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オーダー表、見忘れました。

2015/07/06(FC2「ほんわかすーた まブログ」から)

2カ月ほど前、我が家の前の通りを隔てた向こう側に、台湾で有名な焼き餃子のチェーン店がオープンしました。

その名は八方雲集

最近週末のお昼ご飯はここの焼き餃子と決めています。

一昨日、そのお店にお父さんと二人で入り、いつものように焼き餃子25個をテイクアウトで注文しました。

注文を受けてから作るシステムなのでしばらく待たなければならないのです。なので私たちはその合間に徒歩3分程のセブンイレブンまで歩いて行き、私のお気に入りの「チョコレートミルク」というドリンクを買いに行きました。

先週と先々週もチョコレートミルクを同じ場所のセブンイレブンで頼んだのですが、いずれも売り切れ

今週ようやく晴れて念願のチョコレートミルクをゲット。

その後ルンルン気分で餃子屋さんに戻り、焼きたてのホクホク餃子を受け取ろうとしたその時。

「あ、お客さん!悪いんだけど、オーダー表見落としてました!今から作るからもうしばらく待っててください!

ブチ

(↑父の頭の中で何かが切れた音。)

おそるおそる父の顔を覗き見ると、鬼のような形相をして血走った眼を店員に向けていました。
なんちゃって〜。私の父はこんなに怖くありませんよー。

しかし父の無言の圧力にも関わらず台湾人の店員は何食わぬ顔で平然と餃子を焼き続けていました

日本ではこんなことはありえない!!

もしこんなことが起きたら餃子一個サービスするとかして誠意を見せるのが普通だろー!

てかそもそもバカ正直にオーダー表見落としてたとか言わねーだろー!

そして怒りを抑えながら待つこと15分。

店員さんが餃子を焼き終え、申し訳なさそうに私たちにできたての餃子の入ったパックを手渡してくれました。

と同時にその店員さんが父に差し出した一枚の紙。

おっ

次回のサービス券か。

話の分かる店員じゃないか。

「これはお店の名刺です。ここに電話番号があるので、次からは予めここに電話して注文をしておくといいですよ。」

ピキ

↑父の頭の中でネジがとんだ音

父曰く、次からもうここで餃子食べない。

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