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ホルベインのガッシュ(不透明度水彩)

 朝、車に乗ろうとしたら鍵が開かず、ディーラーも月曜日で休み…大変な一日にでした。大変でした。

 さて、先日の千葉旅行で買ってきたホルベインのガッシュで遊んでみたので、紹介をしていきたいと思います。透明水彩の記事は多いけど、不透明水彩の記事ってあまりないので自分で書こうかと思います。

買ってきた絵の具たち


不透明水彩って?

 不透明水彩(ガッシュ)は、透明水彩と同じ、顔料とアラビアゴムで作られた絵の具です。透明水彩よりも顔料が多く、下の色を覆い隠すことができます。違いは顔料の量だけなのでアラビアゴムを加えれば透明水彩として使えるとのことです。
ホルベイン公式 色材の解剖学
 面倒くさがりの私は、そのまま薄めて使っちゃおうとしてるんですけどね!使ってみて、後々不具合等あったときは喜々として記事にいたいと思います。

ガッシュの分離色

 そもそも、ガッシュに興味を持ったのは「ガッシュにも分離色がある」というつぶやきをTwitterで見たからです。今回買ってきたのは「江戸紫」。使われている顔料は、PB29とPR122。

ホルベイン ガッシュ彩 江戸紫

 分離しやすくはないと感じました。極々薄めて塗るとピンクの中に青紫が粒状化して分離する感じです。

その他気になった色たち

左から カツラブルー 海松茶 孔雀青

カツラブルー
 枯葉庭園さんが紹介されていて気になった色です。顔料はPB17。単色顔料の絵の具です。薄めて塗ったときの水色が夏の空のような爽やかな色合いで好みでした。粒状化するかも?

海松茶(るみちゃ)
 オリーブグリーンを濃くしたような色合いです。薄く塗ると黄色味の強い明るめの黄緑になります。パッケージと違う…いい意味で裏切られました。顔料はPY17,PG8,PR83です。

孔雀青(くじゃくあお)
 ピーコックブルーというか、マリンブルーのような印象でした。顔料はPB15,PG7,PY3です。


 水で薄めたら同じじゃないの?と色々遊んでみて、薄めても色がはっきり出る、とてもよく伸びるという印象でした。まぁ、絵の具の違いとかよくわからないんですけど。

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