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今週のハニー「舞台裏-舞台手話通訳つき演劇作り体験②-」【池山】
ちゃお、池山ユラリです。
本日は「舞台手話通訳つき演劇作り体験」の
レポート②です!
①はこちら
①も全文読めるのでまずよろしければおさらいしてください。
一ヶ月経ってしまったなぁ・・・
一ヶ月経ったら記憶も改ざんされているわけで。
もうこれはいつもの如くフィクション。
フィクションです。
そして、毎回書けないな、書けないな、あ、あれも書きたかったこれも書きたかったと思って全然書き進められなかったので、ちょっと細かく更新することにします。一気に書こうとするから何もできなくなるんだよ諸君。何ごとも小さなことからコツコツというわけで今日は短め!
研修2日目
研修1日目は脳みそヘロヘロになって終了した池山。確実に本日2日目もヘロヘロになるであろう覚悟を持って向かいました。
だって今日は本番もあるからさ!
緊張するやん、本番。
…いや「素人感想!」って感じですが、
どんなに舞台に立っても緊張はする。
あと自分の中で年々一つの舞台の重みが増えてる気がする。
2日目もまず朝は参加者全員が一つの部屋に集合してから、それぞれのチームに分かれての稽古、という流れでした。いやー前日も思ったけどとにかく人が多い。池山は人が多いのが若干苦手なので(もちろん楽しい!!ってときもいっぱいある)ヘロヘロになる理由はこれもあるな…と思いました。
でも、すれ違う人たちに「おはよう」の手話をし合うのは楽しかったです。
部屋に入ると、私たちBの手話通訳チームの方達はすでに集まってらっしゃったのでそちらの方へ。そこで、前日の手話監修の方とは違った、新しい手話監修の方とご挨拶しました。前日の手話監修の方は男性。今日は午前中用事があるそうで、本番までにはいらっしゃるとのこと。本日の手話監修の方は女性。昨日の男性の手話監修の方がクールで渋い感じだったのですが、本日の女性の方はちゃきちゃきな感じの、でも優しい雰囲気の方でした。
そして「そういえば落花生ちょっとだけ観たよ〜」とのこと。
…え!!!
なんと前日に、勝山さんがアシスタントの1人の方に落花生の動画をお渡ししていたのです…!!
そうしたら、本日の手話監修の方もそのアシスタントの方とホテルが一緒だったそうで、少し観てくださったとのこと。
聞いた瞬間池山は心臓がバクバク。いやもちろん、私なりの誠実さを持って玉藻を演じていたので、自信がないわけではないですが、ろう者の方に観て頂く、というのははじめてだったので…!どうしよう…って思いました。
池山は立派な悲観主義者である。
しかし、
これを読んでいる方で、落花生を観て頂いて、それぞれの感想を持ってもらっていると思うので詳しいフィードバックのお言葉は省きますが、ポジティブなありがたい言葉をもらいました。
非常にありがたいというか、向上心をあげて頂けるお言葉でした。
いつになるかわかんないけど、あたい、手話言語の取得がんばる・・!
いつになるかわかんないけど・・・!
(ここで悲観主義)
さて、感想をいただき「きゃっきゃっ」と喜んでいたら稽古がすぐさま始まりました。稽古部屋が3か所あり、時間ごとにチームで部屋の入れ替え。私たちBチームが一番最初に稽古で使わせてもらった部屋は、本番が行われる大練習室だったので、まずは照明と音響の確認、そして立ち位置(椅子をどこに置くか)の確認を最初にしました。
話しはそれますが、最初に音の確認をしようとしたら音がスピーカーからでなくて!
「えぇ・・」となっていたところに、今回の会場で普段勤めている、我らの廣岡美祐(火曜日のゲキジョウ実行委員音響・そして池山のお友達)が様子を見に来てくれて一発で音をだしてくれました。プロだ~あと友達に会うと安心する〜
照明位置も確認し、椅子の位置も確定させ、すぐさま通しスタート。
私は前日の稽古の動画を何回か見て、「うーん、手話通訳士さんとのペースを合わせるとこれぐらいのペースかなぁ…」と感じたテンポがあったので、それを実践してみましたが、
勝山先生に「遅すぎる」と言われ止められてしまいました。
【下手】Aさん 池山 益田 Bさん【上手】
Aさん…手話通訳士。環境や状況説明、音楽の雰囲気をお伝えしてくださる役目。
Bさん…手話通訳士。聞き耳を立てて私たちの会話を届けてくださる役目。
全員下手の方を向いている。
上記が私たちの立ち位置。
基本的に私たちの台詞はBさんが訳してくださるわけで…
うーん、全然様子が見えない!空気だけは伝わってくるけど、やっぱりどうテンポ感を合わせればいいか分かんない!
というわけで池山苦戦。とりあえずペース配分は言われた通りあげましたが…これでええんやろか?
1回目の通しが終わり、本日の手話監修の方からのフィードバック。なんと本日の手話監修の方は音楽にあかるい方だそうで、BGMや空気を伝えてくださるAさんにまずフィードバック。その後、Bさんにフィードバック。
やはり全体的になんだか空気が噛み合ってない気が??というニュアンスの話になりました。うーん、そっか。見えてないからなんともわからないんだけど…。
それから、照明がどれぐらいの明るさだと見やすいか、などなどのお話し。あまりにも暗いと通訳が見えない。でも明るすぎても「深夜バス」だから違うし…!
と、話してるうちにどんどん部屋の変更の時間にせまり、とりあえず本番同様の音響照明で合わせられるのは次の通しだけ!という状況になったので、この部屋での最後の通しをしようとなりましたが
ここでトラブルが!
何故かスピーカーから「バリバリ」という音が流れてくる!一旦通しをまた止めて、様子見てもう一度再開して通しをやりましたが、やはり「バリバリバリバリ…」と聞こえてくる。池山と益田は何も出来ないのでとりあえずこの音は無視して通しましたが…。
なんだか気がそぞろな状態で本番の部屋での稽古は終了。ゲネなどはないので、本番の状態の確認はここで終わり。
えー終わり?!
まだ他の部屋での稽古はあるけど、
はたして大丈夫かしら…?!
一抹の、
いや一抹以上の不安を残して本番はあと3時間後!
③につづく!
1204追記
③はこちら!
(ぶん•いけやまゆらり)
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