台湾政治大学の複雑怪奇な単位申請システム
2019/08/25(FC2「ほんわかすーた まブログ」から)
皆さんこんばんは\(^o^)/
楽しい夏休みがあっという間に過ぎ去ろうとしています。
過ぎ去りつつある八月の出来事の中から、台湾の大学(政治大学)の複雑極まりない単位申請システムについて、詳しくレポートしたいと思います。
私の大学では、卒業するために128単位履修しなければいけません。さらに、一般教養科目を28~32単位、学科内選択科目を20単位以上、学科外選択科目を32単位以上、専門必修科目を22~31単位履修する必要があります。
単位申請のプロセスは、2段階に分かれていて、8月19~22日に第一段階、8月26~28日に第二段階が行われます。
第一段階では、学科内選択科目と学科外選択科目を申請します。
第二段階では、一般教養科目を選択します。
人気の科目は、定員よりも多くの志望者が申請してくるので、選抜ルールがあり、そのルールは科目ごとに異なります。
仮に私の取りたい科目Aの定員が100人、志望者が150人いたとします。150人のうちどの100人を選ぶかは、志願順位→所属学科→所持ポイントの順に決定されます。
この科目を第一志望とした人が80人、第二志望とした人が70人いたとすると、まず前者は全員選ばれます。
次に、後者の70人の所属学科を見て、その科目で優先される学科の学生を選んで行きます。(優先学科は各科目によって異なる)
たとえば、国際関係論(一)の学科優先順位は、国際関係学科→外交学科→その他の学科なので、70人の内、10人が国際関係学科、20人が外交学科、残りが他学科だった場合、最初の10人は無条件で選ばれます。そして残りの10人の枠を20人が競うことになります。ここで、ポイント登場。そう、このポイントがまたややこしいのです。
大学一年生はまず入学時に500ポイントをゲットします。期末時に自分の受けた授業のアンケートに答えると、ボーナスポイントをゲットすることができます。
なので、順当にいけば、学年があがるにつれてポイントが加算されていきます。つまり、ポイントの少ない新一年生のすーたまは、人気科目の奪い合いにおいては、かなーり不利なのです。
ここまでジンたま(すーたまの父)と色々調べながらブログを書いていたら、4時間が過ぎていました。\(^o^)/
この分だと完全に理解する前に授業が始まってしまいそうです(゚△゚;ノ)ノ恐るべし台湾の大学単位申請システム・・・
さて、最後に私の大学一年生前期の目標を皆様にお伝えしましょう。
1、一年次後期に教職専門課程選抜生に選ばれるため、成績を上位30%に保つ。
2、交換留学に必要な情報(先輩の交換留学経験、選考基準、面接対策)を集め、戦略を練る。
3、3年次に交換留学を実現させるため、必要十分な学科内成績をキープする。
4、3のために、単位は必要最低限だけ取る。
5、3のために、高得点を取りやすい授業を探す。
6、目標達成に無関係な活動やイベント(バリバリ楽しめるような気もするが)には、極力参加しない。
なんだか高校四年生のような・・・(゚∀゚)
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