メガネニカナウと勝山修平【勝山】
勝山です。
メガネニカナウ7の作演出が発表されましたね。
メガネニカナウといえばのジロマツ(二朗松田)さんはそりゃ参加するだろうとして。最近仲良くしてはる、お〜い!久馬さんが遂にナンバリングに参戦!
そしておれ。
まだ世界がコロナ禍に陥る前、つまりは前世紀、いや紀元前、いやまだ地球がひとつまみのガスだったころにメガネの作演をしていた者です。
ヨッ久しぶり!覚えてる?勝山修平いいますどうぞご贔屓に。
といわけで、今回はメガネニカナウという上杉逸平がプロデューサーとして立ち上げた演劇公演に勝山が関わる少し前から現在までを綴ります。
TAIMEN
まず、逸平さんとはじめてキチンとお話ししたのはBLACK★TIGHTSの「桜×心中(初演)」という公演に、出演というかたちで参加した時。
この「桜×心中(初演)」の出演オファーを受けてほどなく本番期間中にやんごとなき予定が入り、主宰にゴメンの連絡をしたところ、じゃあダブルキャストにするね、と。なるほど。
それでオファーされて参加してきたのが逸平さん。
当時お名前くらいしか存じなかった勝山は、年上でバンダムクラスステージに出ていると言うだけでビビり散らし「あぁもうダメだ同じ舞台を複数回観る物好きな観客に比べられてしまうていうか何で何回も観るんだよ1回で充分だろいやでも複数回観てくれるって有難いしないや違うそうじゃないおれの演る役はそんな重要じゃないだろうしいやだったら逸平さんをキャスティングするぅ?」とか考えて。
瞬く間にやって来た初稽古ではなんとか逸平さんの前で芝居をするのを避けるためにどうぞ稽古してくださいと逃げ回ったものです。
SANKA
そんな初稽古も経て本番後には多少仲良くなり、そして2018年、メガネニカナウ4に作演出として初参戦。
月刊彗星マジックという企画で逸平さんに出てもらった作品「ヒーロー【光芒篇】」の感触が良いものだったからでしょう。
そこから「ヒーロー」いちおうの完結作として上演した「H.I.D:E」に同一の役として出てもらった後、間も開けずに彗星マジックは勝負に出るぞと「ポストグラフ」という作品での全国ツアーを企画、実行、逸平さんに参加してもらい、なので2018年はほぼほぼ毎日逸平さんと顔を合わせていました。
メガネ4では「プアエスパ」という作品を上演したのですが、これは和田雄太郎の一人芝居「プシュケ」の公演で台北に行っているときタイトルとあらすじの提出締切を思い出し、小野村優ちゃんや和田雄ちゃんに相談に乗ってもらいながら捻り出したものでした。
内容は、大したことない超能力を所有するひとたちが世界の終わりに対峙するってお話。
ラスト、メガネを曇らせるという演出がとても気に入っています。
良かったら観てください。
ポストグラフとかはコチラから。どちらとも有料。
MITSUGETSU
2019年。「ポストグラフ」全国ツアーが3月に終わって逸平さんとの蜜月も終わりを告げましたが未だディープな余韻の残滓は関係の糸を切ることなく、勝山はメガネニカナウのミュージカル「DOGS,UNDER THE ROSE!」の演出と宣伝美術として参加。
これがキツかった。上杉Pのミュージカルでやりたいことと、作家の颯ちゃん(藤井颯太郎)が上杉Pのやりたいことを汲んで産まれた台本がなんか違うくて、こう、色々あった。役者のみんなは狂ったように歌と音楽を稽古し続け、気がつくと本番が終わってた。
ほんとうに大変だったけれど、おかげで颯ちゃんや役者のみんなとたいへん仲良くなれました。ひさしぶりに本番映像でも観るか…。
そしてそして、メガネニカナウ5に作演として参加。
「バベルの扉」という作品の作演をしました。
この「バベルの扉」、座組の相性が良く稽古がやったら楽しくて、何より豊かで。その豊かさは間違いなくクオリティに担保されていたと思います。
好きな演出は台本での殺陣。
大好きなシーンは本番のとある回で浜さん(浜口望海)がアレしたところ。
非公開にしていたけれどひさびさに期間限定で公開しときます。
ナンバリングの作演担当としてはここで(今となっては一旦)お仕舞い。
2021
2年ぶりのメガネニカナウ。ナンバリングは6。
ここより宣伝美術がジロマツさんから勝山にバトンタッチ。
いやアフターイベント用の芝居としてめっちゃ短い作品を3本書いて演出したけどノーカウント。舞台で上演できなかったし。
そしてナンバリング公演はこれより2024年まで沈黙。
あれ?おれ、いつからメガネニカナウのパンフレット撮影してたっけ。まぁいいか。
そこから愛知の武豊公演で「ほぼ永遠の稽古場」のカップリングとして「テレグラキ」も招聘いただきました。これも作演作品だけれど、「テレグラキ」はメガネニカナウのためにつくったものではないのでノーカウント。
IMA GENZAI
2023年、「メガネゲイニントメガネニカナウ」でも宣伝美術を担当。
すっかり彗星マジックではレギュラー客演さんとして出ていただきつつぼちぼちメガネ7やったらいいじゃないですかとか逸平さんに言いつつ、次にメガネ7をやる際には誰が作演するんやろうなぁ、ABCのメガネニカナウで出演していたサリngRockさんがこんどは作演か?とか、いや逸平さんが出演していたばぶれるりぐるの竹田モモコさんか?とか、いや久馬さんは外さないだろうでもスケジュールとかどうなんだろう、とか。
そしたら上杉Pからメガネ7やるよ。作演か宣伝美術どっちがいい?と連絡。どっちもやります。
というわけで、久しぶりのメガネニカナウのナンバリングで、ほんとうに久しぶりに作演を担当します。
よろしくお願いします。
オマケ。
「ラルカノウッド」より、かわいいおすわり満作さん
以上!
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