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推しの中国凱旋公演が発表されてから3週間の出来事と、参加して感じたこと

この記事について

 このページを開いてくれた皆様ありがとうございます。この記事はLiyuuちゃんの中国公演が発表されてから終了までの3週間についての出来事やライブの感想をまとめたものになります。まず前提としてなんでそこまで中国公演にこだわるの?という人もいるかもしれません。それは今回の中国公演はLiyuuちゃんにとってずっと夢だった初の凱旋公演で、鯉友(Liyuuちゃんのファンの総称)にとっては是非とも現地で見たいと思う公演だったから。それを踏まえてこの記事を呼んでいただけると嬉しいです。

発表の日

 4/15 (土) 大阪公演、4/16 (日) 名古屋公演を経ての千秋楽、4/23 (日) Liyuu Concert TOUR2023「LOVE in koii」横浜公演、アンコールを迎え、Replyを聴きながらツアーもついに終わりかあ…楽しかったなあと感慨にふけっていました。そんな中お知らせコーナーに突入、アニメタイアップなど嬉しいお知らせが続く中、その発表はされました。

いや、早すぎる

 3週間後???正直中国公演が発表される予感はしていました。待ちに待った中国公演、Liyuuちゃんの夢がついに叶う日が来たんだと本当にうれしかったです。ただ3週間後は予想外だった。でも関係ない、何がなんでも行くぞ!確かにこれだけ急だと行けない人もいるだろうなあとは思いましたが、まあパスポートとって休み取れば行けるでしょうくらいの気持ちでした。この時は…

超えなきゃいけない壁の多さ

パスポートをゲットせよ

 4/24(月) とりあえずパスポートを取らないと何も始まらない!調べたら戸籍謄本とかいうやつがいるらしいので仕事の昼休みに市役所へ、番号を呼ばれて受付に取りに行ったら言われた一言

「本籍が前住所なのでそちらでしか発行できないですね」

・・・
うーん困った…(東京都在住群馬県出身)
「お急ぎじゃなかったら市役所に連絡すれば郵送してもらえますよ~」、と教えてくれるがこっちはめっちゃ急いでるんですよ!とりあえず家に帰ってカレンダーをチェック。パスポートは申請後6営業日で発効されるため、GWが始まる5/3前にはどうしても受け取りたいとなると明日には申請したい…。上司に「どうしても明日地元の役所に行かなきゃいけなくなったので休ませてください…」と相談、どうにかOKをもらって次の日地元で戸籍謄本をゲットし無事パスポートを申請、幸先が悪すぎる…

ビザ取れないらしいどうするの?

 今は中国に入国するにはビザが必要らしい、調べた感じ現時点でパスポート持ってない人間はコンサートまでにビザの取得は不可能、いつか中国に飛ぶ日がくるとはわかっていたのにパスポートを用意していなかった自分を殴りたい…。
 何が何でも行くとはいったけど流石に密入国は…と思ってたときに同じく中国に行こうとしているフォロワーから情報が。

「トランジットビザ免除ってやつ使えばビザなしでもいけるっぽいよ!」

藁にも縋る思いで調べてみると、中国はあくまでも他の国へ飛ぶ経由地(トランジット)です!っていう顔してれば24時間~72 or 144時間まで滞在許可のビザをその場で貰えるらしい、なんだその悪用してくれと言わんばかりの制度…。とりあえず何とかなりそうだ。

チケット買えるものなら買ってみろ!

 色々バタバタしてたら公式からチケット販売情報が、上海のチケット販売スタートは 4/26 13:00~(先着)、あまりにも時間がない…。今回のコンサートは「秀动ShowStart」という中国のチケットサイトを使うらしい。とりあえずアカウントを作って買い方を調べてみると中国で今主流の支払い方法である「Alipay」と「WeChatPay」のみでの支払い、これらの使い方を調べてみると中国の口座がないと入金できない、つまり中国の知り合いから自分のAlipay口座に送金してもらわないとスタートラインにも立てないのである。
 さらに調べるとAlipayの口座作成にも秀动でチケットを買うにもパスポート番号が必要らしい、つまり現時点でパスポート持っていない人間が正攻法でチケットを取るのは完全に不可能。可能性があるとしたらパスポートを手に入れるまでにチケットが売り切れないこと、推しのチケットが売れ残ることを祈るという非常に複雑な心境で待つしかないのであった…

上海公演チケット販売

 なんやかんやでチケット販売当日、同じく日本から中国に行こうとしていて色々相談していた鯉友(パスポートは持っていたのでここまでの問題はクリア)がチケ取りアタックに挑戦、そわそわしながら結果を待っているとDMに通知が。

「チケかれたw」

そんなことある??TwitterのTLも見ていると中国人鯉友も取れなった人ばかり。このとき自分は思い知らされました、中国でのLiyuuちゃんの人気を、Liyuuちゃんっていう人がどれだけ凄い人かということを、こうして夢の上海凱旋公演参加への道は閉ざされたのであった…

ここで諦めるか、諦めないか

 上海チケット販売日の夜、本当に色々なことを考えました。ずっとLiyuuちゃんが夢だと語っていた凱旋公演、ファンなら絶対に見届けたいステージをなんでこんな発表の仕方をしたんだろう。そして上海公演に行けないのに、トランジットビザとかいうよくわからない方法を使ってまで広州だけ行くのに意味があるのだろうか、正直ここで諦めそうでした。行こうという努力はしたと自分を言い聞かせようと…

でもやっぱり行きたい!!!

 上海の公演には参加できなくても、Liyuuちゃんが育った国での念願のコンサート、どうしてもそれをこの目で見届けたい、ここで諦めたらLiyuuちゃんを追ううえで今後ずっと後悔する、やっぱり広州行くことに決めました。そして全く同じ境遇でまだ諦めていない人間がもう一人いたのもとても心強かった、本人には言わないけど…

広州チケット販売までの過ごし方

今できること

 とはいえパスポートがまだ手元にない以上チケット取りには参加できない、パスポートを手にするまでに広州のチケが発売されないことを祈るしかないのである (これが結構つらかった…) 。今できることをやろうと、トランジットについて更に調べたり、Alipayの使い方、飛行機やホテルと色々調べました。一番の壁のAlipay残高を手に入れることも送金してくれる人が見つかって一安心、鯉友本当にいい人ばかり。

パスポートゲット!人権を得る

 そんなこんなであっという間に5/2 (火)、パスポート受取日が来ました。幸いまだ広州のチケット情報は出ていなかった、セーフ。パスポートを取りに行った後Alipayのアプリに読み込ませて口座開設、これが人権か…

これを読んでる人、今すぐパスポートを取りましょう

 ちなみにこの日Liyuuちゃんのお渡し会がありました。中国公演行くためにパスポート取ってきたって言ったら驚いてた、日本人くること本当に想定してなかったんだろうな。

チケットをつかみ取れ

チケット発売日発表!

 5/4 (木) ついに広州チケットの情報が発表、日程は 5/6 (土) 13:00~ GW前にパスポート手に入れてなかったら詰んでた…。調べたらキャパは1300人くらいだそう、上海の時の惨状を考えると今回も狭き門だろう。
 ちなみにチケットはLiyuuちゃんとお話できるVIPチケと一般チケの2種類があったが少しでも可能性のありそうな一般を狙うことに、それに流石に中国の鯉友にLiyuuちゃんと話してほしい。

発売日当日

 きたる 5/6 (土) 、今回は戦う土俵までたどり着いた。PCの前で待機しながら13時が来るのを待つ、こんなに胃が痛いチケ取りは2度とないだろう…。自分と連番者のパスポート番号を入力して13時になった瞬間購入ボタンを押下!結果は…

無事チケットゲット!!

まあ僕は取れなかったのですが、連番者が見事手に入れてくれました。本当にありがとう。ちなみに広州のチケットも文字通り瞬殺でした。流石Liyuuちゃん…。次の日Liyuuちゃんのお渡し会があったので「広州のチケット取れたから行くね!」って言ったら驚いてたのと同時に頑張ってって言ってくれました。コンサートを頑張るのはLiyuuちゃんであってオタクは勝手に行くだけなんだよな。

渡航準備

トランジットのための飛行機予約

 無事チケットも取れたため本格的に渡航の準備。ライブ当日まであと8日、本当に時間がない。まずは一番の懸念点である飛行機を予約することに。上海現地推しも考えたけどどうやらトランジットビザ免除で入国する場合は空港管轄のエリアしか出ちゃいけないっぽい、それはそう。
 日本→上海→第三国→広州→日本、というルートでいける可能性はあったがこの入国自体がリスクがありすぎること、どこかで引っかかったら広州公演に参加できないことを考えると却下。日本→広州→韓国→日本のルートで行くことにしました。

出発までの日々

 飛行機をとってもやることは山詰み、ホテルはどこがいいかとか入国に必要な書類とか、調べなきゃいけないことはたくさんありました。またトランジットビザについてもギリギリまで調べる、上海の例はいくつか見かけるけど広州の例がマジで見つからない。入れなかったらどうしようという不安な気持ちはずっと付きまといました。

ついに中国へ!

空港でチェックイン

 5/13 (土) ついに渡航当日、ここまでしっかり準備したんだいけるはず…。まずはトランジットビザについて確認したいので羽田空港でチェックイン、「ビザはありますか?」と聞かれるので広州→韓国のeチケット控えを見せてトランジットビザで入国しますと伝える。ちょっと待ってくださいと言われた後に「向こうでこのeチケット控えを見せれば大丈夫ですよ~」と、あれ?結構余裕なのでは…?

日本出発!

 なんかいけそうな雰囲気を感じながら羽田を出発、空港のお姉さんが大丈夫って言ったなら大丈夫でしょ!といってもやっぱり人間悪いほうにばかり考えがいってしまうもの、失敗したらこの3週間の頑張りがすべて水の泡…生きた心地のしないフライトでした。でも中国の地が見えてきたらやっぱりテンション上がった。

入国審査

 5/13 (土) 15:00、ついに広州白雲国際空港到着。検疫後に入国審査ゲートに行くとトランジットの方は向こうですよと言われガラガラのカウンターへ、拙い英語でお姉さんにトランジットビザのことを伝えeチケット控えを渡す、羽田のお姉さん、これでいけるって言ったよね…?
 軽く色々な質問をされるが行先はソウルと伝えるとだいぶ怪訝そうな顔をされる、そりゃ日本→広州→韓国なんて乗り継ぎをするやつ怪しすぎる。一通り質問が終わったら向こうの椅子で待っててと言われ約1時間放置、あんなに生きた心地のしない1時間はもう一生ないな。死んだ顔で待っていると先ほどのお姉さんが戻ってきて「これ書いてください」とカードを渡され別のカウンターへ、今度は別のお兄さんが登場、まだあるのか…。滞在の目的とか二人の関係性とか色々聞かれるので答えていると「広州からは出ちゃだめですよ~」の一言、この瞬間勝利を確信しました。力いっぱい「OK!!」と答えると許可証をパスポートにペタリ、本当に良かった…。パスポートを返してもらうと去り際にお兄さんが一言、

「Enjoy Seoul!(ソウル楽しんできて!)」

なんて粋なお兄さんなんだ、僕はこの一言を一生忘れない。

入国成功!

ちょっと泣いた

 17:30 ついに入国成功!連番者と拳を突き合わせてガッツポーズ。普通にちょっと泣いた。
 浸っていたい気持ちはあるけど 19:30に上海公演の配信があるためそれまでにはホテルに着いていたい、即行動開始。現金しか持ってないから鉄道乗るのに苦戦したり(Liyuuちゃんが中国は電子化進んでて財布持たないとか言ってたけどほんとだったんだなあ)色々あったけどどうにかホテルにチェックイン、上海公演の配信を見て明日への期待が高まる。
 このまま寝るのも勿体ないので夜の広州を少し観光することに、広州タワーへ向かう。広州タワーすげえ!って近づくと何やら光害みたいにめっちゃ光ってる人たちがいっぱい。

ライブ会場で振るのはやめましょう

いいお土産が買えました。こんな感じで夜の広州を4時間ほど徘徊して終了。この日飲んだビールは人生でトップクラスに美味しかった。

ついにコンサート当日

開場まで

 5/14 (日) そして迎えたコンサート当日、といっても開演はだいぶ遅いので物販開始までは適当に広州を観光、昨日登れなかった広州タワーに登ったり広州グルメを味わったりした後会場へ。

ついにここまでたどり着いた…

 本当に来れたんだなと感慨にふけりつつ物販に並ぶ、めちゃめちゃ人いるけど買えるのかな…。並んでいると近くにいた中国人が「日本から来たんですか?」と話しかけてくる、たぶん日本語で連番者と会話してたからだろう。どうやら彼は日本語を勉強中のようで、カタコトの日本語で「わざわざ日本から来たんですか?凄いです」と言ってくれた、あったかいなあ…。他にも「Liella!の推しは誰ですか?」とか色々話しかけてくれた、ラブライブ!は世界共通言語。やっぱりみんな可可ちゃん推しみたいだった、ちなみに僕は平安名すみれちゃん推しです。
 ちなみにこの時物販が中々アレで途中で物販列が入場列に変わったりして色々カオスでした、アナウンスも中国語なので状況が掴めなかったけどフォロワーが随時状況を教えてくれた。こういう細かいところでも色んな人に助けられたなあ。

コンサートレポ(感想)!

開演まで

 そして遂に入場、これだけ苦労して参加する推しの凱旋ライブ、どんな気持ちになるんだろう…。ワクワクしながら待っているとまた近くの中国人が日本語で色々話しかけてくれる、中国鯉友日本語標準装備なの強すぎる…。物販の関係でかなり押してたので時間になっても中々始まらない、連番者や近くの人と雑談してると目を疑う光景が…!

※イメージ画像です、会場内は撮影禁止

オタクが投げた可可ちゃんが飛んでいる…!しかも一体どころではなく何体も、これは久々にすごい現場に来てしまったぜ…。しかもみんなめっちゃ爆笑している。笑い半分ドン引き半分で眺めていると近くの人が一言、

「日本は開演前はこんな感じじゃないんですか?」

いや、僕も色々な現場見てきて色々受け入れられる方ではあるけどここまで終わってるのは中々ない、他にもYellowのインストにMIX入れたりやりたい放題、いや~凄いライブになりそうだな!一抹の不安を覚えつつ始まるのを待つのであった…

M1. OPEN UP , M2. TRUE FOOL LOVE

 そして遂に始まったコンサート、1曲目は最新アルバムの表題曲OPEN UP。いきなり「Get up & open up!」、「Wake up & go for love!」の凄まじい一体感の掛け声、日本のLiyuuちゃんのコンサートだと掛け声とかコールは結構控えめだったので最初は圧倒されました。こっちも負けじといっぱい叫ぶ、楽しかったなあ。TRUE FOOL LOVEもLiyuuちゃんの曲の中ではアップテンポな曲でもあって凄い盛り上がり、この2曲で中国のライブの雰囲気が少しわかったような気がしました。今回は思いっきり盛り上がるぞ!!

MC1

  2曲終えて既に汗が凄い…。ここでMCに入ります。当たり前だけど全編MCは中国語、当然のことなんだけどいつも日本語でMCをしているLiyuuちゃんを見ていたからなんか不思議な気持ちになりました。中国語で話してるLiyuuちゃん生き生きしてるな~と眺めていると近くにいた初対面の中国人鯉友が「今Liyuuさんはこう話してました!」と頑張って日本語訳してくれた。まじで中国鯉友優しすぎるな…と感動。

M3. Yellow ~ M6. 花鳥風月

 ここからは暫くバラードゾーン、ここまで色んなことがあったなあとLiyuuちゃんの歌を聴きながら物思いに耽ってました。やっぱりLiyuuちゃんのバラードは本当に歌声が綺麗で大好きなんですよね。歌っているときの表情も込みで。特に遠く離れた故郷や大切な人への思いを歌った花鳥風月を中国で聞けたことは忘れられないです。中国の鯉友もみんな聞き入ってました。流石に本番でYellowにMIXは入れてなかった。安心。

M7.ミラールージュ, M8.Lemonade (中国語ver)

 中国語での歌唱、とても期待してたコーナーなので楽しみにしていました。中国語の歌って聞き心地が凄くいいんですよね。ミラールージュは流石の表現力でした、やっぱり母国語だと気持ちを乗せやすいのかなあ。そして始まるLemonade、オシャレなサウンドで大好きな曲、日本だとLiyuuちゃんの歌声にみんな聞き入っている曲なのですが今回はサビの部分でみんなで「Come with me , Come with me」の大合唱、それを聴いたLiyuuちゃんの嬉しそうな表情が凄く印象的でした。みんなで作り上げる空間が凄くあったかくてちょっと泣きそうになりました。今回のコンサートで一番感動した曲かもしれない。

M9.Endless Vacation, M10. カルペ・ディエム 

 次はEndless Vacation、僕が一番大好きな曲。この曲も日本だと結構みんなおとなしめに聞いてる曲なのですが、サビの「忘れられないないないないない」のところでみんなで声出し。この時Liyuuちゃんが2ndコンサートツアーの前にやっていたインスタライブを思い出しました。「今回は初の声出しライブ、どんなところでコールして欲しいですか?」という問いに対してLiyuuちゃんの回答、「Endless Vacationのないないないとかいいんじゃないかな~」。これを聞いたとき本当か??と正直思いました。Liyuuちゃんが声出しライブを本当に楽しみにしていて、凱旋公演と並ぶ夢だったのは知っていたけど声出しが合う曲と合わない曲があるんじゃないかなあと。でもここではみんな歌っていたし、Liyuuちゃんは凄く楽しそうだった。そして実際みんなと声出しして凄く楽しかった。Liyuuちゃんが見たかった現場ってこういう空間だったのかなあって、少しだけわかったような気がしました。

M11. Cherish

 Liyuuちゃんのライブでも屈指の人気曲 Cherish、「Check check check」の指を振る振付が印象的で日本では振りコピの定番曲。いつものように振りコピしつつ周りを見ると…。誰もやってない!!いや日本でも全員がやってるわけじゃないけどマジで誰もやっていない。中国って振りコピ文化ないんですかね、ここでも国の違いを感じました。

M12.ルルカワイマ ~ M14.ミルクキャンディ

 ライブも遂に終盤、凄まじい盛り上がりでした。MCもありましたが中国語なので割愛() 中国語勉強したいなあと思いつつ中々実行に移せない…
 ミルクキャンディの「君が好きです」でオタクがみんな死ぬのは万国共通らしい、Liyuuちゃんがちょっと照れてる感じの凄くいい表情してたなあ。

アンコール

 割れんばかりの拍手からのアンコール、中国でもアンコールはアンコールって言うんですね。中国の鯉友に負けないぞという気持ちで全力で叫びました。そして暫くすると会場の様子が…

「Liyuu!Liyuu!Liyuu!Liyuu!」

自然とアンコールはLiyuuコールに、なんかいいなあこういうの…。最終的には近くの鯉友が肩を組んできて一緒にLiyuuコール、国を超えて一つになったなと思えた瞬間でした(大袈裟)。

EN1. すずめ,  EN2. 可愛くてごめん

 そして始まったアンコール、上海のセトリは聞いていたのでカバー曲コーナーは凄く楽しみにしていました。日本だともうカバー曲をイベントでやる機会は全然なかったので特別感がすごい。推しの可愛くてごめんは流石に悶えてた。

EN3. 愛你

 3曲目は Liyuuちゃんが憧れていた歌手、王心凌さんのカバー。イントロから明らかに周りの空気が変わったのを感じました。終演後に中国の鯉友と話したときに教えた貰ったのですが、この曲は中国では国民的超有名な曲らしい。ずっと客席でみんなが合唱して、Liyuuちゃんも凄く嬉しそうにしていて、会場すべてが一つになるまさにライブのフィナーレに相応しい空間でした。Liyuuちゃんが中国のみんなと一緒に歌いたくて、この曲を選んだのかなあって思いました。もしもまたこの曲をLiyuuちゃんが歌う時が来たら、その時は僕も一緒に歌いたいな。とてもいい曲なのでみんな一度聞いてみてください。

EN4. Magic Words

 そして遂に最後の曲Magic Words、最後に故郷のみんなへデビュー曲を届けるの熱いなあ。色々あったけどいいライブだったなあとしみじみ聴いてました。ちなみに誰も跳んでる人がいなかった。中国は跳ぶ文化もないのかな。

終演後

エンカとか色々

最高のコンサートだった

 いや~本当に来てよかった!!始まるときはどうなることかと思ったけど!!退場するときにMCを訳してくれた鯉友にお礼を言って別れました。あなたのことはずっと忘れません。会場を出た後はいつか中国に行ったときに会おうと約束してたフォロワー達に挨拶しに行きました。まさかこんなに早く会うことになるとは…。実際にお話できて嬉しかったです。これからは中国でもいっぱいイベントあるといいなあ。

お土産貰いました、大事にします

打ち上げとか

お疲れ様でした

 日本から来た鯉友たちと5人で打ち上げしました。中国で火鍋を食べてみたいと思っていたのでありつけて感謝。流石に日本から駆け付けた人は中々濃い人ばかりなのでLiyuuちゃんのこと色々話せて楽しかったです。ちなみに僕と連番者以外の3人は普通にビザ持ってました。これが格差ってやつか。

家に帰るまでがライブです

 余韻に浸っていたいところだけどライブは帰るまでがライブ、今回は特にそう。疲れ切った肉体に鞭を打って空港へ向かう。広州の街にお別れするときは少し寂しくなりました。また来たいなあ。
 入国の時と違って広州→韓国はスムーズでした。韓国に着いても特に何事もなく入国。トランジットビザで来たことについて色々聞かれるかなあと少しドキドキしていたけど特に何もありませんでした。仁川空港を散策したり韓国料理を食べた後日本行の飛行機へ、そして…

ただいま!

こうして僕の中国遠征は無事幕を閉じたのでした。

おわりに

 今回の中国遠征は本当に色々な人に助けられました。中国行くために一緒に頑張ってくれた人、トランジットビザについて情報をくれた人、チケット取るために協力してくれた人、応援してくれたり相談に乗ってくれた人、中国でも色んな人が助けてくれました。本当に感謝でいっぱいです、ありがとうございます。
 推しの故郷の国でのライブに参加して、その国でのライブの空気感を肌で感じることができて、Liyuuちゃんのことをもっと知れたような気がしました。日本のLiyuuちゃん現場とは全く違う雰囲気だったけどいい意味で自由で、でも一体感があって、みんなでコンサートを作り上げてるなって感じました。Liyuuちゃんがあれだけライブで声出しを楽しみにしていたこと、その理由が少しわかった気がしました。中国の鯉友でいっぱいだったあの空間だからこそ感じられたことだと思います。そこに混ぜて貰えたこと、本当に貴重な体験でした。
 そして中国のこともっと好きになりました!観光は楽しかったし食べ物も美味しい、何より本当にいい人達ばかり!知り合いもいっぱい増えました。また遊びに行きたいなあ。今度は日本の鯉友みんなで一緒に行きたい。もちろんビザありで…
 最後に、ここまで読んでくれたみなさまありがとうございました。これを読んで少しでも楽しんでくれていたら嬉しいです。そして色んな経験をさせてくれるLiyuuちゃん、本当にありがとう。最高の推しです。これからも応援します! 

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