不安なら、あたたまればいい
不安を感じるのは、「あなたが悪いから」ではないんですって。
「不安を感じるように、脳が指令を出しているから」なんですって。
脳内でホルモンが出たり、逆に出なくなったり、あっちゃこっちゃてんやわんやしてるんですって。
「なんでそんなことをするんですか」
脳「危険を回避するためです」
危ない状況から逃げる、という行動のスイッチをオンにするため、ホルモンたちがてんやわんやするんですって。
警戒体制をしくための緊急速報なんですって。
なるほど。
つまり、不安というアラームは、身を守るために備えられた必要な道具なんですね。
「じゃあ、不安になったらどうしたらいいですか」
脳「身を守ってください」
敵が襲ってきた!というわかりやすい状況なら、安全地帯へ逃げる!という選択を。
お金が足りなくなりそうなんです!というのなら、いくら足りないのか!どうしたら補えるのか!という計算を。
理由もなく漠然と不安なんです!というのなら、そうか!それは大変だな!てんやわんやしている脳を休めよう!という発想を。
脳が休んでくれるように、身体をあたため、お腹を満たし、お空を眺め、口から息を吐いて鼻から吸って。
今日も脳みそは休まずに働いてるなー、とつぶやき。
鳴り響くアラームから一歩でも距離を置いてみる。
それをすることで、身体に少しだけ違いが現れてこないか、観察してみる。
それだけでもええんじゃないでしょうか。
不安警報が鳴り止まないと思っているあなたへ。
鳴らない瞬間が訪れていることに、気づけますように。