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今週のハニー「トイカメラ」【池山】

ちゃお、池山ユラリです。
言わずもがな今年の夏は毎日暑いねぇ。

池山の今年の夏は、もちろん彗星の稽古に、手話教室に、勤しんでいたり、お別れごとが少々あったり、ちょっとどうしても心の整理がつかないことがあったり(いやほんとにどうしようもなくて困ってるなどうしよう)

みたいな感じでめっちゃ盛り上がってるよ!!!!!
つまり通常通り!!!!

まだまだ夏盛り上がっていこうね〜〜〜〜〜

今日で「今週のハニー」は30回目でございます。
ビバ!30回!!



実はトイカメラが好き

実はでもないんですけど、写真が好きです。
特に風景の写真。私はアクティブな陰キャなので、めちゃくちゃ遠出が好きです。でも行けない時あるじゃん。稽古だったり、お金がなかったりで。

そんな時に綺麗な風景や、綺麗な空気感の写真を見ると、少し心が遠くに行ける気がするんです。だから、写真、結構好き。撮るのも好き。

と言っても全然カメラのことや構図のことはわからなくて「この機種が…」「このレンズが…」「この角度が…」とか言われても「へー(よくわからんな)(F値ってなに?)(ISO…?)」みたいな返事しかできません。
カメラとかハマったら沼じゃん絶対。なので手を出して来なかったし、知識も入れようとしませんでした。今でもあまり知識入れたくない。はまったらお金もかかるだろうし。買っても触る暇あまり取れないか、逆に触り続けて他のことが出来ないかのどっちかになりそうだし。

というわけで、「写真は好きだけど、カメラに手を出すにはハードル高いなあ…」という私が巡りあったもの、それがトイカメラ!

トイカメラとは、一般的に、安価な素材が用いられ、設計・構造が比較的簡素な、値段も品質も共にチープなの小型カメラの通称である。 トイカメラの多くは、本体やレンズ部分がプラスチックなどの合成樹脂で作られており、一般的なカメラと比べると、総じて玩具に近い作りとなっている。

Weblio辞書

名前の通り、おもちゃなカメラなわけです。
でもちゃんと写真が撮れる!

そしてトイカメラの良いところは、大抵のものが「どんなふうに映ったかすぐにはわからない」というところ!
iPhoneでも、デジカメでも、撮った写真がすぐどんな映りか確認出来るのかがメリットだと思うんですが、トイカメラはすぐその場で確認出来ない、というのがメリット!(その場で確認しながら撮れるものもあるみたいです。)
簡単に言うとフィルムカメラみたいな感じです。
撮影したデータはSDカードに保存されて、それをiPhoneなりパソコンなりに移さないと確認出来ない。

これがドキドキして楽しい!
良いと思ったものが上手く映ってなかたり、適当に撮ったものが意外と素敵に撮れてる!と思えたり。

適当に気軽に撮れるのがとても良い!!
上手く撮ろうと思わなくて良い!!
撮るのに知識がほぼいらない!!

それがトイカメラの最大の魅力。

昔「トイカメラが好きでー」と言ったら「ああ、いるよねそういうサブカル女子〜」と言われ、そこからすごく嫌な気持ちになってしまってあんまり触れなくなっちゃったんですが、
最近は「いやトイカメラ好きで何が悪いねん?!」と思えるようになり、再熱しています。あとサブカル女子で何が悪いんや!ええやろサブカル女子で!悪口みたいに言うな😠!



というわけで、今日は池山が持ってるトイカメラ3台をご紹介します。
まあ今まで撮った写真見せたいだけなんですけど!

DSC Pieni

私が初めて手に入れたトイカメラ。

ちっちゃ

驚きの小ささ。

はじめて
「トイカメラが欲しい!でもよくわからん!」
と思った時に、サイズ感とお値段、そして形で購入を決めました。
大体3000円ちょっとだったと思う。
安いし軽いし、しかも可愛い!サイコー!

画質が131万画素。あんまり良くわからないんだけど、私の感覚だと高校時代に使ってたガラパコス携帯ぐらいです。小さいのにこんなによく撮れるなー!という印象。

一番お気に入りのクラゲ


しかし小さすぎて、カメラを覗いて撮る、ということも出来ず、あまりにもどこが撮れてるかわからなすぎるのがネック。そもそもほんとに撮れてる?って思ったりします。笑
びっくり箱開ける感覚で楽しむカメラ。

思ったより大きく映ってるんだよなー。
色変えたりして楽しんでました。

やー可愛いな。

しかし、
久しぶりにこのカメラ使うか!と先日取り出したところ、USBの充電がTYPE-AでもTYPE-Cでもない形で、充電ができず……

あれなんのタイプの充電ケーブルなんだろ?笑

調べたところ情報が出てこず、しかも私が持っているDSC pieniは廃盤になってました…なんてこった

今のDSC pieniはⅡが出てるそうです。
余裕があったらまた買いたいなー。


HOLGA DIGITAL

pieni に慣れてきて、トイカメラ大きいサイズのものが一台欲しいかも、、と思った時に手に入れた子。

この子はちゃんと覗いて撮れるので、撮る大体の場所が把握出来ます。

ちょっと暗めで、アンニュイな雰囲気な写真が!

画質も800万とpieniよりも相当いいです。

しかしこれのネックは
すぐ手ブレする!
めーっちゃ手ブレする!


真ん中の写真、勝山さんと池山ということだけはわかる

2年前、長野犀の角で行われた「やどかし文化祭」で、フリーカメラというコーナーをしまして、その際HOLGAで撮った写真たちのアルバム。
ほぼほぼ手ブレしてる!

久しぶりに触ったら全然撮るコツが掴めず、全く最近は触れてません。
うーん!撮れる写真の雰囲気はめっちゃ好みなんだけどなぁ〜

フィルムカメラが欲しい

2台のトイカメラを経て、「フィルムカメラが欲しいな〜」と思うようになってきました。
最近写ルンですが流行りだよね、と思い、使い捨てカメラも良いかも!と思ったのも束の間、調べたところ今写ルンですって1台2000円ぐらいすルンですって!高!

じゃあ使い捨てではないフィルムカメラにしよう、と思いお店で巡り会ったのが
KodakのEKTAR H35。

形も色も可愛い!

ちょっと悩んだのですが、今現在、フィルム単体だけで2000円前後するので、よりお高くなる!しかもそこから現像して…とか思うとね…

そもそもフィルムから現像した写真、池山ズボラだから絶対整理と管理出来ないし😩

と思ってしまい、
結局手に入れるの諦めちゃいました。

しかし新しいカメラがやっぱり欲しい。
今の私にあうカメラ欲しい。

あと、pieniとHOLGAは「ああ、いるよねそういうサブカル女子」と言われた当初に使っていたものなので、ちょっと乗り越えたと思っても
やっぱりその言葉を思い出すー!!!この野郎!!!
みたいな複雑な気持ちに時々なってしまって。だから、出来れば他の子もお迎えしたい。(今でも思うもんなぁ。池山にとって「言葉には気をつけよう」と思える出来事の一つでした。勉強。物に罪はマジでないよ!)

あーどうしよ、新しいカメラやっぱり欲しい。
Kodakちょっと欲しい。
でも上手く使えないかもしれない。

と、モヤモヤしていたところで、

出会いました。



それが

Paper Shoot !!!


何故かいつもちょっとオシャレにカメラを撮ってしまうな

これ、すごいんです。
めっちゃペラペラで、
iPhoneぐらいのサイズと薄さ。

でも見て!撮れる雰囲気!


画素数も1800万。そしてフィルムカメラのような雰囲気で撮れる。池山個人としては、特に空がとても綺麗に撮れるな!と思ってます。

あと、人間も良い感じに撮れる。


私(池山ユラリ)(ばり盛れてる)
私(池山ユラリ)(全く盛れてない)
座長(勝山修平)(暗いところでも撮れる。あとネオ感(?)がある)
親友(津波古奈桜)(寒そう)
親友(高木里桜)(ぶれちゃった)

ネックなのは実際目で見てる風景よりも画角が広く大きく撮れちゃうところ。ボタン押してから2.3秒ぐらいまたないとシャッターがきれないところ(どうやらその場の光に対して計算してるみたい)

でもそれをおしてでも持ち歩いていっぱいとりたい!だって軽いし!撮れる雰囲気すごくいいし!

あと、ケースが変えれるのでそこもオシャレで可愛いのです。まあ池山はケース今使っているものしか持っていないのですが(今のもので気に入っているのでそれはそれで良し)

また、付け替えのレンズやフィルターが変えられるファンクションカードがあったり、課金すればより楽しめるのも魅力。そこらへんは結局しっかりとしたカメラと変わらないじゃん、と思われるかもしれませんが、お値段や軽さなど、手を出しやすい雰囲気!まだ買ったことがないのでいつか池山も…手を出したい…。

あれ、結局沼なのでは…??

総じてトイカメラは良い

トイカメラで撮った写真は、どの機種もiPhoneで撮ったものよりもあまり綺麗に鮮やかに写ってはいません。
でも、ちゃんと写っていないからこその色気があります。
あと、トイカメラで撮った方が、記憶と近い感覚の写真が撮れる。
記憶って、曖昧だから。

そして、私の中ではこれが一番大事なのですが、見直すと、「実はあの時、良かったんだよ、幸せだったんだよ」と教えてくれる写真がたくさん撮れる。

私はネガティブなので、冒頭に書いたようなネガティブな言葉をすぐに忘れられなかったり、嫌な光景をすぐ脳裡に浮かべちゃったりなど、どうにも過去を「あまり思い出したくないもの」として捉えてしまう思考の癖があるのですが、トイカメラで撮った写真を見返すと「あの時楽しかったなー」「あの時気づけなかったけど、あの光景は素敵だったなー」なんて思えます。

あと、「適当に撮ったのにこんな素敵な写真撮れる私、天才では!」と自己肯定感に繋がります。いや大いにカメラと風景のおかげよ!

そんな感じで、トイカメラ、結構楽しいです。
機会があったら遊んでみてください。
今年の夏は…稽古に勤しんでたらあんまり撮れないかもな😗


一番お気に入り
陽キャが写り込んでしまったみたいな
岡本太郎「女神像」

(ぶん・いけやまゆらり)

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