2024/11/04
作り上げる人を羨ましく思う。
作ったものが残って、私に見える形となり、刺激となり、会話の糸口となり。
私はいつも、ただ消費する側であることを突きつけられる。
写真、工芸品、本、料理、知見、イベント、映像。
それらへ寄せられる感想、感謝、批評。
それらを介して繋がってゆく縁。
とてもすごい。
とてつもなくすごい。
作り上げるだけでもすごいのに、誰かを変えたり本人を変えたりしている。
こういう作用のことを『仕事』というのかな。
と思う。
どこが一番羨ましくなるんだろうか。
有を作り出すこと?
お金を稼げていること?
人と縁をつなげること?
感謝されていること?
人を頼れていること?
何かを持っていること?
成功体験をしていること?
未来への展望が広がっていること?
挑戦していること?
全て、自己評価が裏返っていることを示している。
何も作り出せていない。
お金を稼げていない。
人との縁を切っている。
感謝されていない。
頼っている人がいないと思っている。
何も持っていない。
成功体験を記憶できない。
未来を見ていない。
挑戦を恐れている。
今、こうして生きているんだから、そんなことないはずなのにね。