まことの道
裏無くて 天知る木々の
花も実も 我が身の道と
知らざらめ 犯し隠すも
天が知る
うらなくて あめしるきぎの
はなもみも わがみのみちと
しらざらめ おかしかくすも
あめがしる。
大意
裏の無い誠実な生き方とは、天の心を知る木々のようなものです。木々は人が見ていようが、見ていまいがそんなことには脇目もふらず、天が花を咲かせるとき、実を付ける時を待ち、信じて今を務めています。そのような生き方をわが身の道と知っておきたいものです。犯した罪も隠している悩みでさえ、天はすべてを知っておられるのです。
ホツマツタヱ御機十七 神鏡八咫の名の紋