僕の細道(閑話休題)④" 追贈
ところで
現在全国に一万社を超える天満宮
もとは菅原道真を左遷しその死後宮中に不吉なことが次々に起こり
その祟りを恐れて北野天満宮に祀ったのが始まりなのはご存知の方も多いと思いますが
その時の本人の未練タラタラの歌がこれ
『東風(こち)吹かば 匂ひをこせよ 梅の花 主なしとて 春な忘れそ』
九州太宰府の飛梅伝説になった歌ですが
さすが、全くタラタラぶりを感じさせず品格高く優雅に歌い上げています。
彼の死後も祟りを恐れた朝廷は生前従二位だった官位を追贈に追贈を重ね遂には死後90年後には遂に正一位・太政大臣にしている。
そこまでするか⁉︎
死後もこれだけ公式に恐れられた人物は余り例を見ないのではないだろうか?
現在は学問の神様として崇められているようですが本当は怨みの願掛けに効用があるでは?
彼女が天満宮の御守りを握りしめていたら注意しませう(笑)
ちなみに、従五位上の楠木正成は死後600年後の大正時代に一気に正一位を追贈されている。
???と言う例もある。
オイラも1000年後に従五位下くらいに叙されているかも。。。(笑)
無精