2021 年間ベストトラック 20→11
20. ダブル・スタンダード/フィロソフィーのダンス
00年代のクラブミュージックみたいなラグジュアリーなサウンドがとてもいい。フィロのスの新境地。
19. コンサートホール/清 竜人
ドラマ「スナック キズツキ」のOP。メロウなトラックが落ち着いたドラマの世界観に合っていて、TVサイズでは分からないイントロのスティールパンもとても綺麗だった。色々な活動を経てきた竜人くん、いよいよJ-POPのド真ん中に攻めていく感じがして楽しみ。
18. 緑酒/東京事変
社会を憂い、その中で生きる苦労を嘆きつつも、誇り高く生きよと聴き手を鼓舞する林檎流の人生賛歌。"乾杯日本の衆""各種生業お疲れさん"などのフレーズから紅白でやるならこの曲しか考えられなかったので、その通りになって嬉しい。
17. 哀してる/yonawo
「愛してる」ではなく「哀してる」。完全に当て字だけど普通に読めるし、どんな歌なのかまで想像しちゃえるところが面白い。とても美しいバラードだけど00年代半ばの韓国ドラマテーマ曲っぽさも感じたし、現代のバンドがこういう曲を鳴らすんだ!と興味深く聴いた。
16. TOUCH ME/BiS
WACK界隈にはあまり踏み込んでこなかったのですが、これは好き!
最近のBiSはカバーアルバムも出して、90年代~00年代の日本のロックファンを狙い撃ちしてますね。モロにそのターゲットになってる側の人です。
15. SMILE ~晴れ渡る空のように~/桑田佳祐
東京五輪に向けた民放合同キャンペーンのテーマ曲として発表されていただけに、ほんとは去年リリースするつもりだったんでしょうね。それが五輪延期と共にずれ込み、他の新曲と一緒にEPとして9月にCD化。このポジションができるのは桑田さんだけなので、もう何も言う事はないです。どうして未だに新曲でちゃんと結果出せるんだろう...
14. 少年少女/銀杏BOYZ
GOING STEADY「東京少年」のリリースから20年。何で未だにこんな泥臭くも瑞々しい曲を作れるんだろうと思うけど、夜な夜な美女の画像を集めて妄想する日課の成果が出てるんだとしたら、何が役に立つかわからんもんだな、と思う。
13. 愛を知るまでは/あいみょん
4年前に作った曲だと言ってましたが、2017年のあいみょんって本当にどうかしてるぐらい凄い。CDリリースでいうと「愛を伝えたいだとか」「君はロックを聴かない」がそうだし、「猫」を提供したのもこの頃だし、「マリーゴールド」も「裸の心」も楽曲が作られたのは同年らしい。この曲ももうちょっとヒットしてもよかったんでは?
12. Presence Remix (feat. T-Pablow, Daichi Yamamoto, NENE, BIM, KID FRESINO)/STUTS & 松たか子 with 3exes
11.Presence I (feat. KID FRESINO)/STUTS & 松たか子 with 3exes
ドラマの演者がEDで歌う・踊るではなく、各回毎に異なるリリックでラップするという恐らく史上初の企画。KID FRESINOをフィーチャーしたテイクがオリジナルで、Remixの方は各ヴァージョンに参加したラッパーをまとめて一曲にしたもの。星野源ワークスへの参加などはあったものの、STUTS個人のポップネスがようやくメジャーのフィールドで開花した記念すべき一曲。