して伝達するだけにとどまらない。
自分の努力だけでは『教える』ことは完了しない。
その難しさを感じている。

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